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絵本読み聞かせのプロが解説!子どもの年齢別おすすめ絵本と読み方のポイント

2021.09.26

 年齢別のおすすめ絵本を紹介します。ただし、対象年齢だけに囚われないでください。一番大切なことは、子どもが絵本を楽しみ好きになることです。

 絵本の読み聞かせに慣れていないお子さんには、短く楽しい絵本、生活絵本など身近で興味のある絵本から読み始めてみてください。お子さんが嫌がらない限り、何歳まででも絵本を読み聞かせてあげてください。文字が読めるようになると自分で読む時間も大切ですが、読み聞かせてもらう効果は、文字を追う必要がないので、絵を見てイメージ力を膨らませる時間になります。

 そして何より、大好きなママ、パパとの読み聞かせの時間は、愛されていることを実感し、心が落ち着く、安心安全な居場所が家族であることを感じる大切な時間になります。さらに、読み手であるママ、パパも、お子さんとの安らかな癒しの時間になることは間違いありません。ぜひ、日常に読み聞かせタイムを取り入れてみてください。

0~1歳におすすめの絵本と読み聞かせ方

 おなかの中にいるときから聴神経は発達しています。視力はまだ弱いので、0歳児はコントラストのはっきりした絵本、動きのある絵本が脳の発達に効果があります。スキンシップをたくさん取りながら絵本を読んでください。

1.『じゃあじゃあびりびり』 出版社:偕成社
作・まついのりこ

赤ちゃんの周りにあるものの音が描かれています。「じゃあじゃあ」などの擬音や、赤ちゃんの認識しやすい、色が使われています。

2.『えらい えらい!』 出版社:そうえん社
作・ますだゆうこ 絵・竹内通雅

物や動物の偉いところ探しが楽しめます。「えらいえらい」の言葉を繰り返し聞くことで子どもの自己肯定感が上がり、身の回りの良いところを探す感性を育てます。

3.『ぎゅう ぎゅう ぎゅう』 出版社:講談社
作・おーなり由子 絵・はたこうしろう

ママやパパにぎゅうっと抱きしめてもらえること、自分がぬいぐるみを、ぎゅうっと抱きしめること、ぎゅうが愛情の表現であることを感じ取れるようになります。

2歳におすすめの絵本と読み聞かせ方

 繰り返し遊びが好きな時期です。リズム感のある絵本や、韻を踏む言葉の絵本をおすすめします。「もう一回読んで」と気に入った絵本を何度でも読んでほしがるようになります。ぜひ、リクエストに応えてあげてください。何度も読み聞かせすることで、知的関心度が高まります。

1.『おかあさんのパンツ』 出版社:絵本館
作・山岡ひかる

おかあさんがパンツをはくと?という繰り返しの中に、ユーモアがあり、想像力をかき立てられながらも、大笑いするほど楽しめます。

2.『おはよう おやすみ ぼくの せかい』 出版社:評論社
作・マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵・ローレン・ロング 訳・やまね もとよ

優しい絵で描かれたうさぎちゃんと周りの動物たちの世界に引き込まれます。寝る前に読むと優しい気持ちで眠りにつけてお薦めです。

3.『わたしとなかよし』 出版社:瑞雲社
作・ナンシー・カールソン 訳・なかがわ ちひろ

自分をもっと大好きになる絵本です。自分を大切にしてほしいということを子どもに伝えたい方へもおすすめです。

3歳におすすめの絵本と読み聞かせ方

 身近な人やもの、自然環境との関わりを深め、興味、関心の対象を広げ、認識力や社会性を発達させていく時期です。「ごっこ」遊びに夢中になる時期でもあります。様々な絵本を読むことで、子どもの世界がどんどん広がっていきます。

1.『いろいろいろのほん』 出版社:ポプラ社
作・エルヴェ・テュレ 訳・谷川 俊太郎

色に興味をもったときにお薦めします。色の組み合わせを遊びながら楽しめるようになります。

2.『バムとケロのそらのたび』 出版社:文溪堂
作・島田ゆか

バムケロシリーズの中でも人気が高い絵本です。組み立て飛行機を作っておじいちゃんの家まで届け物をする途中のワクワクドキドキの冒険が、想像力をかき立ててくれます。

3.『ともだちタワー』 出版社:パイ インターナショナル
作・ケルスティン・シェーネ 訳・佐藤淑子

空を飛びたいペンギンに動物たちが力をかす、心あたたまる物語です。絵本の方向を変えて見ると、その変化も楽しめます。

4歳におすすめの絵本と読み聞かせ方

 子ども同士で遊ぶことを通じて、どんどん相手の気持ちを考えられるようになる頃。喜怒哀楽、いろいろな感情を味わえる絵本もおすすめです。感想を聞く場合は、どんな答えもまずは、共感してあげてください。まだ感じたことを言葉にするのは難しい時期です。無理に答えさせないように注意してください。

