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高血圧対策で重要なカギを握る「ナトカリ比」とは?

2021.07.29

血圧が一定値以上に上昇し、心臓病や脳出血、動脈硬化など様々な病気のリスクが高まる高血圧。酷暑が続く今年の夏、高血圧患者の方々はどんな不安を抱えているのだろうか?

オムロン ヘルスケアはこのほど、40代~70代の高血圧患者の男女 1,080 人を対象に、血圧管理に関する意識調査を実施した。詳細は以下の通り。

高血圧対策として取り組んでいることは「医師の指示通り服薬する」が最も多く、禁煙や水分を多くとる人が6割以上

高血圧対策として知っている事および実践の有無について質問したところ、「医師の指示通り服薬する」をと回答した人が96.9%と、最も多い結果となった。次に、「禁煙するもしくは喫煙を控える」と答えた人は77%、続いて「水分を多くとる」が 68.7%となった。

一方で、「適度な運動を取り入れる」人は 46.2%となり、対策として知っているが実施できていない人が約半数いることがわかった。さらに、体内の塩分排出を促すカリウム摂取に関しては「カリウムの摂取量を意識した食事を摂る」と回答した人はわずか25%に留まった。

血圧管理の意識が最も高まる季節は「冬」

季節によって血圧管理に対する意識が変化するか質問したところ、「変化はない」と回答した人が57.3%、次いで40.1%が「冬に最も意識する」と回答した。さらに、夏と冬で高血圧対策の内容を変えているかを質問したところ、84%の人が「変えていない」と回答した。

今年の夏、高血圧対策を行ううえで不安なことや悩んでいることは「マスク着用で、例年以上に熱中症や脱水症がこわい」

今年の夏に高血圧対策を行ううえで、不安なことや悩んでいることを質問したところ、「特に悩みや不安はない」が43.5%となったが、一方で「マスク着用で、例年以上に熱中症や脱水症がこわい」が40%にのぼり、継続するマスク生活による夏の健康管理に不安があることがわかった。

また、夏は熱中症対策などで塩分摂取の機会が増えるため、全体の15.7%の人が「どの程度塩分を摂取していいのかがわからない」と回答。夏の塩分摂取に悩んでいることもわかった。

夏の塩分管理は、およそ3人に1人が「気にしているが調整できていない」と回答

夏の塩分管理について調査したところ、36.9%が「塩分摂取は適量に調整している」と回答した。29.3%は「塩分摂取量を気にしているが、調整できていない」と回答した。

「ナトカリ比」を知っている人は、わずか7%に留まる

摂取した塩分(ナトリウム)とカリウムの比率を示す「ナトカリ比」について質問したところ、「聞いたことがない人」が73.3%、「聞いたことがあるが内容を理解していない人」が19.5%にのぼり、「聞いたことがあり理解している人」はわずか7.1%となった。高血圧対策の一つとして重要なカリウム摂取に関する認知が十分とは言えないことがわかった。

滋賀医科大学NCD疫学研究センターセンター長・教授三浦克之先生のコメント

<経歴>
1988年3月金沢大学医学部卒業
2009年12月滋賀医科大学医学部教授(社会医学講座公衆衛生学部門)
2013年4月滋賀医科大学アジア疫学研究センターセンター長(併任)
2021年4月滋賀医科大学NCD疫学研究センターセンター長
滋賀医科大学NCD疫学研究センター予防医学部門教授

血圧変動は外気温による影響が大きく、冬場は多くの方の意識が高まりますが、そもそも血圧管理の目的は脳卒中や心臓病などの発症予防のためであり、夏にこれらの疾患の発症率が低くなるわけではありません。夏だからと言って、気を緩めていいとは言えません。

夏は、気温と湿度が高くなることから、高血圧対策とともに熱中症対策が大切です。特に昨今のコロナ禍でのマスク生活の場合、これまで以上の対策が必要です。熱中症対策として塩分摂取の必要性が巷では叫ばれていますが、我々日本人の食生活では一般的な生活をしている方(屋外での激しい運動や重労働をして大量の汗をかく方を除く)が塩分不足になることはほとんどありません。

調査結果を見ると熱中症対策を意識しすぎて、塩分摂取を増やすという方がいるようですが、本当に必要なのは適切な水分補給です。また、夏は血圧がやや下がりますが、自己判断で降圧剤を減らしたりせず、必ず主治医に相談してください。

私が代表を務める厚生労働省の研究班では、コロナ禍での自粛生活により、自宅で調理する人の割合が男女ともに増加し、また、野菜を摂る機会が増えていました。

※国民健康・栄養調査対象者の疫学研究NIPPONDATA2010の追跡調査より

野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには体内の塩分の尿への排出を促す作用があるため、血圧をコントロールするうえでは非常に重要な存在です。塩分(ナトリウム)の摂取を減らし、カリウムの摂取を増やして、その比である「ナトカリ比」を減らすことが血圧低下のために重要です。

日本の高血圧患者のなかで、血圧を適切にコントロールできていない人は全体の約半数いると言われています。長引く自粛生活で変化する生活様式に戸惑うことも多い一方で、普段の食生活に、高血圧対策として「ナトカリ比」の考えを取り入れる機会とするのも良いのではないでしょうか。

<調査概要>
調査目的:血圧管理に関する意識調査
調査対象:全国の高血圧患者40代~70代の男女1,080人
男性40-49歳135人/50-59歳136人/60-69歳138人/70-79歳136人女性40-49歳133人/50-59歳135人/60-69歳133人/70-79歳134人
調査エリア:全国
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年6月18日(金)~2021年6月22日(火)

出典元:オムロンヘルスケア株式会社

構成/こじへい

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