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「ここで働く人は皆、お客様の立場になって考えながら働いています。毎日が感動の連続です」サウナセンター・高橋さん

2021.09.29

サウナの女神たち 第一回 サウナセンター 高橋さん

--はじまりました、新シリーズ!!

 サウナ業界で働く女性にスポットを当てる当企画。

 その第一回は、東京一の老舗にして今なお東京のトップを走る名サウナ中の名サウナ。鶯谷は『サウナセンター』でフロント業務に携わる高橋さんにお話伺ってまいりました!

「下の子が中学に入って……あ、今はもう高校生になったんですけど……」

--そんな大きなお子様がいらっしゃったとは……。当初は年齢もお伺いしようと思ってたんですが、この時点で、年齢はお伺いしないことにしました。ということで高橋さんのお話、ここから本格的にはじまります。

サウナの魅力を知りたくて、ママ友とサウナへ

 そのコが中学に入って時間に余裕もできたので、上野近辺でなにか仕事はないかな~と探してたんです。そんな時にたまたまコチラの前を車で通って『サウナセンター』っていう看板を見かけて。今の白地に赤文字の看板とは違う、白地に黒く『サウナセンター大泉』って書かれた看板だったんですけど、気になってまして。

 そうしたら、その看板を見た後にたまたま見た求人雑誌に、そこの求人が載ってるじゃないですか!

 それで電話したら、

「大丈夫」

 っていうことになって、働きはじめたという話なんですけど。ですから働きはじめて5~6年ですね。

 実はそれまでサウナって入ったことなかったです。それにここのサウナセンターも男性専用施設ですから、ワタシはサウナに働いていても入いれないんですよね。                

 でも、お客様が帰られる時に、

「気持ち良かった」

 とか、

「ととのった」

 とか言ってくださるんで、その言葉がすごく気になっちゃいまして。

 それでママ友にどこかサウナ施設に、

「行かない?」

 って。

 印西市って……千葉なんですけど、そこの岩盤浴もあるところとか、後楽園の『ラクーア』ですとか行ったりしまして。

 まだ『ととのう』気持ちはわからないんですけど、出た瞬間に、

「フワッ」

 となる感じとか、

「サウナってこういうことなんだ!」

 とか、お客様のおっしゃってる“気持ち良かった”とかわかってきて。

 そうしたらサウナがブームになって、男性専用施設のサウナセンターでもレディースデイを開催するようになったんです!

レディースデイで気づいたサウナセンターの魅力

 それで初めてお客様のいらっしゃらない浴室やサウナを色々とチェックすることになりました。

 歴史がある施設なんで、最初は、

「どうなんだろ…」

 って思ってたんですけど、すごくキレイなんですよ! 働いてる自分がいうのもなんなんですけど、巡回の人ってこんなキレイにお掃除、

「してたんだ!!」

 って、あらためて感激しちゃって。

 それに施設として決して広くないんですけど、必要なモノが必ずいいポジションに、

「あるなぁ!」

 って感じちゃって。

 前にお客様に、

「歯ブラシに歯磨き粉がついているヤツとついてないやつの2種類あるのがイイ!」

 って伺って、その時は、

「そんなことォ!?」

 って思ったんですけど、考えてみると、粉の歯磨き粉がついてる歯ブラシが嫌な人もいれば、最初から付いてる歯ブラシの方がササッと磨けてイイって人もいるなぁ~って。そんな小さなことに気付いて、その2種類を用意しているサウナーセンターって、

「スゥゴイな!!」

 って感動しちゃって。

 たしかに備品に関しても、社長、専務、部長さんなどがいつも業者の方とアレがいい、これがイイって、しょっちゅう打ち合わせしてるんですよ、フロントにいて聞こえるんですけど。

