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ポイントは「インプットの量」にあり!ビジネス英会話を効率よく学ぶ方法

2021.08.17

ビジネスで英語を使う必要が出てきたため、これから勉強をはじめようと思っている人や、すでにビジネスで英語を使っているが、苦戦しているという人にとって、ビジネス英会話は日常英会話よりもむずかしいと感じるかもしれない。けれど、実際はそうでもないということもあるようだ。

今回は、ビジネス英会話の講師に、ビジネス英会話は実際、むずかしいものなのか、またビジネス英会話の効率的な勉強方法を聞いた。

ビジネス英会話はむずかしいイメージが強い

ビジネス特化型オンライン英会話事業を展開するビズメイツ株式会社が2021年6月、英語をこれから学習する社会人111人を対象に「ビジネス英会話の習得」に関する意識調査を実施したところ、日常英会話よりビジネス英会話のほうがむずかしそうというイメージを持つ人は合計57.7%と、半数以上にも上った。

ビジネス英会話のほうがむずかしいと思う理由を尋ねたところ、トップ3は「使う単語が難しそうだから」が68.8%、「丁寧な言い回しを覚えるのが大変そうだから」が50.0%、「覚えるべき単語数が多そうだから」が48.4%となった。

またビジネス英会話で必要な語彙数(単語数)は「1,000単語~2,000単語程度」が17.1%、「2,000単語~5,000単語程度」が18.9%という回答に。

全体の半数以上が1,000単語以上の語彙が必要だと考えている結果となった。

ビジネス英会話はむずかしい?

こうした“むずかしい”イメージがあるビジネス英会話は、忙しいビジネスパーソンにとって少しハードルが高いと考えられる。効率的な学習方法が求められそうだ。

ところで、ビジネス英会話は、実際のところ、日常英会話と比べてどの程度むずかしいのだろうか。効率的な勉強法とともに、英会話講師に聞いてみることにした。

今回話を聞いたのは、英語講師で、かつてはIT系企業にてグローバルビジネスに携わり各国で英語を駆使して実務を行った経験を持つ、中田ケイト氏だ。

【取材協力】

中田ケイト氏
SLA(第二言語習得研究)という英語学習を「科学」したやり方をベースに90日で確実に英語力を上げるレッスンを提供中。これまでに生徒のTOEICスコアを最高で275点UPさせた。IT企業在職中に、アジア、アメリカ企業との業務経験あり。(うちインドにはトータル1年半駐在)
http://bilingual-producer.free.amsstudio.jp/

ビジネス英会話は、やはり日常英会話よりもむずかしいだろうか。

「英語をこれから学習する方にとっては、ビジネス英会話のほうがむずかしく感じるかと思います。でも、今ビジネスで英語を使っている方は、上級者だけでなく、ゆっくりでもどうにか意思疎通できる方も含めて、多くの方がビジネス英会話のほうが簡単と言います。理由は次の3つがあります」

・業界ごとに話す内容は限定されるため、知っておくべき単語・表現も限定される。

・プレゼンや打ち合わせ等は、資料を見ながら話せる。

・同じ業界の方と話す場合、バックグラウンドが同じなので、片言でも意思疎通しやすい。

例:エンジニアの場合、普段仕事で使っているカタカナ英語が通じるし、ものづくりの進め方等の共有認識があるため、上級者が通訳するより直接話した方が早いことも多い。

ビジネス英会話がむずかしそうと感じる理由は本当?

