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健気に頑張る姿が話題!重労働を軽減する農業用自律型AIロボット「agbee」

2021.07.20

そのロボットが畑を移動し、収穫の手伝いをしている映像を目にした時、欲しいと思わずにはいられなかった。

レトロな色合いとかわいらしいフォルム。

収穫した野菜を乗せて、作業をしている人の後ろをついてくる姿は一度見たら誰もが心を掴まれるに違いない。

アグリカルチャー(農業)とビークル(乗り物)から名付けられたというagbeeは、自分で判断し、ご主人様と一緒に動く自律型のAIロボットだ。

重い物を運んだり、腰をかがめて長時間の作業を強いられるクリエイティブな仕事に就いている人達の身体的な負荷を軽減し、作業の時間をオシャレに、快適に、そして楽しくしてくれる存在として開発された。

「農家の相棒になるためにうまれてきた」という言葉通り、agbeeは、農業における様々な作業を手伝ってくれる。

台車のような形をしているため、荷台に肥料を乗せて一緒に土づくりはもちろん、収穫の際にも大活躍。作業者の後ろを自動でついてきてくれるので、収穫したものはagbeeに乗せて運んでもらうことが出来る。

カメラを用いているため、近いうちには、人に代わって農薬や水を散布する作業をするなど、それぞれのagbeeが自分で判断して、目的に合わせて動いてくれるようになるのだとか!

agbeeは、金属加工のものづくりを主軸に展開してきた中西金属工業と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の共同開発によりうまれた。

プロジェクトのスタートは2014年。

約100年にもなる歴史と実績にとらわれないゼロからのものづくりに挑もうとしていた中西金属工業の若手チームが、デザイン思考の研究者である慶應義塾大学の奥出直人教授をアドバイザーとして招き入れ、作戦会議を開くところから始まった。

社会の課題を解決できるようなものを作りたいと考える中で、浮かび上がったテーマが「農業」だったという。

農業の課題を把握するため、プロジェクトメンバーで手分けして全国各地の農家を回り、現地調査を進める中で、改めて実感した収穫の過酷さ

頻繁に重いものを運んだり、長い時間腰をかがめ、農作物を台車に積んで、水を含んだ重たい土の上を押して移動する。そんな農作業は、今まで“つらい”“大変”と表現されることが当たり前だった。

高齢化が進む中、「これは解決すべき課題だ」と改めて思ったメンバーは、農家さんの後ろからついていき、荷物の運搬をサポートする動く台車のアイデアを実際に形にしていった。

畑で試験を繰り返し、作っては壊し、また作るといった試行錯誤の連続を経て出来上がったagbeeは、機能性だけでなく、一緒に農作業をしたくなるようなかわいい見た目で、国内外から注目を集め、展示会では一躍人気者となった。

現在、一緒に畑に出ている農家さんの協力もあり、まだまだ進化を続けているというagbee。

今後は、畑での農作業以外にも、工場での作業や、スーパーマーケットなどで届いた荷物を売り場まで運んだり、仕分けするというシーンでも運用が進んでいくというから楽しみだ。

「最終的には、街で人が移動する時に横についてきて、例えば買い物したものをそこに置いて、運んでもらうとか、そういったことが出来たらと思っています。4、5年後を狙って、今、頑張っています。」と語る奥出氏の言葉にも、ワクワクが止まらなかった。

今年の9月頃には、agbeeの販売情報も更新されるそうなので、気になる方は是非チェックしてほしい。進化を続けるagbeeの今後の展開から目が離せない。

agbee  https://www.agbee.co.jp/

取材・文/茂木雅世(もき まさよ)

煎茶道 東阿部流師範・ラジオDJ
2010年よりギャラリーやお店にて急須で淹れるお茶をふるまう活動を開始。現在ではお茶にまつわるモノ・コトの発信、企画を中心にお茶“漬け”の毎日を過ごしている。暮らしの中に取り入れやすいサステナブルアイテムを探求することも好き。自称“アットDIMEのゆるサステナブル部部長”
Instagram:https://www.instagram.com/moki98per/
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