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社内インスタ、オンライン部活、完全テレワークの企業に学ぶ社内コミュニケーション術

2021.08.28

テレワーク環境下では、社内コミュニケーションに課題を感じている企業が多いといわれる。しかし、さまざまな工夫をすることで、その課題すら感じない状態にすることは可能。それを身をもって実践しているのが、化粧品ブランド「マナラ」などの開発・販売を行う株式会社ランクアップだ。

オンラインイベントのほか、「社員インスタ施策」や「オンライン部活」、挫折経験を話し合う「講話」の時間など変わった手法を取っている。今回は、その数々の工夫や施策を紹介する。

テレワークのよくある課題「コミュニケーション」とは無縁!?

厚生労働省が2020年8月に企業を対象に実施した「テレワークの労務管理等に関する実態調査(速報版)」によると、「テレワーク(在宅勤務)で感じた課題」として2位に「従業員同士の間でコミュニケーションが取りづらい」が48.4%でランクインしていた。

テレワークによるコミュニケーションの希薄化は、いまや、どこの企業でも多かれ少なかれ、課題となっている。

そのような中、2020年3月より完全テレワークを開始し、現在も出社と組み合わせながら現在もテレワークを継続しているランクアップは、さまざまな企業文化や取り組みを通じてコミュニケーション不足を補っている。社員数は現在102名だが、リモートでもコミュニケーションは円滑であり、コミュニケーションの不便を言う社員はほとんどいないという。

その理由は、さまざまな社内コミュニケーションの施策にある。

ランクアップのディープな社内コミュニケーション術6選

果たして、どんな施策を実施しているのか。多数ある中から、6つの取り組みを、ランクアップの広報担当者の解説の下、紹介する。

1.オンラインイベント

もともと、社員の誕生日会やハロウィンパーティーなどのイベントを全社員で行う文化があるが、テレワーク下ではオンラインに切り替えて実施している。

2021年6月の創業16周年記念イベントでは、部長や経営陣が感謝を伝える機会を設けた。

「このイベントでは、Zoomで全社員が参加し、チーム対抗でマナラ化粧品の数当てゲームを行いました。もともと負けず嫌いな社員が多いため、オンラインでも熱戦が繰り広げられていました(笑)。部長陣の感謝の気持ちが伝わる温かい会となりました」(ランクアップ広報)

2.朝礼・話し合いの場

毎朝の朝礼は、全社で欠かさず行っており、2020年3月からはオンラインで行っている。全員画面はONにしており、話し手が心地よい空間を作るために、笑顔で話を聞く姿勢を徹底しているという。

●「1分間スピーチ」と「発声」

朝礼当番の社員が1分間スピーチをする。内容は、ランクアップの理念に沿った行動指針等で、業務では話す機会のない話や近況を共有する機会となっている。

また、朝礼の最後にはオンラインでもミュートをオフにして声が聞こえる状態で「発声」し、在宅社員も皆で声を出す機会を設けている。

●「講話」

また朝礼後には「講話」の時間がある。これは、2週間に1度、社員が挫折経験や実践で学んだことを話し、企業理念についての理解を深める場だ。

社員からは「他メンバーの講話を聞くと、仕事上だけではわからなかったことを知ることができた」「挫折を乗り越えた話や、涙なしでは語れない感動エピソードを朝から全社で共有でき、実りのある大好きな時間」といった声が挙がっている。

3.社内SNSプロジェクト

約3年前から、Instagramで社員自身が愛用するランクアップの製品を自分の言葉で発信する投稿を行う「社員インスタ施策」を行っている。参加人数は67名、総フォロワー数は約27万人に上る。

この施策が、社内コミュニケーションにも好影響をもたらしているという。

「メンバー67人を10チームほどに分けて、チーム対抗戦でインスタ運用をしています。チームでフォロワー数を伸ばし競い合ったり、自分のプロフィールに貼ってあるURLから製品が購入されたら、インセンティブが発生するなど、工夫をしています。

