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もはや芸術品!?突き抜けたこだわりとラグジュアリーをカタチにしたプロダクツ3選

2021.09.26

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

 世の中の製品を見ていると、そのデザインではなく値段に興味を惹かれる製品というものがある。と言ってもそれはお買い得な値段だからというわけではなく、むしろ高すぎる値段とそれに至った尖ったこだわりが興味を惹くという意味である。今回紹介する製品たちは、いずれもその尖ったこだわり故に、一般の感覚からするととびぬけて高級なモノたちばかりである。

漆仕上げの高級真空ミキサー『gokusen(極鮮)趣斑/風雅』

「毎日の食事では、おいしくて体にいいものを食べたい。」「自然な味を損なわないよう鮮度を大切にしたい。」そんな思いから長野県の小型家電メーカー「テスコム」から販売されているのが真空ミキサーの「gokusen 極鮮」である。こちらのミキサーは有名レストランや老舗料理店でも採用されるほど、プロの料理人からも高い評価を得ている製品だそうである。そんなミキサーであるが、「調理家電に求められるのは果たして利便性だけなのか。」「そこに心を込めることはできないだろうか」そんな発想から生まれたのがこちらの『gokusen(極鮮)趣斑/風雅』である。「テスコム」が着目したのは日本の伝統工芸である漆塗り。着目した背景には同じ長野県に400年以上の歴史を持つ木曽漆器が存在したことがあるようである。2つのラインナップのうち『gokusen 趣斑(しゅむら)」の方は、その表面に木曽漆器の代表的な手法である「堆朱」と呼ばれる幾層にも色漆を塗りこみ、研ぎ出しによって斑模様を出していく独特の手法を用いたもの。この伝統的な「堆朱」の技術で数々の賞を受賞している塗り師、巣山栄三氏の手作業により製作される。紅と黒の二色によるデザインから日本の伝統工芸の粋と高級感が漂ってくる。一方の「gokusen 風雅(ふうが)」は漆黒に箔押しを施したデザインである。単調なデザインとは一線を画した荒々しくもある躍動感のあるデザインは、どこか戦国武将を思わせる。こちらは神社仏閣の装飾を数多く手がける坂井明浩氏の手作業により製作される。

このようにかなり意欲的な『gokusen(極鮮)趣斑/風雅』はクラウドファンディング「未来ショッピング」において一台129,600円から応援購入することができたのだが、残念ながら2019年に目標金額を54%超えたところで終了してしまっている。ミキサーにかけるお金としてユーザーが考える感覚との乖離があったのかもしれない。

1学年につき83年の技術を注ぎ込むランドセル『Peroni Zainetto』

 来年2022年に小学校に上がる子どもを持つ家庭では、そろそろランドセル選びが開始されている時期かもしれない。その候補の1つにこんなランドセルはいかがだろうか。フィレンツェはイタリア共和国中部にあるトスカーナ州の州都であり日本人にも人気の旅行先であるが、革加工職人の街としても有名である。この『Peroni Zainetto』は、「ムセオ・ムセオ」と呼ばれるフィレンツェの古美術品復元を目的とする職人共同体の一員に所属する工房「Peroni」の手作業により作られるランドセルである。なお、「Peroni」はルネサンス工芸の修復等も請け負っている工房だそうだ。素材はサンタ・クローチェ産のナチュラルレザーを素材とし、施されているぼかし模様や飾り金装飾も500年の伝統技法を継承した熟練の職人によるもの。素材といい、技術といい、かけられているものが大きなランドセルなのである。よほどのことがなければ小学生の6年間使い続けられるランドセル。使用するにつれて起こってくる革の経年変化は子どもの成長の証と捉えることもできる。こんなランドセルなら使用し終わったあともそのままインテリアとしても良いし、ミニサイズのランドセルに加工してくれるサービスなどを利用して、変化した革を利用した別の製品に生まれ変わらせて手元に置いておくのもよいだろう。

 ラインナップはブライアーブラウン、ネロ(黒)、ロッソ(赤)の3種類。価格はブライアーブラウンのみ172,800円で、ネロとロッソは151,200円。Amazon等から購入することができる。

ボールチェーンをネックレスに仕上げたところまでは良かったが…『No.67 R Necklace』

 キーボルダーなどにも使われるボールチェーン。これをネックレスにすること自体は珍しくないアイデアだと思う。今から20年近く前の高校生の頃の私もボールチェーンを使用したネックレスをしていた記憶があるし、ドッグタグを使用したネックレスではボールチェーンを使用することが一般的ではないだろうか。ところが、である。そんなボールチェーンのネックレスもやりようによっては14万円を超える高級ジュエリーになり得ることを思い知らされた。チェーン部分にシルバー925、留め具の部分にK18ゴールドを使用したこちらのネックレスは、デザインは確かにボールチェーンなのだが、私たちが知っているそれとは別のものとなってしまっている。「ボールチェーンは好きだけど人と同じものは嫌だ」という稀有な人(?)がもしいたらこちらの購入を考えてみても良いかもしれない。

 価格は税込み14,080円から。なおブレスレットタイプもあり、こちらは税込み55,000から販売されている。購入は「Generate Design」から行うことが可能だ。

text/Wataru KOUCHI

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