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ようやくデリバリーが始まった新型「コルベット」の進化と真価

2021.07.11

 アメ車ファンばかりでなく、スポーツカー好きの人たちが注目している「コルベット」がようやく日本に上陸。そのお披露目のデモ走行が先日、富士スピードウエイ(FISCO)で行なわれ、ユーザーにライン配信された。当日、参加した新型コルベットは5台。いずれも日本仕様。5人のレーシングドライバーがFISCOのコースを編隊走行した。それにしても日本上陸するまでの時間は長かった。

 アメリカ本国で生産型の発表があったのが2019年7月。「コルベット」初のミッドシップエンジンを搭載した2シータースポーツカーは、V型8気筒6.2ℓの自然給気OHVエンジンを積み、495PS、637Nmの出力とトルクを発生。8速のデュアルクラッチATを組み合わせている、とインフォメーションされていた。

 7月の発表時はクーペだけだったが、9月にはコンバーチブルも発表された。こちらは「コルベット」初のハードトップコンバーチブル。そのメカニズムは発表資料だけでは、よくわからなかったが、今回、FISCOで実車を見ると、タルガトップ的で、電動でルーフがリアのトランクスペースに収納されていた。

 もともと「コルベット」といえば1953年にデビューした初代はルーフのないフルオープンの2シータースポーツ。その後、2代目になってクーペも加わったが「コルベット」はオープン2シーターがベースだった。

 今回の新型も、発表はクーペが先だったが、開発陣の話では、最初に設計されたのはコンバーチブルのほうだったという。だから、コンバーチブルの開発には力が入っており、例えば、実用性に関しては、ハードトップをトランクに収納した状態でも、トランクにはゴルフバッグが2セット入るという。さらにフロントにも荷物スペースがあり、「ゴルフコンペで優勝した時のカップが入る」(関係者談)というスペースも確保されている。

 このルーフは50km/hぐらいまでなら、走行中にでも開閉できる。ルーフ部に6基の電気モーターを備え、約16秒で開閉は完成する。ルーフカラーはボディと同色(6色)だが、オプションでカーボンフラッシュメタリックのナセルとルーフも選べる。クーペとコンバーチブルは、Cピラー周りのデザインが異なっており、それが見分けるポイントだ。

 今回の新型「コルベット」の最大の特徴は、右ハンドル車ということ。これまでもGMはキャデラックで右ハンドル車を日本に輸出したこともあるが、「コルベット」の右ハンドル仕様は初めてのこと。右ハンドル車が販売されるのは、英国、オーストラリアと日本だけ。そのために右ハンドル車を開発したという。ちなみに左ハンドル車の正規輸入はない。

 日本仕様の新型「コルベット」は、クーペとコンバーチブルの2タイプ。グレードは「2LT」と「3LT」がクーペに。コンバーチブルは1グレードだ。ハイパフォーマンスを追求した「Z51パフォーマンスパッケージ」が標準装備されるほか、フロントカーブビューパーキングカメラ、HDリアビューカメラ&リアパークアシストなどの運転支援機能が充実している。

「2LT」はGT2バケットシートが装備されている。「3LT」は内外装ともにカーボンパーツが採用され、シートはホールド性を高めたコンペティションスポーツバケットシートを装備。さらにミッドシップエンジンが外から見えるエンジンアピアランスパッケージやカラードブレーキキャリパーも装備されている。

 パワーユニットは、いずれもV8、6.2ℓ自然給気、気筒休止機構付で、495PSの最高出力と637Nmの最大トルクを発生する。8速ATはパドルシフト付きで、駆動は後輪になる。

 メーカー希望小売価格(税込み)は、クーペ「2LT」が1180万円、クーペ「3LT」が1400万円、コンバーチブルが1550万円となっている。ただし、2020年1月に行なわれた予約受付で約300台の初期ロット分は完売。オーナーは1年待って、ようやくデリバリーが開始され始めたということになる。

 今回、FISCOで実車を見た印象は、この価格はむしろ安いということ。この外観、内装、そしてエンジンをかけた時の音、雰囲気は、フェラーリ、ランボルギーニにも負けない存在感があった。なのに、イタリアンスーパーカーの半額に近い価格ということになる。

 しかも、歴代のアメ車やこれまでの「コルベット」の性格を考えると、運転する時の緊張感や気難しさは皆無だろう。街乗りにも使えるミッドシップスーパースポーツに仕上がっていることが予想される。

◆動画でチェック

◆関連情報
https://www.chevroletjapan.com/cars/all-new-corvette/model-overview.html

文/石川真禧照(モータージャーナリスト)

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