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季節の変わり目は要注意!夏バテならぬ「秋バテ」の正体と対策

2021.09.27

季節の変わり目は気温や湿度の変化により、体調不良を起こしやすい。ましてコロナ禍の影響で通常時とは違った環境にいることもあり、普段以上に体調を崩している人も少なくないのではないだろうか。

漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品はこのほど、秋バテの実態調査を実施。併せて、秋バテにおすすめの食材、生活習慣などについて紹介していく。

約6割の女性が秋バテを感じた経験あり

夏には「夏バテ」があるが、実は秋にも同じく「秋バテ」とされ不調の状態があり、多くの方を悩ませている。一般的に秋バテは、寒暖差など気候変化の多い秋に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうことにより、身体が悲鳴をあげて不調を訴えることと言われている。

特に女性は特有の症状として「低血圧」などを起こしやすく、注意が必要とされており、クラシエ薬品株式会社が今回行った調査(※1)によると、秋バテを感じたことがあると答えた女性は約6割にも及んだ。

また、体の不調を感じたことがあると回答した方に、その症状について聞いたところ、1位は「カラダがだるい、重い」(71.1%)で、「疲れやすい」(65.8%)、「食欲がない」(28.9%)と続いた。さらに、低血圧の症状とされる「カラダがだるい、重い」倦怠感のほか、「朝が起きられない・立ちくらみ」(15.8%)も5位に当てはまる結果となった。

※1 調査概要
調査対象:全国の20代~70代の女性199名(有効回答数)
調査期間:2021年8月20日~23日
調査方法:インターネットアンケート

身体の不調は秋バテのサイン

漢方では、人の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられており、この3つのバランスが良く巡っていることで心身の健康が保たれる。秋バテの原因とされている「気温の大きな変化」と「夏の疲れ」は、特に身体の「気(※2)と「血(※3)」の不足を起こしやすく、それが原因でさまざまなトラブルを引き起こしやすくなるとされている。

気および血が不足している状態をそれぞれ「気虚」、「血虚」と言う。季節の変わり目に、気虚や血虚の症状が気になり始めたら秋バテのサイン。秋バテ特有の胃腸の不調、低血圧、疲れなどの症状を少しでも感じたら、要注意だ。

自分も血や気が不足してしまっているかどうか、ぜひ次のページでチェックしてみてほしい。その不調、実は気虚や血虚によるものかもしれない。

※2 目には見えないが人の体を支える生命活動のエネルギーのようなもの
※3 全身の組織や器官に栄養を与えるもの

<「気虚」症状チェックリスト>

□食欲不振
□疲れやすい
□顔色が悪い
□声に力がない
□汗をかきやすい

<「血虚」症状チェックリスト>

□貧血
□眠れない
□目がかすむ
□やせぎみ
□皮膚につやがない

生活改善から「気」「血」の巡りを整える

「気」「血」を整えるには、生活から改善していくのもおすすめ。気や血の巡りを良くする食べ物、生活習慣を紹介する。

■おすすめの食材

漢方では、全身の気のめぐりは「肝(※4)」のはたらきによって行われているとされているが、この肝が疲弊してしまうと、身体の循環が悪くなり、全身に栄養が行き渡らなくなるため、血の不足も引き起こしてしまう。また、本来であれば胃腸のコンディションがよくなる「食欲の秋」に胃腸が弱るのは、胃腸で生み出される「気」が少なくなっている状態だ。

秋バテで胃腸の弱りを感じている人は、まずは胃腸を整える食材をとるように心がけてみよう。

※4漢方における体を構成する部位の一つ。栄養物の貯蔵、自律神経系の血の流れを調整する。精神情緒や運動神経系のバランスを調整する。

疲労を回復し、胃腸を整える秋の味覚

秋バテには、「旬」にこだわった食養生がおすすめ。特に旬の食材は美味しく栄養が豊富なだけではなく、季節のトラブルに対応した嬉しい働きがたくさん詰まっている。

<山いも、さつまいも、しいたけ>

特に山いもや、さつまいもは疲労回復に最適。胃腸への負担を避けるため、すりつぶしたり、スープにするなどの工夫がおすすめだ。

<かぶ、にんじん>

かぶやにんじんも、秋に旬を迎える食材の一つ。消化を助ける働きもあるので、弱った胃腸のサポートにも適している。

ウォーキングやヨガもおすすめ

秋バテ改善には、疲れない程度の運動を楽しみつつ、無理な行動を控え、規則正しい生活を心掛けることが大切だ。

■改善ポイント①:軽い運動を楽しむ

激しい運動ではなく、ウォーキングやヨガなど、ゆっくりした動きでリラックスできる軽い運動を楽しみながら始めてみよう。疲れない程度の運動から始めて、慣れてきたら徐々に時間を⾧くしていくのがおすすめ。

■改善ポイント②:無理しすぎない生活を

過労など無理な行動を控え、睡眠や休養をしっかり取るよう気を付けよう。また、食生活では無理なダイエットや偏食はせず、栄養たっぷりの食事を心掛けるのも大切だ。

出典元:クラシエ薬品株式会社

構成/こじへい

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