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「共助力」の高い人が暮らす街の特徴TOP3、3位車で移動しやすい、2位散歩やジョギングがしやすい、1位は?

2021.08.30

昨今多発する自然災害から身を守り、自分らしく安心な生活をおくるためには、住まいの防災など“自助”の対策を進めるだけではなく、近所の人などと助けあう“共助”の意識を高めることが大切だ。

そこでSUUMOリサーチセンターは、“共助力”に関する実態調査を実施しました。結果を分析することで見えてきた、共助力の得点が高かった方々の“特徴“や、その方々が暮らす“街の魅力”をまとめた。

地域に知人が全くいない? 4割が「共助力スコア」が1未満

本調査では、災害発生時に人を“助ける力”と、人から“助けられる力”を「共助力」と定義。 地域に「知人がいるか」をベースにした複数の質問から、個人の共助力を5点満点で算出した。

結果、全体の平均スコアはわずか1.46。5点は、近所と徒歩園それぞれに知人がおり、災害時にその知人と互いに助け合えること、2点は、知人の家もしくは連絡先を互いに知っている状態を表す。

スコア別の内訳では1未満が4割を占めており、そのほとんどが地域に知人が全くいないという回答だった。地域コミュニティの課題が浮き彫りになったといえる。

共助力を育む街には「顔見知りができるスポット」がある

共助力スコア4以上の高得点者はわずか7% 、公園、公共施設、運動施設などが地域をつなぐ?

そこで、共助力スコアが4以上の7%、約3000人に着目し、共助力の高い人が暮らす街の特徴を分析。「お住まいの街のいいところはどこですか?」という設問で、共助力スコア4以上の高得点者が評価した「街の魅力」計35項目を、回答者全体と比べてより評価が高い順にランキングした。

1位は「地域に顔見知りや知り合いができやすい」という結果に。2位以下には、「散歩・ジョギングしやすい」のほか、公共施設、公園、運動施設など地域の人々が集まるスポットの充実や、子育て、教育環境の充実がランクインしている。

 4位に「街の住民がその街のことを好きそう」が入っており、住民が日々の散歩や施設利用、子育て等を通して自然と顔見知りになることで、街や近所の人への愛着が湧くという循環がうかがえた。

共助力スコア4以上の高得点者出現率は、60代以上の女性で最も高い

性別では男性より女性、年代別では若年層より年配層で、共助力スコア4以上の高得点者(以下、高得点者と称する)の出現率が高いという結果に。男性は、一般的に現役世代といえる20代~50代の高得点者率が3~4%と極めて低く、60代以上でも全体(7%)を下回る。

一方、女性は年代が増すほど高得点者が増えており、60代以上では15%を占め、全体(7%)を大きく上回った。

60代以上になると、仕事や子育てに使う時間が減る代わりに、地域活動に使える時間や、地域の公共施設、運動施設などの活用機会が増え、顔見知りができやすいことが想定される。

また、現在60代以上の女性は主婦層が過半数を占めており、地域交流を担ってきた世代であることも、共助力が高い理由の一つだと考えられる。

子育てを通した地域とのつながりが、共助力を育むきっかけになっている

ライフステージ別では、シングルより夫婦、女性に関しては夫婦のみより子どものいる夫婦の方が、共助力スコア4以上の高得点者率が高くなっている。

子育て層は、地域の子ども会やお祭り、PTA活動などへの参加、子どもの友人家族との付き合いなどで、近所に自然と顔見知りが増えることが想定。また、どの年代、ライフステージでも男性より女性の方が高得点者率が高いことを考えると、地域コミュニティの中心が女性であることが見受けられ、男性の参加が期待される。

【「住民の共助力」調査概要】

調査目的

関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)の街(駅)について、街の「共助力」を明らかにすること

調査対象

関東圏にある各駅に在住していると回答し、各駅から7km以内もしくは駅と同一の市区町村に在住の20歳以上の男女

調査方法

インターネットによるアンケート調査1次調査にて、住んでいる街が好きかを調査。2次調査にて1次調査回答者の一部に対して、「共助力」などについて調査した

調査期間

1次調査(スクリーニング調査):2021年1月14日(木) ~ 2021年1月25日(月)

2次調査(本調査):2021年1月27日(水)~ 2021年2月1日(月)

有効回答数

1次調査対象数:1,619,998人 1次調査回答数:388,145人

(うち各調査会社のパネル構成比を前回(2020年)調査にそろえた結果327,004人を分析対象とした)

2次調査対象数:57,185人 2次調査有効回答数:42,947人 

構成/ino.

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