世界の小売業ランキング2021、日本の最上位は「イオン」
Amazon.comが前年から順位を上げ、Walmartに次いで2位に躍進。日本企業ではヤオコーが初めてトップ250入りを果たすなど28社がランクイン。
デロイト トーマツ グループは、今年で調査開始から24回目を迎えるGlobal Powers of Retailingの最新版を日本語訳したレポート「世界の小売業ランキング2021」を発表した。
今回の調査結果として、上位250社の総小売売上高は4兆8,500億米ドル(前年度は4兆7,400億米ドル)、平均小売売上高は194億米ドル(前年度は190億米ドル)、2014年から2019年度における小売売上高の年平均成長率は5.0%となった。
今年度、上位10社に新たな企業の登場はなかったものの、Amazon.comが昨年まで6年連続2位にランクインしていたCostcoを抜き、世界第2位の小売企業へと躍進した。
Amazon.comは、2015年度に初めて10位にランクインして以降、毎年順位を上げている。
今回、日本企業でトップ250入りした企業数は昨年より1社減の28社で、最上位は14位にランクインしたイオン株式会社だった。また今回、株式会社ヤオコーが初めて249位にランクインを果たしている。
構成/ino.