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長引く自粛生活によって生じる「自粛痛」の対処法

2021.08.14

肩こり・腰痛などの身体の不調や痛みの「自粛痛」に注意

新型コロナウイルス感染症予防のための自粛生活により起こる、肩こり・腰痛などの身体の不調や痛みの「自粛痛」。ニチバンは、内科医・漢方医として、福岡県で開業医をし、生活習慣の改善に詳しい工藤孝文医師より、自粛痛とコロナ禍の夏に注意するべき点、寒暖差疲労との関わりについて公開した。

■自粛痛とは?

新型コロナウイルスによる自粛生活により起こる、肩こり・腰痛などの身体の不調や痛みのこと。感染拡大防止のための自粛生活が影響していることから「自粛痛」とニチバンが定義づけた。

同社が実施した調査では、コロナ禍から1年以上が経過し、身体の不調が深刻化しており、中でもリモートワーク経験者や20代での身体の不調が特に多いことがわかった。

コロナ禍での不調が増えた要因として「在宅勤務・在宅生活」が原因であると4割が回答しており、スマホ・PCの利用時間増や運動不足の増加などの生活習慣の変化が大きく影響しているよう。

具体的な症状は、「目の疲れ」「疲れ・だるさ」「肩こり」が上位で、さらにこれらの症状は「慢性化」していて、精神面や仕事・睡眠にも影響を与えているなど、痛みだけでなく日常の生活にも支障がある人が多い実態がわかった。

・参考:コロナ禍の健康状況の調査
https://www.nichiban.co.jp/news/2021/07_01/

■在宅生活により、「身体の不調は悪化」

500名への調査のうち、体調に変化のなかった人を除く366人に、『身体の不調は在宅勤務や在宅生活の影響だと感じますか』と質問したところ、「とても感じる(10.9%)」「まあまあ感じる(32.5%)」と計43.4%が回答している。

「リモートワーク経験者」に絞ると、計57.0%と10ポイント以上高いことからも、新型コロナウイルスによる生活様式の変化の一つである「在宅」が体調に及ぼす影響は、やはり大きいと考えられる。

コロナ禍のリモートワークは、姿勢や在宅環境により、肩こり・腰痛などの痛みにつながりやすく、ソファや地べたで作業をしている人は要注意。

さらに、具体的な症状は、 「目の疲れ(59.3%)」「疲れ・だるさ(57%)」「肩こり(53.8%)」が上位に。最も増えたと感じる症状についても上位は変わらないが、「腰痛」が「疲れ・だるさ」と同率になった。

工藤先生から見ても、自粛による身体の不調を訴える患者さんは以前よりも増えており、上記の症状は多いようだ。ポイントとして、リモートワークだけでなく、「マスク」「メンタル(気分)」も不調に大きく影響を与えているよう。

■「マスク生活」と、「メンタル・気分の落ち込み」が痛みを悪化

コロナ禍に欠かせないのが「マスク」。工藤先生によるとこのマスクも「自粛痛」を悪化させる大きな要因であるとのこと。マスクをつけているとき、息がしづらくなり口呼吸になりがち。

口呼吸になると鼻呼吸よりも空気を吸うことができず、人は絶えず「酸欠」の状態に陥りやすいという。「酸欠」になると、大人数の前やプレッシャーのかかる場面と同じく「緊張状態」になる。この「緊張状態」は身体の不調が起こりやすく、肩も凝りやすくなるのだ。

「病は気から」という言葉があるように、「身体の不調」と「心の不調」はつながっている。いつコロナ禍が収束するかわからないというストレスや、マスクにより表情が見えないこと、人との関わりが少なくなることなどにより、特に気分が落ち込みがち。気分が落ちこむと神経に影響し、疲れを感じやすく、痛みを悪化させることにもつながる。

さらに、調査では、20代の「身体の不調」が年代別でトップになった点にも注目。一般的には、自律神経が乱れやすい40代以上で「身体の不調」を訴える割合が高くなるが、今回の調査は若年層が不調を感じていることが明らかになった。これは、「コロナ禍ならでは」の結果であると言える。

スマートフォン・PCを長時間使用していることも要因に挙げられるが、20代は就職や進学で新たに人と出会い、様々な刺激を受け、人間関係を形成していく年代。しかし、コロナ禍により、在宅が続くことで、孤独感を感じ、メンタルの不調から身体の不調につながっている可能性があるようだ。まだまだ続く在宅生活において、「若者の孤独感のケア」は重要と言えるだろう。

■この夏に要注意!「寒暖差疲労」とは?

