
BANDAI SPIRITSは、ガンプラをはじめとした同社のプラモデルを題材に、小学校高学年を対象とした学校でのオンライン授業などを通じて、プラモデルの組み立て体験による“ものづくり”の楽しさと、プラモデルの紹介映像による地球環境問題に対応する「オンライン授業×プラモデル」のテスト展開を開始した。本授業は、テスト参加した学校の実施記録・意見などをもとに教材を開発。今秋より、全国の小学校での本格展開を予定している。
「ガンプラ」をはじめとした BANDAI SPIRITS のプラモデルを生産する「バンダイホビーセンター(以下、BHC)では、2006年に稼働を始めてから 2019年までに約40,000人の工場見学者を受け入れてきた。
その中でも学校見学は、総合学習などで、延べ400校、約12,000人が見学に訪れた。しかし、遠方の学校は距離的な問題や日程・人数の都合などで受けられないケースも多くあった。
そこで、移動を必要としない見学方法として学校で行うオンライン授業にて、BHC で生産するプラモデルを題材に、企画から設計・金型・生産までの工程や最新技術のほか、実際にプラモデルの組み立てを体験することでの“ものづくり”の楽しさ、プラスチック代替素材の開発や廃材のリサイクルなど、地球環境を考えるサステナブル活動の取り組みを学んでもらう目的で、本企画をスタートした。
プラモデルのできるまで映像(約15分)
オンライン授業風景(イメージ)
体験用キット例 (c)創通・サンライズ
なお、「オンライン授業×プラモデル」の参加申込については、2021年秋に予定している本格展開に合わせての案内を予定している。
関連情報
https://www.bandaispirits.co.jp/
構成/KZ