
ビジネスパーソンの中には、仕事用にGmailを使用している人が多くいるでしょう。そんな人たちにおすすめなのが、あらかじめ「署名」の設定をしておくことです。
主にPCでGmailを使っている人に注意なのが、PCのGmailで設定した署名はiPhone/AndroidスマートフォンのGmailアプリには反映されない点。外出先でスマートフォンから急ぎのメールに返信する際などには、改めて名前や所属先を入力する必要が出てきます。
署名の設定はGmailアプリからもできるので、今回はその手順を紹介していきましょう。
スマートフォンのGmailアプリで署名設定をする手順
では、Gmailアプリで署名の設定をする手順をiPhone版/Android版それぞれ紹介していきます。
今回は、「iPhone 12 Pro」「Galaxy S21 Ultra 5G」の2機種にて、執筆時点(2021年8月下旬)で最新バージョンに更新したGmailアプリを使用していきます。バージョンによっては設定の方法が少し違う可能性があるので、事前にアップデートをしてから作業をするのがおすすめです。
iPhoneのGmailアプリで署名設定をする手順
まずはiPhoneのGmailアプリにて署名の設定をする方法です。仕事ではWindows PCを使っているという人も、GmailのデータはiPhoneで同期できるので、まずはGmailアプリをインストールするのがおすすめです。
【参照】App Store Gmail
Gmailアプリをインストールし、Googleアカウントでログインした後に署名の設定をしていきます。上部に表示されている検索バーの左側にある“三本線”のマークをタップし、「設定」に進みます。
続いて一番上に表示されているアカウント名をタップ。複数のGoogleアカウントでGmailにログインしている場合は、署名設定を行いたいアカウントを選択します。
「署名設定」に進みます。次の画面で「モバイル署名」にチェックを付け、「署名を入力」の欄にメールの最後に表示したい項目を入力していきます。PCのGmailですでに署名を使用している人は、送信済みメールから署名をコピー&ペーストしても良いでしょう。
iPhoneのデフォルト「メール」アプリでも署名設定が可能!
iPhoneのデフォルト「メール」アプリでGmailにログインし使用しているという人でも署名機能を使用することができます。
iPhoneの「設定」アプリ開き、「メール」に進みます。下にスクロールしていくと「署名」があるので、これをタップします。
上部に「すべてのアカウント」「アカウントごと」の項目があります。今回はGmailに署名を設定したいので「アカウントごと」を選択。
ログインしているアカウントごとに署名の記入ができるようになるので、「GMAIL」の欄に署名を入力すれば完了です。
AndroidスマートフォンでGmailの署名設定を行う手順
続いてAndroidスマートフォンのGmailアプリにて、署名の設定を行う方法です。Androidスマートフォンの多くには、Gmailアプリが初めからインストールされていますが、まれにインストールされていない製品もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
AndroidスマートフォンのGmailアプリを開き、上部の検索バーの左側に表示されている“三本線”マークをタップ。「設定」に進みます。
次の画面では「全般設定」とログインしているGmailアカウント、「アカウントを追加する」が表示されるので、署名を設定したいGmailアカウントをタップします。
下にスクロールしていくと、「モバイル署名」の項目があるのでここをタップ。「署名」のポップアップが表示されるので、任意の項目を入力し、右下の「OK」をタップすれば完了です。
※データは2021年8月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