
■連載/カーツさとうの酒と肴と男とサウナ
ついに『しきじ』登場!
首都圏のサウナ好きにとっては、遠征サウナの代名詞。っつうか、そもそも“遠征サウナ”なんて言葉自体、『しきじ』があるから生まれたような言葉だもんなァ。
“旅に出たんで旅先のサウナにも入る”のではなく“サウナに入るためだけに旅に出る”なんて行為、『しきじ』が世間に知られる以前には考えられませんでしたよ。
そんな『しきじ』がなにゆえにその名を全国に轟かすようになったか、みなさん御存知でした?
もちろん最大の理由は、そのサウナとしての圧倒的な自力なんだけど、10年近く前までは、地元の常連さんが集う、いわゆる地元の方の為のサウナ施設だったのね。
そんな隠れたダイヤモンドだった『しきじ』をサウナネーム・トントン先生という方が偶然発見しちゃって、ブログに書いたというのがその始まりなんですが、そこらの秘話は、小学館から絶賛発売中のサウナムック『Saunner+』でジックリ紹介しております!
定価1320円(税込)
B5判/132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252
「出た、宣伝!!」
そう思われた読者の方もいるでしょう。なので開き直っていわせていただければ、『Saunner+』、カタカナでは『サウナープラス』、『Saunner+』をなにとぞよろしくお願いいたします、と最後にしつこく書かせていただき、宣伝はここまで!
さぁ『しきじ』です。
とはいえ“とにかく水風呂の水質が素晴らしすぎる”とか“サウナ発汗量がハンパない”とか“薬草サウナが染み入る感動”とか、そんなことはすでに有名すぎて、オレがここでわざわざ書くまでのこともないんだよね。
そういうサウナとしての王道要素は当たり前にすごいとして、ちょっとしたすごいことが、このサウナには他にも一杯あるんですよ。
まずは、初めて入った人は誰でも「オッ!」と気付く思うけど、サウナ室の背もたれ部分にもサウナマットが掛けてあることね。あの背もたれって、背もたれといいながら熱々すぎちゃって、背中をくっつけるには、最初ちょっとした我慢がいるじゃん?
まぁ最初に「アチッ」に思っても、肌付けてれば、背もたれ部分の温度もすぐに肌の温度の同化してくるんだけど、まぁそうなったらそうなったで、背もたれ部分の壁に汗がベッタリついちゃうから、それもどうかなとは思うし。
そんな利用者目線での“熱さ対策”と、サウナ室の衛生管理っていう目線での“壁保護”っていうダブル配慮による、背もたれサウナマットかけてですよ。
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