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保育士や教諭100人に聞いた保育園・幼稚園のコロナ対策の実態

2021.09.15

コロナ禍でも日々、子どもたちのお世話や教育を行う保育園&幼稚園。新型コロナの感染拡大が続く中、保育士・幼稚園教諭たちはどんな感染症対策を実施して、子どもたちの安全を守っているのだろうか?

そんな保育園・幼稚園のコロナ対策に関する実態調査がこのほど、みんな電力株式会社により、全国の保育士・幼稚園教諭104名を対象にして実施された。

ほぼ全ての保育園・幼稚園でコロナ対策を実施

「Q1.あなたのお勤め先ではコロナ対策は実施していますか。」(n=104)と質問したところ「入念にコロナ対策を実施している」が61.6%、「コロナ対策を実施している」が36.5%という結果となった。

コロナ対策、「手指消毒用アルコール設置」が約9割、「空気改善機器による対策」が約6割

「Q2.Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方にお聞きします。コロナ対策で実施しているものをお答えください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「手指消毒用アルコール設置」が91.2%、「教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温」が79.4%、「テーブル、ドアノブ、手すり、トイレ等のアルコール消毒」が78.4%という結果となった。

その他の対策、「建物内の保護者の出入り禁止」「おもちゃの消毒」など

Q1で「入念にコロナ対策を実施している」「コロナ対策を実施している」と回答した方に、「Q3.コロナ対策で実施しているものをQ2以外にあれば自由にお答えください。」(自由回答)(n=102)と質問したところ、「マスクの着用や黙食」、「おもちゃの消毒」など70件の回答が得られた。

<自由回答・一部抜粋>
・建物に入る人数を限定。行事を分けたり、人数制限をする。(和歌山県)
・建物内の保護者の出入り禁止。食事を保育者と子供が別にとる。(滋賀県)
・症状がある子供の積極的な隔離。(神奈川県)
・次亜塩素酸水によるおもちゃの消毒。(愛知県)
・園児の登園日数を減らす。バス利用を控え、送り迎えのお願い。(広島県)
・保育室での職員の食事禁止。(神奈川県)
・毎朝、体温チェックを行い、お互いの顔を見て、熱がないかの確認。(大阪府)

空気改善機器、「フィルター系」機器の採用率が75.4%で最多

Q2で「空気改善機器による対策」と回答した方に「Q4.どの種類の空気改善機器を導入していますか。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「フィルター系」が75.4%、「イオン系」が46.2%、「光触媒系」が24.6%という結果になった。

勤務中、96.2%が子どもからの感染リスクに「不安を実感」

「Q5.あなたは勤務時間中の子どもからの感染リスクに不安を感じますか。」(n=104)と質問したところ、「かなり不安」が49.1%、「やや不安」が47.1%という結果になった。

「空気の見える化」で現状の改善に期待する保育士・幼稚園教諭、約9割

「Q6.「空気の見える化」(空気質の数値化など)での安心できる空気環境に、現状改善を期待しますか。」(n=104)と質問したところ、「かなり期待する」が36.6%、「やや期待する」が51.9%という結果になった。

93.3%が「適切な換気」と、「省エネ対策」を同時に実施希望

「Q7.必要以上の過剰な換気をすると空調設備のエネルギー使用量も過剰になりますが、適切な換気をし、省エネ対策も実施したいと思いますか。」(n=104)と質問したところ、「非常に思う」が42.3%、「やや思う」が51.0%という結果になった。

コロナ対策への考え、「子供への対応は難しい」「子どもの健康面・情緒面に及ぼすリスクが心配」の声あり

「Q8.幼稚園・保育園のコロナ対策に関してあなたの考えを自由に教えてください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「行事に分散や人数制限は今後も取り入れてほしいと思う」、「子ども同士のディスタンスを保つのは難しく、どうしても密接してしまうので感染リスクは高く、子ども相手なので対策を徹底するのも難しい」など84の回答が得られた。

<自由回答・一部抜粋>
・行事に分散や人数制限は今後も取り入れてほしいと思う。(和歌山県)
・子供への対応は難しいと思う。(東京都)
・子ども同士の接触は防げないので空気清浄機や窓を常に開けて換気をするようにしています。また給食
中も黙食を心がけています。(北海道)
・子ども同士のディスタンスを保つのは難しく、どうしても密接してしまうので感染リスクは高く、子ども相手なので対策を徹底するのも難しい。(千葉県)
・子どもにもマスクなどをつけて遊ばせたり、給食は距離を取ったりしているが、子どもに徹底させるには難しい
面もある。(愛知県)
・感染リスクを下げることは必要だが、マスクをしたままの生活が子どもの健康面・情緒面に及ぼすリスクが心配。(広島県)
・園児の行動制限は難しいので、頻繁な空気の入れ換えが必要。(大阪府)

■まとめ

今回は、全国の保育士、幼稚園教諭104名を対象に、「保育園・幼稚園のコロナ対策」の実態調査を行った。

結果として、コロナ対策をほぼ全ての保育園・幼稚園で実施しており、具体的な実施項目には、「手指消毒用アルコール設置」が約9割、「教員・保育士のマスクの着用、手洗い徹底、出勤前の検温」が約8割、「空気改善機器による対策」が約6割という結果になった。

また、空気改善機器を導入している保育園・幼稚園では、「フィルター系」の機器が75.4%と、最も採用されていることがわかった。

一方で、96.2%の保育士・幼稚園教諭は勤務中、子どもからの感染リスクに「不安を感じる」と回答。また、約9割の保育士・幼稚園教諭は「空気の見える化」による現状の改善に期待しており、換気などの「コロナ対策」とともに「省エネ対策」も実施していきたい意向を示した。

幼稚園・保育園のコロナ対策について、「子ども同士の接触は防げない」といった声が多く挙がったことからも、「空気改善機器」を取り入れた安心安全な保育運営が求められている。

出典元:みんな電力株式会社
https://minden.co.jp/

構成/こじへい

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