小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

水泳によって子どもの語彙の習得力が向上する可能性、米デラウェア大学研究報告

2021.08.19

水泳で小児の語彙の習得力が向上?

小児の語彙力を伸ばすのに、水泳が役立つようだ。6〜12歳の小児を対象に、運動の種類と語彙習得との関連を検討した結果、有酸素運動との間に有意な関連が認められたとする研究結果が報告された。

米デラウェア大学コミュニケーション科学・障害分野のMadison Pruitt氏とGiovanna Morini氏によるこの研究の詳細は、「Journal of Speech, Language, and Hearing Research」5月号に掲載された。

成人を対象にした過去の研究では、運動を行った後には脳が活性化し、語想起が改善することが報告されている。Pruitt氏らは今回、6〜12歳の小児48人を対象に、語彙習得過程において、有酸素運動と無酸素運動という運動の種類の違いが、語彙習得過程に影響を及ぼすか否かを検討した。

まず、全対象者が新しい言葉を学んだ。その後、3分間の塗り絵か、3分間の有酸素運動(水泳)、または無酸素運動(クロスフィットのようなワークアウト)のいずれかを行った後に、学んだ言葉に関するテストを受けた。

その結果、有酸素運動を行った小児では塗り絵を行った小児に比べて、学習した言葉に関する理解度が13%有意に高かった。しかし、無酸素運動を行った小児と塗り絵を行った小児の間では、このような有意差は認められなかった。

Pruitt氏は、「運動は新しく覚えた言葉のコード化に役立つ。なぜなら、運動により脳由来神経栄養因子(BDNF)と呼ばれるタンパク質のレベルが高まるからだ」と説明する。BDNFは記憶や学習において重要な役割を果たすことが明らかにされている。

では、有酸素運動で得られたような効果が、無酸素運動で得られなかったのはなぜなのか。Pruitt氏は、脳が必要とするエネルギー量の違いが原因だと話す。

つまり、水泳は、あれこれ考えたり教えられたりしなくても、小児が自ずとできる運動だ。それに対して、クロスフィットのようなエクササイズは、小児が初めて行う運動だったので、動き方を覚える必要があり、そのためには精神的なエネルギーを必要としたということだ。

一方、Morini氏は、「この研究結果は、臨床医、介護者、教育者が実践で利用できるものだ。有酸素運動を取り入れるというのは、特段、難しいことではない。だが、それにより確実な成果が得られる可能性がある」と期待を表している。(HealthDay News 2021年8月2日)

Copyright © 2021 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
Abstract/Full Text
https://pubs.asha.org/doi/10.1044/2021_JSLHR-20-00359

Press Release
https://www.udel.edu/udaily/2021/july/swimming-vocabulary-growth-study/

構成/DIME編集部

小学館ID登録&@DIMEログインでルンバi3+&Amazonギフト券が当たる

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年9月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「モバイルPCスタンドMAX」! 特集は「通勤自転車ベストバイ」、「Chromebook vs Surface」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。