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京都・和束町のテロワールを伝える!平均年齢29歳のお茶農家「d:matcha Kyoto」が作ったお茶が主役のスイーツが話題

2021.07.25

■茂木雅世のお茶でchill out!

京都府和束町。

標高が高い場所に位置し、山に囲まれたこの地で作られるお茶は、一口飲む度になんとも言えない幸せな感情を連れてくる。

おいしいお茶を作るのに適した土地と言われる和束町は「宇治茶」と呼ばれるお茶のうち4割弱を生産している一大産地としても知られている。

そんな和束町で、お茶農家ならではの遊び心と想いを届けようと奮闘するのが、宇治茶の栽培から商品企画・製造・販売・輸出までを一貫して行うd:matcha Kyotoだ。

高齢化が進む中で、日本の農業を盛り上げたいという夢を抱き、2016年に和束町に移住して新規で農業を始めたメンバー。驚くのはそのほとんどが和束町とは縁もゆかりもない東京や沖縄といった土地に産まれ育ったということ。

和束町という土地に惹かれ、農学部で学んだ知識と経験を活かしながら新規で就農し、お茶を作り続けている。

現メンバーの平均年齢は29歳だ。

目指す所は、ワインでいうところのテロワールのように、和束町という土地がもともと持っている力と魅力、個性をお茶に乗せ、味で表現し、届けること。

商品ラインナップを見ると、お茶農家だからこそ届けられるようなワクワクするお茶やお茶スイーツがずらりと並んでいる。

例えば、同じ“やぶきた”という品種のお茶でも、比較的日当たりが良い畑と高い所にある畑とではその環境の違いによって味にも違いがうまれる。

d:matcha kyotoはそんな繊細な味わいの違いを楽しむことが出来る“畑別シングルオリジン”や飲み比べが出来るセットを企画。

品種そのものが持つ香りや土地の香りをダイレクトに感じてもらうなど、お茶農家だからこそ提案できる“お茶の遊び方”を提案している。

私が初めて、d:matcha kyotoの存在を知ったのは、品種別の抹茶の味わいの違いをチョコレートで楽しむことができる“3品種利き茶チョコ”を食べたことがきっかけだった。

抹茶チョコレートと名のつくものはたくさんあるが、抹茶の品種別チョコレートというマニアックな視点がツボだった。

実際に食べてみると、3品種とも味わいが全く違う。

その体験がとても楽しかったので、印象に強く残っていたのだった。

この1年はコロナ禍ということもあり、自宅で茶畑を感じてもらえるようなお茶を主役にしたスイーツの販売を強化したという。

畑でお茶作りもしているいわば“お茶のプロ”であるメンバー自らが企画し、商品開発もしているというが、驚いたのは、その商品の多さだ。

新茶の時期には“おおいわせ”という品種の新茶や抹茶、ほうじ茶をたっぷりと使用した「新茶の濃厚宇治茶プリン食べ比べセット」。

夏にはレモンと煎茶を合わせた「レモン煎茶ヨーグルトアイスチーズケーキ」や「抹茶レモンティラミス」。

玉露やかぶせ茶といった高級な煎茶を惜しまずたっぷりと使ったティラミスもまさに“お茶を食べている”という感覚だった。

そして、数多あるお茶が主役のスイーツの中でも、特に印象的だったのが、甘酒と日本茶の組み合わせが新しい「宇治茶玄米甘酒」だ。

白米を使用せず、和束町産の玄米で仕込んだという甘酒は、驚く程優しい味わいで、砂糖不使用にも関わらず軽やかに甘さが広がる。

お茶の香りや後味もしっかりと感じられ、夏の疲れた身体に染みた。

「世の中には抹茶スイーツという名のものはたくさんありますが、写真映えするとかそうではなく、お茶農家だから作れるあくまでも“お茶は主役”のスイーツを作りたいと考えています。お抹茶というとまだ特別な時に飲むものというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、私達のお茶やスイーツを通して、日常の中で飲んでもらえるようになったら嬉しいです」

d:matcha kyotoの芝山さんはそう語る。

聞けば、芝山さんはd:matcha kyotoが開催する茶畑ツアーにお客さんとして参加した際、メンバーの強い想いやお茶作りの魅力に惹きつけられ、「ここで働きたい」と強く思ったそう。

その場で直談判をして社員となり、英語教師だった経験を活かし、今では英語でお茶の魅力を伝える大切な役割も果たしているという。

和束町とお茶の魅力に惹かれ、集い、日々お茶と向き合い続けているd:matcha kyotoのメンバー。お茶農家ならではの視点でうみだされたお茶やお茶を使ったスイーツでこれからも世界中の人を笑顔にしてくれるに違いない。

茂木雅世 もき まさよ

煎茶道 東阿部流師範・ラジオDJ
2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまう活動を開始。現在ではお茶にまつわるモノ・コトの発信、企画を中心にお茶“漬け”の毎日を過ごしている。暮らしの中に取り入れやすいサステナブルアイテムを探求することも好きで自称“アットDIMEのゆるサステナブル部部長”
Instagram:https://www.instagram.com/moki98per/
Twitter:https://twitter.com/ocharock

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