先のアンケート調査結果では、ビジネス英会話のほうがむずかしいと思う理由として、「使う単語がむずかしそうだから」「丁寧な言い回しを覚えるのが大変そうだから」「覚えるべき単語数が多そうだから」が多かった。実際、この3つは事実なのだろうか。中田氏に聞いた。

1.「使う単語がむずかしそうだから」

「中学校の頃に触れた単語に比べれば確かにむずかしく感じるとは思います。ただ、使う単語はある程度限定されていますし、普段、使っているカタカナ英語がそのまま使えたりするので、それほど時間がかからずに慣れ、むずかしく感じなくなってきます。

これまで英語に触れる時間が少なかった人にとっては大変かもしれませんが、最初に基礎単語を覚えたら、次は業務で出逢う単語や表現をその都度、意味を確認して覚えるようにしていけば大丈夫です。とはいっても、なかなか1回では覚えられないので、出てくるたびに確認する癖をつけていきましょう!」

2.「丁寧な言い回しを覚えるのが大変そうだから」

「これはそのとおりだと思います。丁寧な言い回しとして、学校で教えてもらえるのは『Would you ~? 』や『Could you ~? 』などくらいで、かなり少なかった印象なので、仕方がないですよね。

実際には、単語のチョイス、例えば断るときに『refuse, reject, decline』のどれを使うかということや、『You can ~? 』と倒置せずに質問すると丁寧でない、など覚えることも多いです。ペラペラ話している方でも、できていない方も多かったりします。

あまり気にしすぎて、話せなくなるのは良くないので、まずはゆっくりでも話せるようになってから、丁寧な言い回しを意識して覚えていけばいいと思います。

ちなみに、refuse, rejectは『拒絶する』イメージ、decline は『丁重に断る』イメージなので、ビジネスではdecline がおすすめです」

3.「覚えるべき単語数が多そうだから」

「英語をこれから学習する方は、そう感じてしまうかもしれません。例えば、TOEICの英文にある単語を知らなくて読み解けない、という状態の方は、まずはそこに出てきている単語は覚えておく必要はあると思います。TOEICはどんなビジネスでも共通的に出てくるような単語を使っているからです。すでにTOEICに出てくる単語はだいたいわかる、という方にとっては、覚える単語数は前述の通り、それほど多くありません。今いる業界でよく使う単語にフォーカスして覚えていけばいいだけだからです」

ちなみにビジネス英会話で必要な単語数は、どの程度なのか。

「2,000単語~5,000単語程度は必要だと思います。自分が『話す』だけであれば1,000単語~2,000単語程度でも、それを使いこなせればどうにかやっていけます。ただコミュニケーションの50%かそれ以上は『聞く』ことなので、1,000単語~2,000単語だと相手が伝えたいことを理解するのはむずかしくなりますし、英語のメールや資料を読むのも翻訳サイトや辞書に頼ることになり、時間がかかったり、正確に読み解けなかったりする状態になってしまいます。

『まずは単語を覚えないと!』と思うと、学習が進まなくなりがちなので、単語を覚えることに加え、文法をやり直したり、自分に合った難易度の英文を読んでみたり、バランス良く進めてみてください」

ビジネス英会話の効率的な勉強法「インプットの量を確保」

そこで、ビジネス英会話をこれからはじめようという人に、より効率的な勉強方法を教えてもらった。

「結論からお伝えすると、『インプットの量を確保すること』です。日本人は大学受験までの積み重ねがあるため『インプットは、もう充分』と思っている方が多いです。そのためアウトプットメインの英会話からはじめるものの、いつまでたっても話せるようにならなくて挫折する、ということになったりします。

インプット、アウトプットの割合は初級者の場合『9:1』がベストだと科学的にも言われています。日本人は圧倒的にインプットが足りていません。TOEIC800点を取れるくらいまで聞ける、読める力を上げていきましょう。そうすると話す力がスムーズについていきます」

インプットを行うには、具体的にどのような方法が良いだろうか。

「インプットにおすすめなのは『シャドーイング』と『音読』です。シャドーイングとは、聞こえた音声のすぐあとを追って同じ音声を発する方法です。音読は、一人で声に出して読み上げることです。どちらも、ただ単に声を発するだけでなく、意味をイメージしながらやるのがポイントです」

ビジネス英会話は、慣れれば意外とむずかしくないというのが英語講師の意見だった。重要なのはインプットとアウトプットの割合を意識して学習を組み立てていくこと。ぜひ取り組んでみよう。

取材・文/石原亜香利

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