https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/10/introducing-the-next-generation-of-airpods/
米アップルは日本時間10月19日にオンラインイベント開催した。発表の目玉は新型プロセッサを搭載した「MacBook Pro(2021)」だったが、同時に発表された「AirPods(第3世代)」や「HomePods mini」の新色、そして「Apple Music Voiceプラン」をここでは紹介しよう。
デザインも機能も刷新されたAirPods(第3世代)
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アップルのワイヤレスイヤホンこと「AirPodsシリーズ」に、新たに「AirPods(第3世代)」が追加された。本体デザインは前モデルと比較し、より耳にフィットしやすいカナルタイプへと変更。AirPodsシリーズのアイコンともいえる軸は短くなり、上位モデル「AirPods Pro」と同じ感圧センサーが搭載された。また、内部のサウンドドライバも新設計されている。
サラウンド技術「空間オーディオ」への対応も見逃せない。Apple Musicのような対応サービスの楽曲を再生すれば、音源が自分を取り囲んでいるような体験ができる。また、耳の形に合わせて音を調整する「アダプティブイコライゼーション」にも対応している。
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イヤホン単体だと最大6時間、ケースで充電でしながらだと最大30時間の音楽再生が利用可能。ケースは「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応している。イヤホン本体は耐汗耐水性能を備えており、ランニングなどでも活用できる。さらに、アップルの紛失防止ネットワーク「探す」にも対応した。
AirPods(第3世代)は本日からアップル公式ストアで予約を開始しており、10月26日に発売。価格は2万3800円(以下すべて税込)となっている。
にぎやかなHomePod miniの新色
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小型スマートスピーカー「HomePod mini」では、従来のホワイトとブラックにくわえて新色のオレンジー、イエロー、ブルーが追加された。本体は上部のTouchサーフェスからメッシュ生地、音量アイコン、編み込み電源ケーブルなどが、同色で統一されている。なお、カラーリングによる機能的な違いは存在しない。
HomePod miniの新色は11月から、1万1880円にて販売される。
Siri専用のの音楽配信サービス
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アップルの音楽ストリーミングサービスことApple Musicに、月額480円と最も廉価な「Apple Music Voiceプラン」が追加された。通常プランと視聴できる楽曲やプレイリストに違いはないが、全ての操作に音声アシスタント「Siri」を利用するのが特徴だ。
Apple Music Voiceプランはこの秋の後半から、日本を含む17の国と地域でローンチされる。なお、空間オーディオやロスレスオーディオ、歌詞、ミュージックビデオの利用には通常プランや家族プランへの切り替えが必要となる。
文/塚本直樹