Instagramが得意な社員もそうでない社員も、みんなで助け合いながら試行錯誤していくので、部署の垣根を超えたコミュニケーションにつながりますし、仕事上では知り得なかった社員の趣味や、お子さんの様子も垣間見ることができ、愛用製品の紹介だけでなく、社内コミュニケーションの活性化にも寄与しています」(ランクアップ広報)

4.オンライン部活

先のインスタ施策による交流から、「オンライン部活」が発足したそうだ。

もともとコロナ以前から部活動に対して、1人2,000円の経費支援をしており、会社として奨励している。

コロナ禍においても活動はされており、全員が同じワインを購入してオンラインで語り合う「ワイン部」や、オンラインパン作りを行う「パン部」など、業務以外の趣味を通してつながり合える機会を社員自ら作っているそうだ。

「私が、社員SNSで手作りしたパンを投稿した際、他の社員から『部活にしてみんなでパン作りしよう!』と始まったのがパン部の発端です。緊急事態宣言下では、オンラインでパン作りを行っています。ビデオ通話で教えながら各自で作り、パンの発酵の待ち時間も、他愛もない話や仕事の話をするなど、業務時間外で社内コミュニケーションを取れる貴重な場となっています」(ランクアップ広報)

5.オンラインツールでのメッセージ送付

オンラインツール利用前のハートカード

コロナ以前から、行動指針を体現している人に愛のこもったメッセージを贈り合う文化があったが、テレワークとなり、オンラインツールに切り替えて継続している。

メッセージの記入を毎月末に労務がリマインドするなど、全社として全力で取り組み、お互いの感謝の気持ちを伝える機会を意識的に作っているそうだ。

6.オンライン+オフラインの入社式

2021年4月1日の新入社員4名の入社式は、オンラインとオフラインを組み合わせて実施した。

オフラインでは、感染対策のもとメイクのプロフェッショナルである先輩社員から、新入社員に「5分間メイク」として眉・チーク・リップの3つのメイクをレクチャーした。

新入社員の玉川氏は「オンラインでイベントをすることも多いし、オンライン開催も可能ではあるが対面だからこそ高い温度感や社員の方々の温かい空気感を感じることができた」と感想を述べている。

男性社員も活躍中!

ランクアップでは、男性社員が現時点で15名在籍しており、各部署で活躍している。マナラ化粧品は、基本的に女性をターゲットとしているが、マナラ化粧品を使っている男性社員もいるという。そんな中、オンライン施策の中で、男性がどのように活躍しているのか見ていこう。

●入社儀式!?「洗顔」で洗礼される

「洗顔」を施される新入社員の男性

「男性も社会人として働く上では、『清潔感』が非常に重要ですので、先輩社員が洗顔を施し、使用したアイテムを贈呈しました。当社は2020年7月からメンズ用スキンケアブランド『R_homme(アールオム)』を展開しており、今後も『挑戦し続ける人を後押しするスキンケアブランド』を目指します」(ランクアップ広報)

●オンラインイベントの盛り上げ役として活躍

オンラインイベントで司会を務めた部長

創業16周年のオンラインイベントでは、部長陣がコスプレをして司会を務めた。その中でも、男性社員の一人は、ランクアップの話題のCMに登場する人物のパロディとして“豆絞りスタイル”で登場し、好評を博した。

「男性だから特別、というわけではないですが、今回は弊社CMのパロディということもあって、ハマり役でした! オンラインイベントでは重要な役割としてこれからも、男性社員にも大いに活躍してほしいです」(ランクアップ広報)

テレワーク下のコミュニケーションの希薄化に悩ましい昨今、ランクアップの取り組みはむしろ、オフライン以上に深い結びつきが感じられる。リモートだからこそ、つながりを深められる部分があるのではないか。そう感じさせる取り組みと言える。

【取材協力】株式会社ランクアップ

取材・文/石原亜香利

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