
天然ラバーの柔らかさ・しなやかさを再現し、弾力性・耐摩耗性を向上した最新スニーカー
スピングルカンパニーから新開発「RUBEAR NRソール」採用の弾むような履き心地のスニーカーが登場。天然ゴム樹脂をそのまま時間をかけ固体化・成形して作られる天然ラバーソールは、弾むような弾力と透明感のある色味といった特長がある。
「RUBEAR NRソール」は天然ラバーソール特有の 透明感のある色味を再現。
「RUBEAR NR ソール」は、それらの特長を再現・強化しつつ、弱点である耐摩耗性を向上。天然ラバーソールと同等の柔らかさと弾力性で弾むような履き心地を実現しただけでなく、従来のSPINGLE MOVEのアウトソールと比べて耐摩耗性はほぼ同等のまま、約20%の軽量化を実現した。
人気の定番モデルSPINGLE MOVE 「SPM-110」の要素を取り入れ、アッパー(上部分)にステッチワーク、トゥガードに定番ソールの意匠、ヒール部分にヌメ革ブランドネームが付く。またカカトには主に紳士靴に使用される硬質な芯材「ホットメルト」を採用し、安定した履き心地を実現している。
アッパーに、シボ加工を施したカンガルーレザーを初めて採用
アッパーには「SPM-110」と同じカンガルーレザーを採用。カンガルーレザーは繊維質が高密度で、引き裂き・引っ張り強度が高く、牛革の2/3の厚みで同レベルの強度を保て、軽量かつソフトな特性がある。素材の表情を豊かにし、より重厚感のある印象にするため、SPINGLE MOVEでは初の試みとなるカンガルーレザーにちりめん状の細かいシワ模様を表現するシボ加工を施した。
「ストローベル製法」と「COOL MAXIM/クール マキシム」インソール
SPINGLE MOVEのスニーカーの大半のモデルには、革のパーツを縫い合わせた後、木型に合わせて内側に引っ張ることでアッパーの形をつくる「吊り込み」という工程を採用している。これに対して今回は中底に直接アッパーの革を縫いあわせる「ストローベル製法」(袋縫い製法)を採用しているため、軽量かつ屈曲性が良く、柔らかな履き心地だ。
また、インソールに使用した「COOL MAXIM/クール マキシム」は、防臭・抗菌・防カビ機能を持ち、吸汗性・速乾性にも優れた機能素材で、55%が使用済みペットボトルや繊維くずなどの再生素材から作られている。異型断面を持つ繊維同士の隙間が毛細管の役目を果たし、水分をため込まず足裏をドライな状態に保つ。
SPINGLE MOVE「SPM-341」
SPINGLE MOVE「SPM-341」は、アッパーにカンガルーレザー(シボ加工)、ソールには「RUBEAR NR ソール」を採用。バルカナイズ製法で生産。ホワイト、ブラック、ダークブルーの3色。M~XLの全4サイズ展開。
メーカー希望小売価格:2万3,100円(消費税込)
構成/ino.