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コロナ禍で専業主婦世帯の夫婦関係が悪化傾向に

2021.08.24

コロナ禍の「夫婦関係満足度」、専業主婦世帯・兼業主婦世帯の妻は下降傾向に

コロナ禍で夫婦関係の状況にも変化が起きている。『リクルートブライダル総研』では、夫婦関係の状況について詳細を把握するために、「夫婦関係調査2021」を実施した。

夫婦関係の満足状況

夫婦関係に満足している割合は67.2%で、4年前と同水準。

夫は40代を除く全年代で、満足度が「上がった」と回答した割合が「下がった」と回答した割合を上回った。一方、妻は40代以降の全ての年代で、満足度が「下がった」と回答した割合の方が「上がった」と回答した割合を上回るという逆の結果に。夫婦の就業形態が影響したとみられる。

「専業主婦世帯」では、夫の満足度は上がるが妻は下がる傾向。「兼業主婦世帯」では夫・妻共に下がる傾向に。「共働き世帯」では妻・夫共に満足度が上がる傾向となった。

コロナ禍において、夫と共働き世帯の妻の「テレワーク利用」頻度が高い一方、専業主婦世帯、兼業主婦世帯では「家事時間」が増加した妻が減少した妻を大きく上回っており、「心理的ストレス」と「身体的疲労感」の増加割合が高い。

コロナ禍により夫婦関係満足度が上がった人は、夫・妻共に「配偶者に感謝の気持ちを伝える」「1時間以上の夫婦二人での会話」を行っている頻度が高い。妻側では「配偶者は家事をする」「配偶者は育児をする」「夫婦二人で同じ部屋で一緒に寝る」の頻度も高かった。 

結婚時に行ったことと夫婦満足度との関係

結婚時に、結婚を機に実施するイベントを経験した人は、それらを経験していない人よりも、夫婦関係に満足している割合が高い。各イベントを通して、互いの人間関係や育ってきた環境、価値観のすり合わせをする機会が得られ、相互理解が深まるきっかけになっている。

夫婦の呼び方ランキング

夫婦の互いの呼び名は、夫・妻共「名前」がトップ。年代が下がるにつれて割合が高まる傾向に。

コロナ禍は、夫婦関係に何をもたらしたのか?

今回の調査結果について『リクルートブライダル総研』研究員の金井良子氏は以下のように解説する。

2020年春、新型コロナウイルス感染拡大により、家や仕事場での過ごし方 が大きく変化。「コロナ離婚」なる言葉を耳にすることも。その後約1年が たち、コロナ禍も少しずつ日常になりつつある今、さて夫婦はどんな状態な のか? それが今回の調査で最も知りたかったことです。 まず、全体の「夫婦関係満足度」は約7割と、これまでと大きな変化はあり ません。

しかし、「コロナ禍による影響」を直接聞いた質問からは、さまざ まな変化が見えてきました。中でも特徴的だったのは、夫婦の就業形態に よって「夫婦関係満足度」の変化がそれぞれ大きく異なったこと。共働き世 帯は夫・妻共に満足度が上昇した一方で、兼業主婦世帯では夫・妻共に満足 度が下降する結果に(専業主婦世帯では、夫は上昇、妻は下降)。

背景をたどると、勤務形態の変化が見えてきます。夫側と共働き世帯の妻は総じて時差出勤やフレックスタ イム・テレワークの利用頻度が上がり、自宅で過ごす時間が増える一方、専業主婦世帯、兼業主婦世帯の妻は さほど変化がなく、夫が家にいることで家事時間が増え、一人で過ごす時間が減り、ストレスが増え、夫婦関 係への満足度も下がったのでしょう。

また、いつも家に妻がいる専業主婦世帯とは違い、兼業主婦世帯では変 わらず妻がパートタイムなどに出勤しているとすると、夫側も家事・育児の負担が増え、「夫婦関係満足度」 が下がったとも見ることができます。家で家事をする妻を日常的に見る機会が増え、総じて夫側の「家事分担 への納得度」が上昇している中で、兼業主婦世帯の夫のみ、納得度が下降している点を興味深く感じました。

しかしもちろん、就業形態にかかわらず、コロナ禍で「夫婦関係満足度」が上昇している夫婦はたくさんあ ります。その特徴を見ると、とにかく「1時間以上の夫婦二人での会話」や「配偶者に『ありがとう』と感謝 の気持ちを伝える」ことを頻度高く行っていること! 今のように不安や変化が多い状況では、とにかくコ ミュニケーション量を増やし、ポジティブな感情を互いに直接届けあうことが何より大切なのだと強く感じま す。もし今、夫婦関係に何かしら不安を感じておられる方は、ぜひお試しください。

結婚式などの結婚時のイベントは、夫婦の始まりにおいて、さまざまなことを二人で話し、家族観や生活観 などの価値観をすり合わせる機会になっているからこそ、その後の関係に良い影響を与えているのかもしれま せん。そう思えば、夫婦の時間を増やしてくれるコロナ禍は、夫婦関係を改めて見直し、バージョンアップす る絶好の機会。今を共に乗り越えられたら、夫婦関係はもっともっと強いものになる、そう確信しています。

今回、2011年の初回調査よりちょうど10年ということで、「夫婦の呼び方」の変化にも注目してみました。 当時と集計方法が異なるため参考値ではありますが、「他人に話すときの配偶者の呼び方」に興味深い変化が。 まず、20代夫による「嫁・嫁さん」呼びが大幅に減少し、「名前」呼びがトップに。

同時に「妻」「奥さ ん」という呼び方も増えました。 20代妻による「旦那・旦那さん」呼びが減少し、「名前」「夫」呼びが増 加しています。また、妻の全世代で「主人」呼びが減少。特に50代・60代妻による減少が大きく、代わりに 「旦那・旦那さん」呼びが増えています。夫を「主人」と呼ぶことに、広い世代で抵抗を感じるようになって いるとも考えられ、夫婦や男女の関係性が確実に変化していることを感じさせる結果となりました。

調査概要

【調査方法】 インターネットによるアンケート調査

【調査期間】 2021年2月26日(金)~3月2日(火)

【調査対象】 全国の「既婚者かつ本人・配偶者共初婚」の20代~60代の男女

【回収サンプル数】2,060件

構成/ino.


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