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中部横断自動車道の下部温泉早川IC~南部ICが開通!静岡と山梨の〝境い目〟にある道の駅で見つけた逸品

2021.09.20

2021年8月29日、中部横断自動車道の下部温泉早川IC~南部ICが開通した。これにより、山梨県甲府市や甲斐市から静岡県静岡市までのアクセスが容易になる。

また、中央自動車道から甲府を通り過ぎて双葉JCTで中部横断道に乗り換え、新東名道の新清水JCTまで足を運ぶというルートも思案できるようになった。移動の選択肢が大きく広がる、ということだ。

そして今回開通した下部温泉早川IC~南部ICだが、これは2つの文化圏の境目を貫く道でもある。山梨と静岡、両者の特徴や物産が混在している珍しい地域なのだ。

山間の道の駅

新東名道新清水JCTから中部横断道へ入ってそのまま北上すると、そこは雄大な山々の世界。

この道は片側1車線だが、どういうわけか窮屈さは感じない。やはり景色のおかげだろうか。天気のいい日は心地良い陽の光が我々を温めてくれる。山間に収まる家を横目にすると、ここはもしや異世界ではないかとつい妄想してしまう。

やがて南部ICにたどり着く。ここで道路を降りてみよう。すぐ近くに『道の駅 なんぶ』があるはずだ。今回の目的地である。

ここは道の駅なのに、まるでスーパーマーケットのような雰囲気である。今にも弾けんばかりに大きく実ったブドウやトウモロコシが、ズラリと並んでいる。これらは山梨、静岡両県の農産物。ラベルには生産者の名前が記載されている。

ここは南北の地域の物産を販売する商業施設で、まさに「文化圏の境目」を目視できる場所だ。

両県の名産品を購入できる!

筆者は静岡県静岡市在住で、駿州は駿河湾の豊かな水資源に支えられた「海の文化圏」だということを全身で実感している。

そして甲府は、山間の地域である。紛れもなく「山の文化圏」だ。戦国の名将武田信玄は、山と山に挟まれた領土の開墾に並々ならぬ情熱を注いでいた。だからこそ、甲州では農業土木の技術が発展した。

海の駿州と山の甲州。この2つの文化圏は南部町で交差する。

道の駅 なんぶには静岡県産の茶や海産物が棚に並んでいるかと思えば、山梨県産のワインも存在感を発揮している。ちなみに、下の写真は日本酒ではなくワインである。「一升瓶のワイン」など、日本以外の国には存在しない。

とりあえずこの道の駅に来れば、両県の特産品や名産品が揃ってしまう。そういう意味で、道の駅 なんぶは稀有な商業施設なのだ。

Tabaccoじゃないよ、Chabaccoだよ

もちろん、南部町の特産品もここで販売されている。

上の写真は、一体何だろうか? 「タバコの自販機だろ」と答える人もいるだろうが、今一度画像をよく見てほしい。

「Tabacco」ではなく「Chabacco」と書かれている。そう、これは茶だ。上の段が静岡産、下の段が地元南部産。taspoがなくても購入できるから、安心していただきたい。ちなみに、南部産Chabaccoは道の駅 なんぶでしか販売していない。

南部町は静岡市北部とほぼ同じ気候で、茶の栽培も静岡市と同様に盛んだ。だが蒸し方が静岡茶とは異なる。このあたりは、一度飲み比べてみるのがいいだろう。南部茶と静岡茶、その両方を道の駅 なんぶで購入することができる。

そしてもうひとつ、ここ南部町は『ゆるキャン△』の聖地でもある。主人公・各務原なでしこは南部町に住んでいるのだ。そのため、『ゆるキャン△』のキャラグッズやコラボ商品も道の駅 なんぶで売られている。

ダイナミックな「富士山周回道路」

中部横断道がどれほどダイナミックな道路か、それは以下の地図が表している。

仮にドライバーの自宅が武蔵境だとする。そこから甲府へ行くとしたら、やはり中央自動車道に乗るのが一番手っ取り早い。甲府へ着いたら双葉JCTから中部横断道に乗り換え、南下する。上述の道の駅 なんぶを存分に楽しんだ後はさらに南へ進んで新清水JCTで新東名道に乗り換える。あとは東名道の終点東京ICを目指し、最後は環八通りに乗って北上する。

まさに「富士山周回道路」と呼ぶべきルートで、さらに新清水JCTで新東名道でなく東名道を選べば、海を見ることもできる。日本はこんな大胆な地形の国だったのか! と思わずにいられない。しかもこれは、都内から日帰りで完結できるドライブだ。

新型コロナウイルスの猛威が落ち着いたら、文化圏の境目の光景を観察する「週末アドベンチャー」にチャレンジしてみるのもいいだろう。

取材・文/澤田真一

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