夏の暑さと冷房の使用による「温度差」が「寒暖差」。その差は10度以上あることも多いはず。これにより、体温調整をするための「自律神経」がバランスを保てず様々な症状が現れることが、「寒暖差疲労」。特に2021年は、太平洋高気圧とチベット高気圧の「W高気圧」として猛暑予想。冷房の使用機会も増え、さらに外出不足により発汗機能が低下することで、例年以上に熱中症や水分不足にも注意。なるべく「衣服」で体温調整を行なうこと。

<主な症状>
・痛み  :肩こり・腰痛・頭痛
・身体の不調 :めまい・不眠・食欲不振・便秘・下痢・ 冷え、むくみ
・メンタル :イライラ、気分の変化

この夏は、「自粛痛」「マスク」「寒暖差」の「3重苦」
身体の痛みには、即ケア&湿布ファースト

■我慢は厳禁!負のスパイラルに注意

「自粛痛」の調査で、「不調に対する対処法」の質問をしたところ、「ストレッチ」「マッサージ」「貼り薬などを使う」が上位となったが、3割が「我慢する」と回答している。

実は、「我慢する」ことで、慢性的な強い痛み、仕事や日常生活に影響し、さらに気分の落ち込みにまでつながる悪循環に。痛みによるストレスが積み重なっていくと、痛みはどんどん慢性化していき、「うつ」につながることも。痛みはそのままにしておかず、すぐにケアすることが重要だ。

■おすすめの対策は?キーワードは「即ケア」「湿布ファースト」

「自粛痛」と「マスク生活」で身体は不調になりがちで、ここに「寒暖差疲労」まで加わるため、悪化に注意が必要だ。痛みを感じやすい時期が続いている上に、暑さという外的な環境が重なる。まさに、この夏は「3重苦」と言える状況で、すぐにケアが必要。

・工藤先生がおすすめのケア:湿布

痛みのケアとして、一般的なのが「マッサージ」「ストレッチ」。しかし、毎日継続して行なうことは難しく、マッサージやストレッチ器具には多額の出費も必要。そこでおすすめなのが「湿布」。痛みが続くと悪循環に陥るため、すぐに痛みを取り除いてあげることが重要。外用薬は局所的に使用することができ、痛みがあればすぐに湿布を買って使用するなど、身体をケア。重要なのは「即ケア」だ。

・運動・サウナで「自律神経」を活性化

痛みと密接な関係にある「自律神経」。「自律神経」の乱れは身体の不調につながるため、うまく活性化させることが重要。軽いウォーキングやジョギング、またサウナも非常に効果的。また、特に自粛生活が続くと、日光を浴びることで分泌される、いわゆる幸せホルモンの「セロトニン」が分泌されにくくなる。「セロトニン」は、不安感を軽減したり、食欲をコントロールしたりする脳内の神経伝達物質。自粛続きでずっと家にいるとマンネリ化してしまい、気分も下がりがち。まずは朝に日光を浴びてセロトニンの分泌を活性化させ、軽い運動やサウナなども取り入れて健康に過ごそう。

監修:工藤 孝文先生
内科医・糖尿病内科・総合医療・漢方医

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療に携わる。著書に『やせる出汁』(アスコム)、『疲れない大百科』(ワニブックス)など多数。内科医としては生活習慣病なども専門にされているが、漢方治療にも詳しく、生活に身近な健康習慣・減量など数々のメディアでも活躍。最近ではテレビ『ガッテン!』『ホンマでっか!? TV』なども出演。日本内科学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本東洋医学学会、小児慢性疾病指定医

出典元:ニチバン
https://www.nichiban.co.jp/corp/

構成/DIME編集部

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