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組織開発のプロが教える人事異動社員のタイプ別受け入れポイント

2021.10.17

リクルートマネジメントソリューションズ「タイプ別!異動者の受け入れポイント」

10 月に入り、人事異動で新たな職場や部署に着任した人も多いだろう。緊急事態宣言が解除されたが、テレワークを継続していたり、対面での歓迎会を控えていたりと、職場に馴染むのに時間がかかっている異動者も少なくないのでは。

リクルートマネジメントソリューションズの調査によれば 2021 年度の人事施策の中で最も優先順位を上げたのは「職場内コミュニケーション強化」(56.4%)となっている。

特に人事異動による転入者や中途入社者は新しい組織に溶け込むことがしづらく、同社にも「オンラインで、相手の人柄がわからずコミュニケーションに気を遣い過ぎてしまう」「仕事の進め方が分からないが相談しづらい」言った悩みが寄せられているという。

異動者が早期に職場に馴染む為には、異動者自身のスキルや心構えのみならず、受け入れ側の配慮も欠かせない。

コロナ禍になり、在宅勤務やオンラインでの会議が浸透する一方で、組織内でのコミュニケーションに対する課題を感じる人も多くいるようだ。

そこで、企業の人材育成や組織開発を支援するリクルートマネジメントソリューションズの専門家が、行動科学を使った「4 つの異動者タイプ」と「タイプ別受け入れのポイント」について解説する。

 「ソーシャルスタイル理論」とは

「ソーシャルスタイル理論」とは、1970 年代にデイビッド・メリル博士らが提唱した理論。人の行動傾向から個々人に対しての適切なコミュニケーション方法を把握するというもので、相手の言動を「感情を表す/抑える」と「意見を主張する/聞く」の 2 つの観点から 4 つのスタイルに分類している。異動者や周囲の人々のソーシャルスタイルを理解することで、スムーズなコミュニケーションが期待できる。

まずは、チェックシートをもとに異動者や自分自身、そして周囲の人々のソーシャルスタイルをチェックしてみよう。特
にスタイルの異なる同士だと、コミュニケーションにギャップが生まれがちなので、相手のスタイルを意識した対応をすることが重要。特に、対角線上のスタイル同士では、すれ違う可能性も高くなる。

ソーシャルスタイル別!傾向と受け入れのポイント

続いて、4 つのソーシャルスタイルの傾向と受け入れのポイントについて解説。

1. アナリティカル(Analytical)

自分からあまり話をせず、詳細な情報を集めてからじっくりと仕事をするスタイル。新しい職場に配属されると、すぐに周囲の人々と打ち解けるのではなく、一定の距離を置きながら時間をかけて相手を少しずつ理解していく人が多い。

このスタイルの異動者を受け入れるポイントは「情報開示」。業務マニュアルや参考情報をできるだけ渡しておくと、安心して業務に取り組めるようになる。一方で、異動者に対して無理な自己開示を迫ることは逆効果ですので注意が必要だ。

2. ドライビング(Driving)

決断が早く、いつも合理的な判断をするものの感情を表に出さないスタイル。新しい職場に配属されると、業務内容や自身への期待を早く理解して、仕事を前に進めたいと考える人が多い。

このスタイルの異動者を受け入れるポイントは「ミッションの明確化」。組織の方針、業務内容、各人の役割などを明確にすると、スピード早く仕事に適応できるようになる。一方で、異動者に対して目的を伝えず、抽象的な説明が続くと、イライラしてしまうこともあるので注意が必要。

3. エミアブル(Amiable)

いつも笑顔で相手の気持ちを大切にし、支援的な行動をとるスタイル。新しい職場に配属されると、まずは自身が受け入れられるように周囲に気遣い、業務以上に人間関係を優先する人が多い。

このスタイルの異動者を受け入れるポイントは「場の安心感」。ちょっとした声がけや、他の部署への紹介など人とのつながりを作ると、喜んで仕事ができるようになる。一方で、一方で、断らないからといって、過度に業務を依頼すると、仕事を抱え込み悩んでしまうことがあるので注意が必要。

4. エクスプレッシブ(Expressive)

話好きでいつも大らか、気持ちが表情に出やすいスタイル。新しい職場に配属されると、自ら周囲に声をかけ、瞬く間に組織に馴染んでいく人が多い。

このスタイルの異動者を受け入れるポイントは「登場場面づくり」。発表やディスカッションなど異動者が自己アピールできる機会を与え、賞賛されるとモチベーションが高まっていく。一方で、異動者に 1 人で黙々と作業をさせると、悶々として仕事の意義ややりがいを感じられなくなることもあるので注意が必要。

このソーシャルスタイル理論は 1 つの便利なツールではあるが、コミュニケーションの基本は「相手の立場に立つ」という気持ちがあってこそ。職場に新しく異動してきた人がいたら、異動者の立場やタイプを理解したうえでコミュニケーションをとることが大切だ。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
コンサルティング部 シニアコンサルタント 松木 知徳氏

2007 年、株式会社リクルートマネジメントソリューションズ入社。コンサルタントとして企業の人材開発・組織開発に従事し、数々の表彰を受ける。テクノロジーや科学的な理論をもとにした科学的な営業組織づくりの支援や従業員のモチベーションの要因を研究し、新サービスの開発、メディアでの執筆活動や企業での講演などを多く行っている。 人工知能を使ったコールセンター装置・プログラムに関する特許を取得。博士(工学)。SBI 大学院大学非常勤講師。尚美学園大学非常勤講師。

関連情報:https://www.recruit-ms.co.jp/

構成/DIME編集部

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