1.『いじわるなないしょオバケ』 出版社:文渓堂
作・ティエリー・ロブレヒト 絵・フィリップ・ホーセンス 訳・野坂悦子

嘘ついたらどうなるの?なんで嘘をついたらいけないのかを子どもにも分かりやすく伝えています。

2.『おむすびさんちのたうえのひ』 出版社:PHP研究所
作・かがくい ひろし

おむすびさんちの田植えには、すしネタや具などが手伝いに来ます。季節を感じる行事を知れます。

3.『くれよんのくろくん』 出版社:童心社
作・なかや みわ

みんなそれぞれにすばらしい役割がある。責めたり、なかまはずれにするのではなく協力しあうことが大切なことを教えてくれます。

5~6歳におすすめの絵本と読み聞かせ方

 論理的な考え方も発達しはじめます。いろんなジャンルの絵本を楽しんでください。子どもからの質問にも大人が一緒に考え、調べ、丁寧に答えることで、子どもは理解力、読解力、思考力がどんどん向上します。

1.『おめでとうかいぎ』 出版社:理論社
作・浜田桂子

卒園時のお友達との別れるさみしさや入学への不安をずっと愛されてきたと気づくことから、安心感を覚え、入学へのわくわくする気持ちが芽生えます。入学前の子どもへお薦めします。

2.『くまのテセウス』 出版社:パイ インターナショナル
作・かねこ あつし かねこ やすこ

捨てられたぬいぐるみが、捨てられた仲間たちと家族のような絆を得て成長していく物語に感動します。

3.『パパが宇宙をみせてくれた』 出版社:BL 出版
作・ウルフ・スタルク 絵 エヴァ・エリクソン 訳・ひしきあきらこ

星空から雄大な宇宙を想像できる、パパが子どもに読んであげるのに最適な一冊です。

番外編:子育てに前向きになれるママ、パパ向け絵本

 親業は24時間、365日お休みはありません。忙しくて思わずイライラすることも。頑張りすぎてしまったときに、おすすめしたい絵本です。

1.『しあわせになあれ』 出版社:瑞雲社
作・弓削田健介  絵・松成真理子

一生で一番耳にする言葉は「自分の名前」。しあわせになあれと、願いを込めてつけられた名前を呼ばれる度に、親の愛情を思い出します。

2.『しろくまのそだてかた』 出版社:飛鳥新書
作・うつみのりこ 

「必要なときはしっかりとしかってください。みんなに愛されるしろくまになるために」。白クマが語りかける言葉に我が子への愛情があふれだす絵本。            

3.『あんなに あんなに』 出版社:ポプラ社
作・ヨシタケシンスケ

子どもの成長はあっという間。あんなにあんなに○○だったのに。ページをめくる度に子どもとの一日一日がどれだけ大切なのかを感じる絵本。

文/仲宗根 敦子

親と子のしあわせな未来をつくる、絵本の読み聞かせ方を指導する一般財団法人「絵本未来 創造機構」代表理事。大手航空会社に勤務中、長男が2歳、次男が0歳のときに、警察官だった夫が殉職。その後フルタイム勤務のシングルマザーとして、子どもたちに接することができる短い時間の中で育児に悩み、息子たちに絵本の読み聞かせを始めたところ、子どもの変化と自身の精神安定のために、いかに絵本が良いかを実感。その内容を体系化し、1人で講座をスタートさせ2017年に協会設立。絵本講座以外に文章講座、夢を叶える講座などを主催し、小・中・高校・大学や公立図書館、企業等での講演を行い、団体設立からわずか4年で、約4万人が講座を体験。また、日本全国はもちろん、海外では台湾・シンガポール・イギリス等で、同協会の認定講師、約700人が、絵本読み聞かせのプロフェッショナルとして活躍している。著書に、『子どもの脳と心がぐんぐん育つ 絵本の読み方 選び方』(パイインターナショナル)がある。


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