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なんと16種類も!BTSのリズムに乗りながら学ぶ「BUTTER」の悦楽

2021.08.09

韓国出身のグローバルアーティストBTSが5月21日にリリースした「BUTTER」が7月12日付けの米ビルボードHOT100にて7週連続でトップの座を獲得している。

BTSの発信するメッセージ、メンバーの個性豊かなパーソナリティーは人々の笑顔に変え、爽快でエネルギッシュなダンスとヴォーカルは圧巻の一言。サマーソングにふさわしいアップテンポな「BUTTER」のダンスビートにノッてステップを踏み、「LET IT ROLL〜♫」と、つい口ずさんでしまう。

アメリカはBTSファン(ARMY)の最も多い国の8位と位置付けされているらしく、BTS旋風の渦の真っ只中だ。BTSの「BUTTER」がリリースされてからというもの、BUTTERに因んだバターレシピがSNSや動画サイトでも紹介されるようになり、ばた〜!!バタ〜、BUTTERRR! BUH-TR!!の言葉をよく耳にしている。

なんと16種類も!バターが大好きな米国スーパーに集う絶品バターたち

今や、BTSが身に着けるもの、口にするもの全てがソールドアウトとなり、ソールドアウトキングとも呼ばれるBTSが「BUTTER」を歌いだしてから、米系小売企業に籍を置く筆者としては、リアル店にあるバターが気になりだしてしまった。

今まで、素通りしていたバターに目が留まり、国際色豊かでダイバシティー溢れるカスタマーのバスケットの中をチラ身。多種類のバターを常備するカスタマーが多いことに気がついた。そこで、ウォールストリートジャーナルがアメリカ人の消費するバターの量を米政府の調査結果をもとにレポートした結果を読んでみると、アメリカが消費する1年のバターの消費量は、何と、23スティックス(1スティック、約113gなので約2.6kg!)。その量の多さにも驚きだが、とりあえず、みんな、バターが大好きらしい…ということが判明。

BTSの「BUTTER」のリズムにノセられて、あっという間にBUTTERのツボにハマってしまった筆者は、バターをサーチ。何と、バターの数は16種類もあるということを初めて知ることに。これまた、驚きだ。

まず、一般的なバターにはクッキーやケーキ、バンケーキ、パンやブレッドプリンなど、ベイキングやクッキングの相性が良いとされる「UNSALTED BUTTER (無塩バター)」。ソテーやパスタソース、カラマリソース、卵料理との相性も抜群だという。

パンケーキやトーストの上に乗せるとオイシさが一層、増すというバターは、「SALTED BUTTER(有塩バター)」だ。

続いて、遺伝子組み換え(NON-GMO)や化学肥料や農薬を使わず、環境に配慮した方法で作られた有機飼料を食べる乳牛たちから作られた「オーガニックバター(有機バター)」。牧草のみで育てられた乳牛から作られた「グラスフェッドバター」。パン職人らが伝統的な手法で作るアーティザンブレッドには「ゴートバター(やぎのバター)」も使われているらしい。

ガスや電気を使わず、伝統的な自給自足の生活で規律厳守の生活様式の中で暮らすアーミッシらが作るコミュニティー・バターは、「アーミッシュバター」と呼ばれ、伝統的な技法に従って作られるバターは、「カルチャードバター」と呼んでいる。

さらに、ブリオッシュ、クロワッサン、エクレアやパイ生地などバターの香りとクリーミーな味わい楽しめる「ヨーロピアンスタイル・バター」に続き、長期間熟成、保存され、チーズのような味わいと強い匂いを持つというモロッコや中東で人気のある「スメンバター」などもある。

また、アメリカの食卓で人気の非発酵バターの「スイートクリームバター」(有塩と無塩がある)は、マフィンやブラウニー、コーンブレッドにはもってこいのバターだそうだ。マーガリンとも呼ばれる「スプレッドブルバター」もあるけれど、良質で口当たりの軽さとフワフワな食感を求めるのであれば、「ホイップバター」。パンケーキのトッピングにもイチオシ・バターだ。

まろやかでクリーミー。何でもよく合うアイリッシュバター(ケリーゴールド)は、アースフレンドリーな環境のもと、グラスフェッドで育てられたハッピーカウたちのミルクから作られたハイクオリティのヨーロピアンバター。筆者の冷蔵庫には欠かせない常連バターの一つ。

コクのあるグラスフェッド・ニュージーランドバター。カロチンを豊富に含み黄色味がかかっているバター。あっさりした味わいだ。

冷蔵庫に常備してあるバターを溶かし、煮詰めて茶色に変色したものが「ブラウンバター」と呼ばれるバター。焼き菓子やパスタソースやローストベジタブルの上かけるとおいしいという。また、ソフトでクリーミー。フワフワ感と滑らかさをもち、さらに、ハーブやスパイスを練りんだ「コンパウンドバター」は、香りと風味が一気に楽しめる「セイボリーバター」だ。ステーキや魚料理には欠かせないバターの一つでもある。

最もカラダに良い油脂、質が高く健康的なオイルといわれている「ギーバター」は、お料理からスキンケア、ドリンクまで幅広く使われている万能バターともいわれている。乳糖不耐性の人でも摂取できるそうで、シリコンバレー発の完全無欠の防弾バターコーヒー(BULLETPROOF COFFEE)には、同バターが使われることが多いという。特に、KETOダイエット(※)中の人にとっては人気のあるバターコーヒーだ。

※ケトジェニックダイエットの訳で、糖質を抑えて、良質の脂肪を摂取。体脂肪をエネルギー源に変えて、体質を整えていくダイエットのこと。

近年は、乳製品や動物性食品を一切使用しない「プラネットベースバター」と呼ばれているビーガンバターが人気だ。ココナッツオイルやカシューナッツをベースにしてリッチな味わいに仕上がったビーガンバターは、環境や動物のウェルビーングと健康を配慮したアースフレンドリーなハイブリッドバターとして注目度が高い。

MIYAKO Creameryのバター。成長ホルモンフリー、遺伝子組み替えなし、殺虫剤フリーで食物繊維も豊富。実は、同バターを開発したのは、日本人女性Miyoko Schinnerさん。同氏が57歳の時に創業したというスタートアップ企業である。大手小売店から飲食店などにも流通している同社のバターは、社会への貢献度も高い良質なバターとして存在感がある。

MIYAKO Creameryバターの色は、白っぽく、あっさりしているけれど、驚くほどクリーミーな味わい。レシピによって、レギュラーバターとビーガンバターを分けるのもいいかも! 

「BUTTER」は、英語のスラング用語で素晴らしいといった意味で使われることもあり、GOOD LIVING(豊かな生活)のシンボルともされている。それぞれのバターには、スパイスの効いたキレのある味わいから、フワフワ感やまろやかさ、また、濃厚で癖のあるバターまでと色々なテイストを楽しむことができる。

食卓のスーパースター。バターに溶かされて旨味を増した目の前の逸品は、自分への御馳走だ。より一層、楽しく、味わい深く自分だけの味、自分だけの生き方を求めてワールドワイドに冒険してみるのも悪くないと思えるはずだ。

取材・文/白井朝美
米国大学在学中にダンサーに。NY拠点にダンサーとして活動後、多種多様な業界を渡り歩いた元・3ヶ月坊主のジョブホッパー。米フォーチュン500企業の最も働きやすい企業に籍を置いたのち、アメリカが選ぶ最高の雇用者としてトップに君臨する大手小売企業に祝現職!ライター、ライフスタイルリサーチャー、ブランドアンバサダーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。https://morningbeauty917.wixsite.com/mysite

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