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コロナ禍で増えた支出と減った支出は?Withコロナ時代に求められる家計管理術

2021.09.14

新型コロナウイルスの影響により、家計にも変化が現れています。

外出自粛により旅行などの費用は減少した半面、外食代わりのデリバリーや内食や中食の増加により食費が増加した人や、テレワークなどにより通信機器や通信費が増加したという人も多いのではないでしょうか。

一方、新型コロナウイルスによる影響がより色濃く見られた昨年に比べると、少しずつ支出の内訳がコロナ以前に近づいてきているという人もいるでしょう。

 新型コロナウイルスにより増えた支出、減った支出

毎月上旬に公表される総務省の家計調査をひもとくと、家計への新型コロナウイルスの影響をうかがいみることができます。

最近では、2021年7月分の調査が公表されていますが、新型コロナウイルスによる影響のみられない2019年と比較した追加参考図表も公表されています。

追加参考図表によると、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要や外出自粛などにより消費行動に大きく影響のあった主な品目は以下の通りです。

【食料】
増加:「パスタ」「生鮮肉」「冷凍調理食品」「チューハイ・カクテル」
減少:「食事代」「飲酒代」

【家具・家事用品】
増加:「他の家事用消耗品のその他 ※ウェットティッシュ、除菌スプレーを含む。」

【被服及び履物】
減少:「婦人服」

【保健医療】
増加:「保健用消耗品 ※マスク、ガーゼを含む。」

【交通・通信】
減少:「鉄道運賃」「バス代」「タクシー代」「航空運賃」「有料道路料」「ガソリン」

【教養娯楽】
減少:「宿泊料」「パック旅行費」「映画・演劇等入場料」「文化施設入場料」「遊園地入場・乗物代」

【その他の消費支出】
増加:「浴用・洗顔石けん」
減少:「ファンデーション」「口紅」

コロナ禍により、食事代や飲食代が減少した一方で、「冷凍調理食品」「チューハイ・カクテル」など、内食・中食にあたる支出の増加がみられています。

その他、マスク、除菌スプレー、石けんなどの支出は増加していますが、婦人服、鉄道運賃、宿泊料、ファンデーション、口紅といった支出は減少しています。

「巣ごもり」「テレワーク」「外出自粛」など、コロナ禍で求められた生活スタイルの変化が家計にも反映されている印象を受けますね。

なお、消費支出(除く住居費等)としては、コロナ以前より6%ほどの減少がみられています。

引用元:総務省 家計調査

コロナ以前に少しずつ戻りつつある家計

総務省の家計調査によると、今年7月に2人以上の世帯が消費に使った金額は、26万7710円で、去年の同じ月と比べ実質0.7%の増加となりました。

2ヵ月ぶりの増加となりましたが、2人以上の勤労者世帯の実収入は66万8062円と、去年の7月と比べ、実質2.2%減少。3ヵ月連続の実質減少となっています。

去年同月と比べ、宿泊料や旅行、交通や通信などの支出が増加している一方、家具などの支出は減少しています。  

引用元:総務省 家計調査

withコロナで支出は増える?

同調査の結果から、平均的なコロナ禍の家計像を考えると、一般的には「コロナ禍により以前より支出は多少減った」と感じる人が多いのではないでしょうか。

おおよそ5%前後の支出が以前より減ったと考えると、その分貯蓄が増やせるのではないかと感じるかもしれませんが、その分収入が減っている人も多く、実感としては「支出が多少減っても収入も減っているので貯金が増えない」という悩みを抱えているのではないかと推測されます。

また、巣ごもりによる食費の増加や、マスクや消毒液などの購入が増えたことから、全体としては支出が多少減っているものの、感覚としては「支出が増えた」と感じている人も多いと考えられます。

今後の家計の変化として考えられるのは、「新しい生活様式」「withコロナ」といわれるように、コロナ禍の影響を受けた支出を続けながら、少しずつコロナ禍以前のような生活を取り戻していくスタイルです。

つまり、食費やマスクや消毒液といったコロナ禍による支出は今後も減らさず、旅行や交通などの支出を徐々に以前のように戻していくことにより、全体として支出がコロナ禍以前よりも増えるという現象が起こるのではないかと考えられます。

巣ごもりのために充実させた食費なども、簡単に元のような水準に戻せるのかという懸念も残ります。

 withコロナ時代の家計管理

このようなことを踏まえると、withコロナ時代の家計管理としては、家計全体をコントロールする力が求められていくのではないでしょうか。

コロナ禍により増えた支出を今後も継続する分、その他の支出は以前より控えめにするなど、収入に合わせた支出のコントロール力が今後ますます必要になるでしょう。

社会経済を考えればすべての支出を増やした方が効果的ですが、収入に合わせた選択をせずに、安易な支出増加を行うことは、当然ながら家計の危機につながります。

このような支出のコントロール力はコロナ禍以前でも求められていましたが、withコロナ時代に突入すると、より強く必要性を感じるようになると推測されます。

また、コロナ禍によりキャッシュレス決済の比率が上昇していることから、キャッシュレス決済をどううまく管理していくか、急な家計の変化にもしばらく耐えうるようなリスクに備えた家計管理も必要になりそうです。

withコロナ時代に備えた家計管理の準備を

「新しい生活様式」「withコロナ」といわれるように、私たちの生活がコロナ以前に戻るまでには時間がかかりそうです。

巣ごもりやテレワークでおうち時間が増えている今のうちに、家計の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

文/家計簿・家計管理アドバイザー あき
著書に「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖(講談社の実用BOOK)」「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他 

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