小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

アルコール度数、塩、タレ、トッピングまでカスタムできる!外食DXのパイオニア店「焼き鳥IPPON」潜入レポート

2021.10.29

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術の進歩による生活やビジネスの「変革」を指す。映画やドラマ視聴のサブスク「Netflix」や民泊サービスの「Airbnb」など、すでに私たちの身の回りはさまざまなDXで溢れている。

そんな最中、タブレットで顧客自身が注文する飲食店も増えてきたように外食業界もデジタル化の進歩が著しい。飲食事業の経営・企画・運営を行う株式会社ダイヤモンドダイニングは、これまでの常識を覆すDXを取り入れた新業態店舗『焼鳥IPPON(ヤキトリイッポン)』を大崎にグランドオープンした。

同店舗はフードテック企業の株式会社トレタとタッグを組み、顧客が自身のスマホから注文する店内モバイルオーダー「トレタO/X」を導入することで、従来の飲食店利用時に感じていた不便さの解消を目指す。新たな利便性、快適性を検証すべく、今回筆者は実際に顧客としてお店へ足を運んだ。

大崎から駅直結!店内は洗練された和モダンな空間

大崎の駅直結ビルの中にある焼鳥IPPON。下町にあるような大衆酒場を連想させる焼き鳥屋のイメージとは異なり、洗練された和モダンな雰囲気だ。

店内はテーブル席と中央のカウンター席に分かれている。カウンター席なら一人飲みもできそう。

席につくとメニュー閲覧用のQRコードが配られる。自身のスマートフォンでメニューを見れるのは、複数人で来た時にそれぞれが好きなタイミングで注文できるので便利だろう。wifiまで完備されているので、通信料がかかる心配もない。

「価格変動制」で割引率が変わる!フードロス対策にも

QRコードを読み取りお酒のメニューを開こうとすると、なんとドリンクが10%オフの割引価格に。焼鳥IPPONでは、曜日と時間帯によって価格が変動する「ダイナミックプライシング」(価格変動制)を導入しているとのこと。

飲食店でメニューの価格が変動するのはなかなか想像しにくいが、航空券やホテルの宿泊料金が日程によって変動するのをイメージすると理解しやすい。

旅行業界でシーズンオフやオンシーズンがあるように、飲食店も混雑度に応じて価格が変動する仕組みがあってもいいだろうという考えのもと、混雑してくるピークタイムは通常価格で提供し、空席の多い時間帯はリーズナブルな価格で楽しめるようになっている。需要が平準化すれば仕入れを効率化してフードロスをなくすことも期待できるので、この価格変動制は顧客もお店もみんながウィンウィンになれるポテンシャルを秘めているのだ。

アルコール度数や塩・タレまで「カスタマイズ」できる

ちょっとお得な気分になれたところで早速レモンサワーを注文しようとすると、もしやこれはアルコール度数やトッピングまで選べるのではないか?

フローズンや塩漬け込みのレモンが選べたり、ハチミツ、ジンジャーなどのアクセントまで加えられたりと、バリエーションが豊富なのでカスタマイズが楽しい。デートで女性をお連れしたら楽しんでくれそうだ。そして何より、お酒好きの筆者にとってはアルコール度数が選べるのがとてもありがたい。

食べ物のメニューもサラダはベースの上に3品までトッピングを選べ、焼き鳥は塩かたれの味付けを選択できる。ラーメンはスープの味と麺の太さを決められるようだ。

焼き鳥IPPONでは一人ひとりに寄り添った「体験」の提供を大切にしているため、あらゆるメニューが自分好みにカスタマイズできるようになっている。将来的にはそれぞれの顧客ごとに最適なメニューを表示できるよう、よりシステムを進化させていくそう。パーソナライズされた注文ができるのはこのお店の魅力の一つだ。

お会計は完全キャッシュレスで「個別会計」が可能

複数人で食事をした際に、ワリカンがめんどうなお会計。通常の飲食店はテーブル単位でのお会計だが、焼き鳥IPPONの場合はそもそもワリカンの概念がなく、各自のスマホでそれぞれが支払いを済ませる個別注文・個別会計スタイル。

現金での支払いはできないが、クレジットカードやApple Pay、Google Payなどで支払うことができる。

例えば会社の上司と飲みに来ても、それぞれが自分の分だけ払えばいいので余計な気を使わなくて済むのはありがたい。人によって飲んだお酒の杯数が異なっても少なかった人が損をする心配がなく、先に一人だけ抜けて帰る時も自分の分だけ支払えばいいのでスマートだ。

このように、メニューの注文も味の好みが人と違う時に気を遣って合わせる必要はなく、お会計も個別なので誰かが損をすることもない。焼き鳥IPPONは、「パーソナライズ」することによって今まで飲食店利用時に人々が感じていた不便さや不満さを克服したお店だと言える。

今後の課題は中高年層にデジタル化が浸透するか

オーダーやお会計がデジタル化していると聞くと一見人の温かみがないように感じるかもしれないが、焼き鳥IPPONは料理やお酒や提供時のサービスにも力を入れている。「おもてなし」とデジタル化による利便性・快適性の両方の実現を目指しているそうだが、デジタルに対してはまだまだ格差のある日本社会。

株式会社ダイヤモンドダイニング 第一営業本部 第三事業部 事業部長の長瀬さんによると、大崎という立地から平日は中高年層のサラリーマンが多く来店するそうだが、中にはモバイルオーダーへの煩わしさを感じている人もいると言う。実際に筆者もお店へ伺った時、座っている席の近くで「小さくて字が読めない」と嘆いている人の姿があった。

使いこなせば便利で快適なシステム。これまでにない、新たな「体験」を提供しようと立ち上がった人々の思いが顧客に伝わることを願う。

取材・文/ゆりどん

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年11月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「自撮り棒一体型スマホ三脚」! 特集は「今聴くべき、ラジオと音声コンテンツ」、「家電進化論2022」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。