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癒し?リラックス効果?コロナ禍で観葉植物を育てる人が増えている理由

2021.09.10

自粛生活は何かとストレスがたまりやすい。そこで、おうち時間のせめてもの癒しにと、観葉植物を育て始めたという人も多いことだろう。

そんな「観葉植物」に関する実態調査がこのほど、花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社により、国内に住む10~60代の男女にして実施された。本調査は、事前調査5,000人、本調査1,000人(事前調査で「観葉植物が自宅にある」と回答した人を対象者とした)を対象にしている。

コロナ禍で4人に1人が植物に対する関心の変化を感じると回答

コロナ禍における植物に関する関心の変化について聞いたところ、4人に1人が変化を感じていた。「とても」「やや」変化を感じている人の合計を年代性別でみると、10代女性(34%)が最も変化を感じており、平均を約1割上回った。次いで30代女性(32%)、20代女性(29.2%)の順となっており、若い女性を中心に関心が変化していることがわかった。

2人に1人が自宅に植物があり、60代男女が最多

自宅に植物があるかと聞いたところ、2人に1人が自宅に植物があると回答した。年代・性別でみると、60代男女が最も自宅に植物が多いことがわかった。

約7割が植物の購入意欲があり、約3割が「すぐ欲しい」「1年以内に欲しい」と回答

植物の購入意向について聞いたところ、全体の約7割に購入意欲があり、「すぐ欲しい」「1年以内に欲しい」と回答した人が3割だった。また、購入意向が最も高かったのは60代女性(38%)で、「すぐ欲しい」~「いつか欲しい」で合算すると20代女性(73%)が最も多いことがわかった。

植物を購入/育てる際は、専門知識のある人の意見を参考にすることが多い

植物を購入/育てる際に参考にしているものは「花屋や園芸店スタッフ」と回答した人が4割強と最も多く、次いで「植物を育てている人」が3割だった。また、「植物をすぐに欲しい」と回答した人の半数以上も「花屋や園芸店スタッフ」と回答。こうした結果から、専門知識を持ったプロフェッショナルの意見を参考にすることが多く、購入意欲が高い人ほど、その傾向が強いことがわかった。

興味のある植物で最も多いのは「観葉植物」で、女性を中心に関心が高い

興味のある植物について聞いたところ、全体の6割強が観葉植物と回答し、その他カテゴリーと倍近い差となった。年代・性別で見てみると、観葉植物への興味は女性を中心に高く、20代~40代の女性の約7割が興味ありと回答した。

3割弱がコロナ禍で観葉植物を育て始めたと回答

自宅に観葉植物がある人に対して、いつから自宅にあるか聞いたところ、1年以内が2割弱、2年以内が1割弱と、3割弱がコロナ禍になってから観葉植物を育て始めたことがわかった。顕著なのは居住形態で、観葉植物を育てている人のうち賃貸住宅(一戸建て・マンションほか)に住む人の4~5割はコロナ禍以降に育て始めており、全体平均より1~2割高い結果となった。このことから、在宅時間が増えたことで居住空間を見直す時間が生まれ、観葉植物への興味が高まったと推測する。

コロナ禍で観葉植物を育て始めた理由は「癒しを求めて」

自宅の観葉植物を入手した理由を聞いたところ、半数以上が「インテリアとして自分で購入した」と回答した。入手時期と掛け合わせてみると、コロナ禍(1年以内+2年以内)で入手した人の最多回答はいずれも「癒されたいので自分で購入した」で、コロナ禍で観葉植物を育て始めた最大の理由は「癒しを求めて」だったことがわかった。

観葉植物を選ぶ基準は「育てやすさ」と8割が回答

観葉植物を選ぶ基準を聞いたところ、8割の人が「育てやすさ」と回答しており、次いで「価格」「サイズ」との回答が続いた。前述のように、購入/育てる際に「花屋や園芸店のスタッフ」の意見を参考にする人が多い理由として、「育てやすさ」を見極めて選びたいというニーズがあることがうかがわれる。

「花が咲く」観葉植物から育て始め、徐々に「個性的な姿」へのニーズが高まる

欲しい植物のイメージについて聞いたところ、「とても欲しい」のは「花が咲く」観葉植物であり、「とても欲しい~興味がある」の合算値では「個性的な姿」を選んだ人が6割弱だった。

また、自宅で育てている鉢の個数を掛け合わせると「花が咲く」ものを欲しがっているのは、1~5鉢を育てている人が最も多く、「個性的な姿」は6~10鉢の人が最も多い結果となった。このことから、まずは「花が咲く」観葉植物から育て始め、育てる数が増えるにつれ「個性的な姿」の観葉植物のニーズが高まることが推測できる。

コロナ禍で観葉植物を入手した人の4割がリラックス効果を実感

観葉植物がもたらす効果について聞いたところ、「リラックス効果」を感じている人は2割、知っている人は6割だった。また、空気清浄効果を「実感がある」「知っている人」は6割であり、加湿効果については4割の人が知らないと回答した。

さらにこの結果を「観葉植物を入手した理由」と掛け合わせてみると、「コロナ禍でおうち時間が増えたので自分で購入した」と回答した人の約4割がリラックス効果を感じていることがわかった。

<調査概要>
・調査内容:「観葉植物に関する調査」
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:日本国内に住む10~60代の男女
・調査人数:事前調査5,000人、本調査1,000人(事前調査で「観葉植物が自宅にある」と回答した人を対象者とした)
・調査実施日:2021年7月19日~8月4日

出典元:第一園芸株式会社
https://www.daiichi-engei.jp/


構成/こじへい

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