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オンライン本人確認システム「eKYC」を利用したことがあるシーンTOP3、3位QRコード決済の登録、2位クレカや電子マネーの登録、1位は?

2021.09.09

本人確認をオンライン上で行える便利なシステム「eKYC」。実際に、ユーザーはどのようなシーンでこのシステムを利用しているのだろうか?

MMD研究所はこのほど、eKYC・本人確認サービスとデジタル身分証を提供する株式会社TRUSTDOCKと共同で、デジタル庁の発足を機に「オンライン本人確認(eKYC)に関する利用動向調査」を実施し、eKYC未利用者を含めた10,000人を対象にeKYCの認知やイメージを聴取した。その中から抽出した20歳~69歳のeKYC利用経験者の男女500人を対象に、2021年7月21日~7月26日の期間で「オンライン本人確認(eKYC)に関する利用実態調査」を実施した。調査結果は以下の通り。

eKYCの利用場面、上位は「銀行・証券口座」など金融系サービス

20歳~69歳のeKYC(オンライン本人確認 ※以下eKYC)利用経験者の男女500人を対象に、eKYCを利用したことがある場面を複数回答で聞いたところ、「銀行・証券口座」が最も多く46.2%、次いで「クレジットカードや電子マネーの登録」が42.2%、「QRコード決済の登録」が30.0%となった。

次に、eKYCを利用し始めた理由を複数回答で聞いたところ、「使おうとしたサービスから案内されたから」が最も多く39.0%、次いで「郵送や訪問などの手間がかからないから」が28.6%、「手続きする場所を問わないから」が26.2%となった。

eKYC利用者のうち85.2%が次回以降もeKYCを利用したいと回答

20歳~69歳のeKYC利用経験者の男女500人を対象に、次回以降もeKYCを利用したいと思うか聞いたところ、「対応していたら積極的に利用したい」が28.2%、「その都度、判断する」が57.0%、「あまり利用したくない」が14.8%となり、「対応していたら積極的に利用したい」と「その都度、判断する」を合わせて次回以降もeKYCを利用したいと回答したのは85.2%となった。

次に、eKYCを次回以降も利用したいと回答した426人を対象に、次回以降も利用したいと思う理由を複数回答で聞いたところ、「ネット上で完結できたから」が最も多く65.7%、次いで「便利だったから」が40.8%、「時短になったから」が30.8%となった。

eKYCを次回以降利用したくない理由は「データの保管が不安だから」「何度も撮影したくないから」

eKYCを次回以降はあまり利用したくないと回答した74人を対象に、利用したくないと思う理由を複数回答で聞いたところ、「データの保管が不安だから」が最も多く27.0%、次いで「何度も撮影したくないから」と「情報漏洩のニュースなどを見て怖いから」が25.7%、「まだまだ法整備やガイドラインが整っていないから」が18.9%となった。

20歳~69歳のeKYC利用経験者の男女500人を対象に、eKYCを利用した際の失敗談などをフリー回答で聞いているため、一部抜粋して紹介する。

「身分証の写真を撮影した際に、写真が不鮮明であったり手が映り込んでいたりした(20代・男性)」
「証明書の写真は様々な角度から撮る必要があるが、サービスによっては、判定が非常に不明瞭なことがある。こちらがどう写真を撮っても、失敗判定を出されたこともあり、手続きを諦めたこともある。(30代・男性)」
「何がエラーになるのかが分からなくて何度も送信したり、間違った情報で手続きが進んだり完了したりしてやり直しができない。(40代・男性)」
「相手のプログラムのバグのせいか、10回ほどトライして、時間をあけたら、うまく手続きできた(50代・男性)」
「運転免許証を使用したかったが、引っ越したあとまだ住所変更をしていなかったので使えなかった。(60代・男性)」
「すっぴんで顔写真を撮影したところ、免許証の顔写真と同一人物と認定されなかった(20代・女性)」
「チップの読み取りができず何度も試みた(30代・女性)」
「右向いて、ウインクしてなどの指示に従っているのにエラーになった。免許証はメイクした写真なのに、家では素っぴんで、別人の顔なので認証できなかった。(40代・女性)」
「顔の角度の撮影が難しくて失敗した(50代・女性)」
「免許証の厚みを送信する事がなかなか難しかった。(60代・女性)」

対面での本人確認よりも、eKYCを採用しているサービスを選びたい人は57.0%

20歳~69歳のeKYC利用経験者の男女500人を対象に、対面での本人確認を求めるサービスよりも、eKYCを採用しているサービスのほうが利用意欲は上がるか聞いたところ、「利用意欲は上がる」が22.2%、「利用意欲はやや上がる」が34.8%となり、eKYCを採用しているサービスのほうが利用意欲は上がると回答した人は合わせて57.0%となった。

次に、eKYCの導入を拡大してほしいと思うサービスのジャンルを複数回答で聞いたところ、「行政手続き」が最も多く41.0%、次いで「銀行・証券口座開設」が31.6%、「クレジットカードや電子マネーの登録」が29.2%となった。

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

出典元:MMDLabo株式会社
https://mmdlabo.jp/


構成/こじへい

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