
「輸入車EV」を購入するなら今話題のあのメーカー?
自動車メーカー各社が電気自動車の開発や生産を急ピッチで進めており、今後の新車販売は電気自動車が占める割合が徐々に増えていくことが予想される。輸入車メーカーも例外ではなく、同様の流れが加速するだろう。
そこで外車王では、輸入車EVについて選択肢を用意しアンケートを実施。輸入車EVを購入したいと思うかどうかに加えて、欲しいと思う車種について理由も併せて調査した。
Q1:次に車を購入するならEVを購入したいですか?
大きな差は見られない結果となったが、「EVを購入したくない」と回答したユーザーがわずかに上回る結果に。
EVはまだまだ市場に出回り始めたばかりではあるが、「EVを購入したい」と回答したユーザーは4割以上となっており、今後も増えていくことが予想される。
「EVを購入したくない」と回答したユーザーの理由としては「航続距離が短い」「まだ充電環境設備が整っていない」など性能やインフラ面についての意見や「ガソリン車のエンジン音が好き」といった意見が多く集まった。
輸入車EVに対して性能面で疑問をもっていたり、出先での充電設備やマンションでの充電設備が不十分であることからインフラ面に不安を持っているということが読み取れる。
Q2.欲しいと思う輸入車EVはどれですか?
1位 テスラ モデル3 36票
2位 メルセデス・ベンツ EQA 28票
3位 ポルシェ タイカン 23票
4位 アウディ e-tron 15票
5位 BMW i3 6票
5位 MINI クーパーSE 6票
5位 ジャガー I-PACE 6票
※上位5位までを抜粋
輸入車EVを購入したいと回答したユーザーの中で、欲しいと思う輸入車として最も得票数が多かったのはテスラのモデル3で36票という結果に。
メルセデス・ベンツやポルシェ、アウディなどこれまで国内で多くのファンを集めてきたメーカーを抑えてテスラが最も得票数が多かったことから、EV専業メーカーに対する期待感が非常に大きいということが伺える。テスラを選んだ理由として「デザインや見た目がいい」「急速充電が可能」「コストパフォーマンスが高い」などの理由が多く、デザイン面や性能面、価格面でも高く評価されているようだ。
次にメルセデス・ベンツのEQAで28票、3位にポルシェのタイカンで23票と続く結果となった。メルセデス・ベンツのEQA、ポルシェのタイカンと回答した理由としては「これまでベンツに乗ってきたから」「ベンツに対する信頼感」「ポルシェの製品だから」などが多く、メーカーに対する絶大な信頼からEVになってもベンツやポルシェに乗りたいというユーザーが多くいることがわかる。
調査のまとめ
今回の調査で、輸入車に興味があるユーザーがEVを購入したいかどうかに加えて、購入するならどの車種がいいと考えているのかがわかった。
輸入車EVを購入したいと回答したユーザーは4割以上にのぼり、EVに対して興味を持っているユーザーが一定数いることが読み取れる。
EVを専門で生産しているテスラが現状最も人気があるという結果になり、今後はより一層自動車メーカーの動向とEV市場の変化にも注目する必要があるといえる。
調査対象
調査対象:輸入車に興味のある男女254名
調査期間:2021年6月8日~2021年7月7日
調査内容:Q1.次に車を購入するならEVを購入したいですか? Q2.欲しいと思う輸入車EVはどれですか?
構成/ino.