
プラントベースフードの認知率は2割弱。直近1年間に食べた人は4割弱
「豆乳は元々好きなのでしばしば食べる。大豆ミートには興味があるので金額によっては取り入れていきたいため」(女性32歳)というコメントも。
プラントベースフードとは、「植物性の食材からなる食品」のことだ。
マイボイスコムが10,131件の回答を集めた『プラントベースフード』に関するインターネット調査によると、積極的に食べている食品は(複数回答)、「野菜」が70.4%、「大豆製品・豆類」が49.8%、「乳製品」が42.0%。「きのこ類」「大豆製品・豆類」は、女性で比率が高くなっている。
プラントベースフードの認知
プラントベースフードの認知率は2割弱。「どのようなものか内容を知っている」が4.4%、「聞いたことがある程度」が12.4%となっている。
プラントベースフードの利用状況
直近1年間にプラントベースフードを食べた人は4割弱。食べたプラントベースフードは(複数回答)、「植物性ミルク」が15.5%、「大豆ミート、グルテンミートなどの代替肉」が10.5%、「大豆ミートで作られた加工品」が7.5%となっている。女性では「植物性ミルク」が2割強みられる。
プラントベースフードを食べたきっかけ・理由
直近1年間にプラントベースフードを食べた人に、食べたきっかけ・理由を聞いたところ(複数回答)、「健康のため」(34.0%)、「からだによさそう」(29.2%)が上位2位。以下、「どんな味か、試しに食べてみた」「糖質や脂質が低い」「体調の維持・改善」「高たんぱく低カロリー」が各10%台で続いている。
プラントベースフードの利用意向
プラントベースフードの利用意向者は3割強。プラントベースフードの内容を知っている層では7割弱、直近1年間に食べた層では約56%となっている。非利用意向者は2割強だった。
プラントベースフードの魅力
プラントベースフードの魅力は(複数回答)、「健康に良い」が43.1%、「食物繊維を多く摂取できる」が22.1%、「脂質の吸収を抑えられる」が16.2%。プラントベースフードの内容を知っている層では、「健康に良い」「食物繊維を多く摂取できる」に続き、「良質な植物性タンパク質を摂取できる」「地球環境にやさしい」が多くなっている。
プラントベースフードで気になること・不安なこと
プラントベースフードで気になること・不安なことは(複数回答)、「おいしいかどうか」が42.7%、「価格が高そう」が27.4%で上位2位、「加工の過程で、何が入っているかわからない」「本当に安全かどうか不安」が続く。
女性で比率が高い項目が多く、「おいしいかどうか」は女性30・40代で高くなっている。また、「加工の過程で、何が入っているかわからない」「原材料の産地や安全性、遺伝子組み換えなどの不安」は、女性高年代層で高い傾向に。
構成/ino.