 それで初めてレディースデイで浴室を確認した時に、

「あ~ココにコレがあって……あ~導線ってこう考えたんだ」

 って。

 常に社員もお客様の立場で考えてるんだな~って。

 だから他のサウナとかに行くとやっぱり比較しちゃいますよね。

 広くて新しいところもいいですけど、こじんまりしていて決して新しいワケではないんですけど、こういうサウナが落ち着けるのかな~ってなんとなくわかってきたというか。

 それでも未だにサウナセンターのサウナにはちゃんと入れてはないんですよ。レディースデイもお客様のお世話の仕事で。

 でもレディースデイは本当に人気があるみたいで、よく来られるお客様に、

「ウチの嫁が抽選で落ちちゃった」

 とか伺って。あの、レディースデイに入浴できる方は抽選なんです。それで、

「エ~、そんな倍率なのぉ!」

 ってビックリしちゃって。

働いていて辛いことは……

 哀しいのは、コロナの非常事態宣言でアルコールの提供がなくなった時、長居されるお客様が少なくなってしまったんですよね。

「あ~すぐ帰っちゃうんだ~」

 みたいな。

 でも若い方やグループのお客様が増えましたねぇ~。本当にここ一年、ブームというのを感じますね、もうほんとビッ…クリ!! 

 昔ながらの常連の方は顔も見知っているので、

「今日はこの時間ですか?」

 なんて受付の時に一言二言ユッタリと会話をするんですけど、若い方はもうとにかくサウナに早く入りたい気持ちが強いのか、更衣室のほうに向かっていくスピードが違うんですよね。

 初めてのお客様には施設の説明をするようにしてるんですが、若い初めてのお客様は、

「説明は大丈夫です」

 っておっしゃる方も多くて。私も説明したいんですけど、やっばり自分で色々たしかめながら利用したい気持ちもあるんですかね。

 でも、帰る時は、常連の方も若い方もみなさん本当に同じ表情でお帰りになられるんですよね。若者も年配の方も血色よくなって幸せそうで。

 受付の時はあんなに急いでいた若いお客様も、帰る時は、さっきも言いましたけど、

「気持ちよかった」

 とか、

「ととのった」

 っておしっゃってくれるんです。

 それがうれしいですよね。

 辛いことですか? それがないんですよ。

 本当にサウナセンターに来られるお客様はいいお客様ばっかりで、昔からのお客様はもちろん、最近は初めての若いお客様とかも多いんですけど、みなさんマナーも素晴らしいですし。

 ワタシ、今までパートで働いたことなかったんですね。結婚前にOLはしていたんですけど。

 だから、この仕事始める時も、

「どうなるのかなぁ…」

 って思ってたんですけど、本当に掃除の仕方から、お客様をお迎えするというのはこういうことなんだということまで一から教えていただいて。

 なにしろこのコロナ禍で職のない中で、本当ぅにこのサウナセンターにはよくしてもらってて。私事でどうしても仕事を休まなきゃいけない時とかも、シフトを組み直してくれて…。だからこそ、ワタシも頑張ろうっていう意欲があるというか。

 これからも頑張ろうというか。

 ですから若いお客様も、ブームに終わらずにサウナを愛していただいて、これからも通っていただきたいですねぇ、本当に。

 この取材で「アッ!」と気付いたことを最後に少し。利用客である我々が心地よいサウナって、働いてる人にも心地よい職場なんでしょうね。逆にいうと、働く人にとって心地よくない職場のサウナは、きっと客にしても心地よくないのかもしれないなァ。

『サウナセンター』
◯東京都台東区下谷2-4-7   電話:03・3876・0016
https://sauna-center.jp
◯24時間営業/年中無休
◯JR鶯谷駅・東京メトロ入谷駅より徒歩3分
◯料金:3時間入浴1200円(5:00~深夜1:00・平日限定)。
8時間入浴1800円(5:00~深夜1:00。入店より8時間まで滞在可能、深夜1:00を過ぎると深夜料金が発生)。
宿泊3000円(15:00~翌12:00)、カプセルルーム4700円(VIP)、3700円(上)、3900円(下)。
※男性専用施設ですが、イベント的にレディースデイあり。HPでチェック! 

サウナーたちの伝説のバイブル復汗!『Saunner+(サウナープラス)』

サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経てついに復汗(刊)! コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場!

定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252

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取材・文/カーツさとう 撮影/小倉雄一郎

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