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牛の行動、分娩、発情を自動で検知し深刻な人手不足を解消する「畜産テック」

2021.08.22

畜産テック

 牛・豚・鶏などを飼育し、肉・乳・卵を生産する畜産業。この分野もほかの1次産業と同様、高齢化が進んでいる。しかも、コロナ禍で外国人の技能実習生が入国できず、人手不足は深刻だ。こうした中で省力化を支援する畜産テックが注目されている。

「例えば肉牛にする黒毛和牛は、事故など横臥し続けると体内にガスが溜まり、最悪の場合、死に至ります。1頭当たり約100万~150万円で出荷するものなので損失は甚大。当社の『U-motion』は、加速度センサーや気圧センサーなどを備えた機器で、牛の状態を24時間監視し、大幅に人手を減らせます」(デザミス社)

 また、通信機能の付いた体温センサーを母牛の膣内に入れ、分娩や発情の時期が正確にわかるリモート社の『牛温恵』は画期的。

「分娩で立ち会うタイミングを逃さないので、初産牛の分娩事故は92%と激減。『牛温恵』は、分娩事故や発情の見逃しのゼロを目指して、畜産家をサポートしていきます」(リモート社)

『U-motion』『牛温恵』ともに、今後はセンシングだけでなく、得られたデータを統計的に活用し、畜産家の負担を減らす仕組みを準備中している。今後が楽しみだ。

 畜産業では、防疫や悪臭などのほか、アニマルウエルフェア(動物福祉)など、新しい課題もある。この分野でテクノロジーが果たす役割は今後さらに増えるだろう。

『U-motion』

『U-motion』は、牛の首の機器と舎内のアンテナで通信し、牛の行動を24時間監視。異常があると通知する。

畜産テック

『牛温恵』は、母牛の膣内に温度センサーを挿入。体温の変化によって分娩期や発情期などを検知する。

取材・文/橋本 保

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