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どう進化した?自社開発プロセッサーを搭載したGoogleの純正スマホ「Pixel 6/6 Pro」

2021.10.20

ソフトウエア/ハードウエアの両方をアップルが手掛ける「iPhone」に対し、「Androidスマートフォン」は、グーグルが提供する「Android OS」を各メーカーが使用し、デバイスを開発しているため、多数のモデルが市場に存在しています。

そんな中、ソフト/ハードともにグーグルが開発する、“Androidの中のiPhone”的製品が「Pixel」シリーズです。2021年10月28日の発売が発表された、最新の「Pixel 6/6 Pro」は、シリーズ初の「自社開発プロセッサ」を搭載し、より“純正Androidスマホ”としての独自性を突き詰めた製品。詳しい情報を確認していきましょう。

“ミドルハイ”スペックの「Pixel 6」とハイエンドクラスの「Pixel 6 Pro」

「Pixel 6」は、ディスプレイが6.4インチのFHD+、1秒間に画面が書き換わる回数を示すリフレッシュレートは60Hz~90Hzに対応しました。メモリは8GB、ストレージは128GB/256GBとなっており、バッテリーは4614mAhと比較的大き目です。

背面カメラは50MPのメインカメラと12MPの超広角カメラの2眼構成。インカメラは8MPとなっています。ナイトビジョンモードでは、メインセンサーに取り込む光量が「Pixel 5」から150%も増えています。また、4Kでの動画撮影にも対応しました。

カメラ機能として面白いのが、「消しゴムマジック」機能。上の写真のように、写りこんでしまった通行人などを撮影後に簡単に消せる機能となっており、ユーザーが何を消したいかをAIが判別、補正してくれるようになっています。また、うまくAIが修正案を出せなかった場合でも、気になる部分をユーザーが選択して修正することもできます。

また、「モーションモード」では、動きのある被写体、自転車や滝などをあえて動きのあるように、ピントを合わせながら躍動感を持った写真として撮影できる機能。子供やペットの撮影をする際にも使えそうな機能です。

本体カラーは「Stormy Black」「Sorta Seafoam」「Kinda Coral」の3色。生き生きとしてユニークなデザイン/カラーを提供します。

「Pixel 6」は「スマートフォンで少しずつ、すべてを適切な量こなせる端末」をコンセプトに作られているとのことで、構成を見ても“ミドルハイ”程度のスペックを持っていることがわかります。

フラグシップモデルとして発売される「Pixel 6 Pro」は、ディスプレイが6.7インチのQHD+ OLEDとなっており、リフレッシュレートは10Hz~120Hzの可変式。メモリは12GB、ストレージは128GB/256GBで、バッテリーは5003mAhと大容量。

背面カメラは「Pixel 6」の50MPメインカメラ/12MP超広角カメラに加え、48MP・4倍の光学ズームに対応した望遠カメラを搭載。インカメラは11MPの超広角カメラで、94度と広い画角での自撮り撮影が可能です。

また、「Pixel 6」は5Gの“Sub 6”のみの対応ですが、「Pixel 6 Pro」ではSub6に加えて、より高速で大容量の通信が可能となる“ミリ波”に対応。発売当初はKDDI/ソフトバンクの周波数帯のみでミリ波の受信が可能ですが、アップデートを通じて他の通信会社のミリ波にも対応していく予定です。

本体は「Pixel 6」よりも高級感を演出するために、ジュエリーや腕時計からインスピレーションを受け、メタルユニボディを採用。カラーは「Stormy Black」「Cloudy White」「Sorta Sunny」の3色です。

「Pixel 6 Pro」はフラグシップモデルらしく「最も高度なテクノロジーが欲しい人」向けになっているとのことです。

「Pixel 6/6 Pro」の両端末ともに、従来のPixelシリーズから大きくデザインを変更しました。従来は背面左上にカメラユニット、中央部に指紋認証センサーを搭載する形でしたが、新端末では横一線に“カメラバー”を配置、指紋認証センサーはディスプレイ内での認証に移動しています。

また、両モデルともに、IP68準拠の防水/防塵性能を搭載。おサイフケータイ機能の利用も可能となっています。

グーグルは、“カメラバー”のデザインに加え、形状から素材、システムUIも含めて、パーソナルかつ流れるような携帯端末上の体験を、デバイス全体で感じられるように再設計したと話しています。

