
雄大な自然と豊かな水資源、そしておいしい食べ物に恵まれる熊本県。同県において、特に居住者から「住み心地が良い」と思われている街、また、「住みたい」と憧れを持たれている街は、どこになるのだろうか?
大東建託ではこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2021<熊本県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2021<熊本県版>」として集計した。
街の住みここちランキングでは、熊本市のベッドタウンで、全国的にも人口増加率が高く、JR豊肥本線が東西に通り、高速も近く、南部には熊本空港がある菊池郡菊陽町が2年連続1位となった。
また、1位の菊陽町、2位の合志市をはじめ、TOP10内では7位の上益城郡益城町、9位の菊池郡大津町と、熊本県東部の菊池郡およびその周辺に位置する、熊本市のベッドタウンが上位にランクインする結果となっている。なお、TOP5は昨年と全て同じ順位で、変動はない。
次に、住みたい街ランキングを見ていこう。2021年はランキング集計対象を九州・沖縄に拡大したが、1位は変わらず熊本市という結果になっている。熊本市と福岡市の得票数は市内各区の合計値だが、熊本市の得票数86のうち、56名が中央区に投票しており、熊本市の中でも高い人気を得る結果となっている。
一方、住みここちTOP10自治体の因子別順位では、「静かさ治安」の1位が人吉市、3位が上益城郡御船町、「物価家賃」の3位が上益城郡御船町、「自然観光」の2位が天草市、3位が人吉市だった。
<調査概要>
◇調査方法 株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
熊本県居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計5,078名を対象に集計。
[男女比] 男性45.4%:女性54.6%
[未既婚] 未婚38.1%:既婚61.9% [子ども] なし 39.8%:あり 60.2%
[世代比] 20歳代15.4%、30歳代24.8%、40歳代26.0%、50歳代20.2%、60歳以上13.6%
◇調査期間
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1,754名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,954名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:1,370名)
計5,078名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
出典元:大東建託株式会社
構成/こじへい
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