まるで怪獣映画!? 超巨大化したペットのイラストにオーダーが殺到する理由
家族や好きな人がそうであるように、ペットは飼い主にとって大きくて特別な存在です。
今回ご紹介するクリエイターは、そんな思いをカタチにした作品を制作されているペットイラストレーターの「sakio(@DoraSakio)」さん。
一目見たら忘れられない、ある「特徴」が多くの人の心を捕らえ、反響を呼んでいるのでご覧ください。
超巨大化したペットたち
そう、sakioさんの作品の特徴とは、ペットが「超巨大化」していることなのです!
一見するとただ美しいワンコのイラストに見えますが、よーく見るとジオラマのように小さな人間がいるのがお分かりいただけるでしょうか?
「ペットと家族」を描いたイラストは星の数ほどあれど、こんなに存在感のあるサイズになったペットたちは見たことがありませんよね…
イラストなら、愛犬家・愛猫家の夢と言っても過言ではない「愛しのペットの上に寝転がってモフモフ」だって叶えてしまえるのです。
うーん、これはかなり羨ましい!
怪獣映画に憧れて
sakioさんはこれまで数々のペットイラストを制作されており、そのモデルは愛犬や愛猫のみならず、愛兎や愛鼠まで様々です。
おしゃれで個性的な作風と、思いのこもった温かいタッチがSNSで評判になり、現在個人からのオーダーは2024年1月まで予約でいっぱいなのだとか(※)。
※2021年9月執筆時の情報です
そんな売れっ子ペットイラストレーターであるsakioさんに作品のルーツについてお伺いしてみたところ「きっかけとなっているのは、幼少期から現在まで続く『動物好き』と『怪獣・恐竜好き』の部分といえます」とのお答えが。
幼少期に怪獣映画や恐竜の虜になったsakioさんは、はじめのうちはその力や恐怖感に惹かれていましたが、徐々に「もし共存できる『友達』になれたら…」と考えるようになったといいます。さらにその「種の違った友達」という発想が、犬や猫と暮らしてきたご自身の経験と繋がっていったのだそう。
小さな動物たちを家族として迎えている人は世界中にたくさんいますが、体は小さくとも飼い主が感じるその子への存在感は本当に大きなものです。
「その大きな存在感が目に見える大きさになったら良いのに」と願うsakioさんの想像の中では、彼らは天を貫く程大きく、まさに映画に登場する怪獣たちのように超巨大な体で過ごしているのです。
たくさんの作品を制作する中で、多くの飼い主さんたちの思いに触れ、ペットの存在感を視覚化できることや大切な思い出をカタチとして残せることを実感しているというsakioさん。
これからも自信と誇りを持って「ペットイラストレーター」を名乗り、歩んでいきたいと語ってくれました。
■イラスト提供 sakioさん
ペットイラストレーター。巨大な動物が住む世界を描きます。」
■ツイッター https://twitter.com/DoraSakio
■pixiv https://www.pixiv.net/users/7666711
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.