また、両モデルともに5年間のセキュリティアップデートに対応。Androidスマートフォンは各メーカーから発売されるという性質上、2~3年でアップデートに対応しなくなることも珍しくないので、これは嬉しいポイントです。

“純正Android”らしく「Pixel 6/6 Pro」に最適化された「Android 12」を搭載

「Android OS」はオープンソースのソフトウエアなので、各メーカーが自由に自社のスマートフォンに搭載することができます。これがAndroidスマートフォンの多様性に繋がっているのですが、「Pixel 6/6 Pro」および、初期搭載OSとなる「Android 12」では、グーグルのソフトウエアチームとハードウエアチームが綿密に話し合いを重ねて開発を行っていったとのこと。

そのため、色や形状、ディスプレイ内の動きなども流動的でシームレスな連携が行えるとのこと。ソフト/ハードともにアップルが開発する「iPhone」シリーズのような、シンプルでわかりやすい操作感に期待ができます。

「Pixel 6/6 Pro」とAndroid 12にて利用できる機能は複数あります。特徴的なのが「音声認識機能」で、音声入力とタッチ操作を組み合わせることで、より直感的な入力が可能になったとのこと。

また、「リアルタイム翻訳」機能も強化されています。音声を翻訳するだけでなく、届いたテキストをリアルタイムに翻訳したり、撮影した画像内の文字を翻訳する機能も利用できます。

レコーダーアプリでは、リアルタイムでの文字起こしに対応しています。収録している音楽や拍手といった音を認識することが可能で、録音した内容からキーワード検索なども行えます。

一番の注目ポイントは自社開発プロセッサ「Google Tensor」

発表/発売前から「Pixel 6/6 Pro」が注目を集めていた要因の1つが、シリーズ初の自社開発プロセッサ「Google Tensor」を搭載することを公表していたためです。自社開発プロセッサを搭載しているスマートフォンといえば、iPhoneをはじめGalaxy(グローバルモデルの一部)やHUAWEIが思いつきますが、まだまだ数が少ないのも事実でしょう。

「Google Tensor」を搭載するにあたり、グーグルは「Pixel 6/6 Pro」を“5年続くPixelシリーズ最大のイノベーション”としています。

「Google Tensor」はグーグルのマシンラーニングにおいて最適化できるようにデザインされているとのことで、実は「Pixel 3」が市場で展開されている時期から開発を進めてきたものだといいます。

プロセッサに組み込まれるTPU(機械学習に特化した集積回路)は、グーグルの研究のためにカスタムメイドしたものを採用。画像信号処理は、主要なアルゴリズムを直接プロセッサに組み込むことで、電力の効率化が図られています。

CPUクラスターは2+2+4の構成。2つの「ARM X1コア」を内蔵しています。GPUは20コアを内蔵することで、高度なグラフィック処理が求められるアプリゲームなどをプレイしても、快適な操作感が得られるとのことです。

また、消費電力を抑えるように設計されているため、「Now Playing」機能や「Always on display」といった機能を常に起動していても、長時間バッテリーが駆動するようになっています。

「Google Tensor」のCPU/GPUは過去のPixelシリーズと比較してスピーディーになっていますが、ベンチマークスコアが直接ユーザー体験に繋がるわけではないとグーグルは話しています。今回自社開発プロセッサを搭載するにあたり、これまでできなかった新たな体験をユーザーに提供することを目的としています。

また、「Google Tensor」ではセキュリティ機能に重きを置いており、「Pixel 6/6 Pro」にはセキュリティコアが組み込まれています。搭載チップにセキュリティコアを組み込むことで、アプリのプロセッサとは別軸での防衛が可能。より安心して運用できるようになっています。

プロセッサの構成やセキュリティ機能についてはわかりましたが、新開発のプロセッサということもあり、操作感や省電力能力については、実際に試してみないと未知数。ここは続報をお待ちいただければと思います。

注目の新機能満載の「Pixel 6/6 Pro」気になる販売経路・価格は?

自社開発プロセッサや新機能をふんだんに詰め込んだ「Pixel 6/6 Pro」。気になるのは販売経路や価格でしょう。

「Pixel 6」はGoogle Storeでの販売価格が7万4800円~で、日本キャリアとしてはau/ソフトバンクでも取り扱われます。「Pixel 6 Pro」はGoogle Storeで11万6600円~、日本キャリアとしてはソフトバンクの専売となります。専用のケースは3630円で販売されます。

両端末ともに予約の開始は2021年10月20日、発売日は2021年10月28日となっています。

取材・文/佐藤文彦

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