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「本音で語る黒木の言葉で中学受験に悩む親子を導きたい」主演・柳楽優弥さんが語るドラマ『二月の勝者』の見どころ

2021.10.14

テレビドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』(日本テレビ系)が10月16日にスタートする。過熱する中学受験を描いた、シリーズ累計200万部を突破した同名コミック(1~13巻/小学館)の映像化作品だ。

主人公は、新6年生全員を第一志望に合格させると宣言する塾講師・黒木蔵人。圧倒的なカリスマ性、受験知識と戦略を兼ね備え、熾烈な競争にさらされ、試練に次ぐ試練を乗り越える小学生たちを合格まで導いていく。

この黒木を演じるのは、実力派俳優・柳楽優弥さん。現在31歳の彼は、14歳のときに、2004年に映画『誰も知らない』(監督:是枝 裕和)でデビューし、その後も大作に出演。2021年も主演映画作品が続々と公開される。『二月の勝者―絶対合格の教室―』は、そんな彼の7年ぶりのテレビドラマ主演作品。本誌はドラマの撮影がスタートした柳楽さんにお話を伺った。

――16日土曜日22時スタートの主演ドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』は私立中学校受験を描いた作品です。入試に挑むことは、小学生の受験生にとって、人生最大の試練とも言えます。柳楽さんの子供時代の試練はなんでしたか?

柳楽優弥さん(以下・柳楽):小学校時代は、サッカーに夢中になったり、友達と遊んだりしていました。しかし、中学生で俳優になり、14歳のときの主演映画で大きな賞(第57回 カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞を日本人初史上最年少受賞)をいただき、仕事の幅は想像以上の速さで広がっていきました。

試練と言われて思い出すのは、映画『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』での初の海外ロケでしょうか。慣れないタイで、象使いの役だったのですが、そのロケは充実していましたが、大変だったことを覚えています。

実際の試練は、もう少し後で、10代後半から20代前半にかけて僕自身が葛藤していたことです。いただいた作品に対して、自分の能力が追い付いていないことを感じることも多かった。表現の世界には正解がありませんし、作品の数をこなしたからといって、演技が上達するものでもないのでずっと悩んでいたことが試練と言えばそうかもしれません。

――中学受験は問題を解けば正解が得られる。合格・不合格が明快にある世界です。

柳楽:だからこそ、迷走する部分もあると思います。このドラマの撮影に入り、僕自身が黒木蔵人を演じて感じたのは、中学受験というのは迷い、とまどうことが多いということ。

当事者である小学生は成績を上げることに取り組まなければならないし、その親は塾選びをして子供を通わせながら、苦手教科を分析して、個別指導の教室を探す。成績が安定したら、志望校を決めつつ、お金のことも考えなくてはいけない。

多くの親子にとって、それは初めての経験であり、置かれている状況がわからなくなる。そこには悲喜こもごものたくさんのドラマがありますが、やはりとても大変なことだと思います。

――親がいいと思って設定した進路が、子供の性質に合うとは限らないところもあります。

柳楽:そうなんです。でも、ある程度の進路の目安をつけなくてはいけない。子供に対して熱心すぎても、追い込みすぎてもいけませんし、かといって適当に取り組んでほしくもない。この親子で一緒に選択肢を見つけていく難しさというのは、このドラマを通じて伝わると思います。

実際に自分が受験に挑む新6年生の親になったら、黒木先生がいたら心強いと思います。

――柳楽さん演じるカリスマ塾講師・黒木蔵人は、言いにくいことをズバズバ言い、子供の潜在能力を開花させる。それでいて成績が伸びない子を切り捨てて、全員を合格に導いていくという強烈なリーダーでもあります。

柳楽:そういう仕事のスタンスや人柄だから、迷える人々を導けるのかもしれません。彼の言葉には名言が多く、厳しいことを言いますが、その多くが本質を突いている。

人に嫌われることを厭わずに発言する姿に、僕自身が心強さを感じるところもあります。本音を言うことは簡単なことではありません。それが大人であり、人間だとも思います。だから、現実はなかなか黒木のようにはいきませんね。

冷徹な仕事人であり、人間くさい黒木は、原作コミック作品の“いい面”を表す存在。これは言葉にしにくい魅力でもあるので、そこを表現できればいいと思います。

――ところで、大人になった柳楽さんは、続々と話題映画に主演。2017年はNHK『おんな城主 直虎』で大河ドラマ初主演を果たすなど、ある意味“試練”ともいえる仕事を成功させてきました。そのために心がけていることは?

柳楽:健康第一でしょうか。このような世の中になってしまったからこそ、健康が何よりも大切だと思っている人は多いと思います。僕自身、健康に気を配りながら、このドラマ作品に挑んでいます。僕にとってもこの作品には深い思いがあり、自問自答しながら黒木を演じ、いい作品にしていきたいと強く思い続けています。

――柳楽さんはメモを持ち歩き、そこに気付いたことを書くと聞いたことがあります。今、そのメモには何が書かれているのでしょうか?

柳楽:メモはいろんなことを書いていますが、今は目標を書くことが多いです。文字にして、何度も見返すと、現実が目標に追いつきやすいと考えています。

今はドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』をいい作品にするという目標が書かれています。

このドラマは、1年間の延期を経て、撮影が本格的にスタートしました。まずはこのことがとてもうれしいです。しかし、この1年で中学受験業界も変わりました。コロナ禍を経て、中学受験が過熱しているという報道もよく見るようになりました。子育てに悩む受験生の親はもちろん、多くの人の心に届く作品にします。どうぞご期待ください。

柳楽優弥・やぎらゆうや/1990年東京都生まれ。14歳で俳優デビューし、多くの話題作に出演。2021年も映画公開作品は多く、モンゴルやフランスとの合作映画『ターコイズの空の下で』、葛飾北斎の若き日を演じた『HOKUSAI』、そして原子物理学の科学者を演じた『太陽の子』が話題に。NETFLIX映画「浅草キッド」が12月9日全世界同時配信。

 TVドラマ「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」

2021年10月16日(土)より日本テレビ系にて毎週土曜日22:00~
中学受験塾・桜花ゼミナールを舞台に、中学受験に挑む子供たちの努力、親の執念、講師たちの葛藤をコミカルかつリアリティたっぷりに描く。
出演:柳楽優弥、井上真央、加藤シゲアキ、池田鉄洋、瀧内公美、今井隆文、加治将樹、住田萌乃、岸部一徳 ほか
原作:高瀬志帆『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)

最新刊は10月12日発売!

『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』⑬

高瀬志帆著 650円 ビックコミックス(小学館)
舞台はとうとう12月へ。「残りの50日は、人生で5本の指に入るくらい熱い50日です!!」という黒木のもと、受験生たちは2月初旬の受験に向け、最終調整に入る。

https://bigcomicbros.net/work/6358/

取材・文/前川亜紀 撮影/黒石あみ

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