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感染予防対策はマナーに!コロナ禍で変化したプライベートな人間関係の距離感

2021.10.13

コロナ収束への兆し 今後どのように人と接していくのか

9月末で全国の緊急事態宣言やまん延防止重点措置が解除された。新型コロナの感染者数は日に日に減少し、ようやくパンデミック終結の明かりが見えてきたようだ。ほっと一安心している人も多いだろう。

この1年半、私たちは次から次へと起こる危機的状況に対応するのに精一杯だった。ひと息つけたこのタイミングで、この間私たちに起きたメンタルの変化を振り返ってみたい。人間関係編とトレンド編に分け、今回は人間関係編をお届けする。

感染予防対策がマナーのひとつに

筆者にとって最も印象的だったのは、日本人のマナーが大きく変化を遂げたことだった。以下、筆者が直接体験したり、身辺で見聞きした例を挙げてみる。

・できるだけ直接会うほうが丁寧とされていたのが、「大切なあなたに感染のリスクを負わせないためにオンラインで」となった

・書類の押印(あれは本来、本人性の証明にあたって法的根拠はないらしい!)を重んじていたのが、「感染のリスクを背負ってやるほどのものでもない」と省く空気が強まった

・握手が感染のきっかけとなるのを避けるため、腕でのハイタッチなどに切り替える人が出た

・会話するときに十分なソーシャルディスタンスを設ける人のほうが好印象を得られることが多くなった

・人を迎えるにあたり、マスク・換気・消毒液の設置などの感染対策をしていることをアピールするのが通例となった

マナーには形骸化したものや過剰なものも今までなんとなく慣習で保たれてきたが、多くの人の生命の危機が発生するにあたり、「背に腹はかえられぬ」といった感じで皆が大急ぎで変わっていったように見える。

コロナ婚・コロナ離婚の発生

コロナ禍では「家族以外ではソーシャルディスタンスをとってマスクを」「できるだけ外出しない」といった生活習慣が半ば強制された。また、在宅療養の可能性を考えると一人で暮らすことに不安を覚える人も増えた。このため、以前ならば独身生活に満足していた人が無性に家族が欲しくなり、婚活を始めるケースが増加している。

自然な出会いの減少や経済の停滞の影響か、婚姻の総数自体は減っているものの、お見合いによる結婚は大幅に増えている。日本結婚相談所連盟の調査では、お見合いでの成婚件数は過去最高で4万件を超えた。

芸能人の結婚でも、コロナ禍の外出制限やマスク着用のせいでまったく交際を報じられていなかった人たちが突然結婚を発表するケースが増えている。個人的には、星野源さんと新垣結衣さんの結婚は爽やかでおめでたすぎて、コロナ禍でふさぎ込んだ心にとって一服の清涼剤となった。

一方で、コロナ離婚と呼べるケースも増えている。日中は互いに仕事に出たりしていて顔を合わせずに済み、子どもも保育園や学校へ行ったり自由に出かけたりしていたから回っていた家庭生活が、ステイホームや失職のせいでバランスがとれなくなって離婚するケース、感染予防に対する主義信条が異なることから溝ができてしまって離婚に至るケースもある。

プライベートな人間関係の問い直しが起こった

コロナ婚・コロナ離婚にも言えることだが、コロナ禍は私たちのプライベートな人間関係の距離感にも大きく影響を与えた。以前なら「この人とはあまりつきあいたくないけど事を荒立てたくないから…」などとなんとなくつきあっていたような相手について、「互いを命のリスクに晒してまで会うべき相手か?」と考える瞬間が生まれてしまったように思う。

この結果、もともと良好な関係を築けていた相手とはより親密に、微妙な関係性だった相手とはより疎遠になるようになったのが、コロナ禍以降の人間関係の特徴だろう。

筆者にも、「この人とならマスクを外して会食したい」という相手がいる一方で「この人のお誘いは適当に理由をつけて断っておこうかな…」という相手がいる。

趣味の飲みの誘い、子ども関係の付き合い… なんとなく続けていたストレスフルな付き合いから解放されて気軽になった人もいれば、窮屈で嫌だという人もいるだろう。

筆者はいわゆる陰キャのコミュ障なので、正直言ってこれぐらい理詰めで人と距離をとる世界のほうが心地よかったりもする。あなたやあなたの周囲ではどうだろうか。

ウィズコロナ、またはコロナ後の人間関係は

これから私たちの人間関係はどうなっていくのだろうか。

コロナ禍のインパクトはあまりに大きかった。私たちの命に関わる事態だったため、多くのことが変化を強いられたのだ。

おそらく、これから私たちの人間関係のありさまがコロナ前と全く同じに戻ることはない。心のどこかに常にうっすらと感染対策のことを置きながら、それでも人と接しようとする社会… それがどんなものになるのか、いろいろと試行錯誤しながら注視していきたいものだ。

文/ヒルダ
自身の豆腐メンタルを克服しようと情報を集めまくっているうちにやたらとメンタルヘルスに詳しくなってしまったライター。

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