
コロナ以前と比べて、外出機会が減りがちな昨今。自粛生活が続き、リモートワークが普及する状況下で、ファッションアイテムの買い方・選び方にはどのような変化が見られるのだろうか?
そんな「ファッション」に関する意識調査がこのほど、株式会社クロス・マーケティングにより、2021年8月20日~8月22日の期間、20~69歳の男女を対象にして実施され、1,100の有効回答を得た。詳細は以下の通り。
ファッションに関する調査(2021年)
服やファッションアイテムの購入は、「家の中で日常的に着るものとして」が44.6%と最多。<図1>
以下、「近所にちょっとした外出をするときに」や「カジュアルでも出勤着でも使えるように」が約3割と続く。 家の中や近所への外出など、気軽なシーンで着ることを想定していることが多い様子だ。
この1年で、以前よりお金をかけるようになったファッションアイテムでは、「Tシャツ・カットソー」が最も多い。 一方で、約半数は「お金をかけるようになったものはない」と回答した。<図2>
ファッションへのお金のかけ方における変化を聴取した結果、この1年で、「服にお金をかけなくなった」のは23.1%。 2位には「スニーカーなどの動きやすい靴をよく買うようになった」が12.3%、3位に「服の断捨離を行なった」が11.4%で続く。<図3>
「服にお金をかけなくなった」と「服の断捨離を行った」の項目については特に女性での割合が高く、男性を10ポイント以上上回っている。また、 「スニーカーなどの動きやすい靴」や、「ゆとりのある服」などを買うようになったという回答も上位にあがり、ファッションにおけるお金の使い方だけではなくニーズや意識の変化がうかがえる。
<調査概要>
調査手法 : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 :2021年8月20日(金)~8月22日(日)
有効回答数 : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある。
出典元:株式会社クロス・マーケティング
http://www.cross-m.co.jp/
構成/こじへい