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物件探しの効率アップ!時間や場所を選ばない「VR内見」のメリットとデメリット

2021.07.01

コロナ禍で物件の内見しづらい昨今、バーチャルで内見できるVR(バーチャルリアリティ)による内見方法に注目が集まっている。

現地に行かずに便利に思える一方、少し不安なところもある。そこで今回は、VRによる内見のメリットやデメリット、実際に物件を決めた人の事例を見ていこう。

新しい内見の形!VRによる内見とは?

「VR内見」イメージ(ナーブ株式会社提供)

VR(Virtual Reality/バーチャルリアリティ)による内見とは、あらかじめ物件の部屋の内部などを360°撮影し、それを組み合わせてVRコンテンツを作成したものを、顧客が専用のゴーグルを見ることで、まるで実際に部屋に足を踏み入れたかのように、バーチャルな内見ができるサービスだ。

実際に現地に赴かず、VR内見のみで物件を決めた人もいる。VRコンテンツのプラットフォームの提供を行っており、「VR内見®️」というサービスを提供するナーブ株式会社には、次のような事例がある。

1.急な異動で忙しく時間がない!VRでカバー

ある30代の男性は、急な異動で時間がない中、新しい賃貸物件を急いで決めなければならなかった。妻と子ども一人の夫婦共働きで、自宅に仕事用の部屋も欲しかった。忙しかったこともあり、VR内見と不動産会社からの説明、Googleアースの周辺情報で現地での実内見なしでマンションを決めた。必要な情報はVRでカバーすることができた。

2.大学内定者が県外からVR内見で学生物件を決定

合格発表直後の、今春入学予定のある大学内定者は、合格発表のあとに、不動産会社から学生物件をすべてVRで内見できますと案内され、利用した。そこで大学4年生が居住中の物件をVR内見し、その場で決定。両親には物件の写真がパノラマで見られる「パノラマURL」をメールで送って相談。県外からの受験だったため、滞在時間も短い中、効率的に決めることができて満足した。

パノラマURLサンプル

VRによる内見のメリット

スマートフォンから見たパノラマURL

VRで賃貸物件を内見することは、借主にとってさまざまなメリットがあるようだ。ナーブの担当者は、そのメリットを5つ挙げる。

1.場所や時間を選ばず最速でお部屋探しができる

「お仕事や子育てに忙しい世代にとって、できるだけ、事前に情報収集することは必須だと思います。不動産会社などの店舗に来店してその場でゴーグルを使って内見ができるサービスや、営業担当者とオンライン会議のように画面を共有しながら、VRのパノラマ写真を双方向に動かすことができるツールを通じて、いつでもどこでも何時でもVR内見することができます」

オンライン商談ツールサンプル

2.何件でも内見できるので理想の部屋に出会える

「お部屋探しといえば、まずはポータルサイト検索をして、例えば、徒歩10分や1DKなどといった条件で探します。しかしポータルサイトに載っている物件は、物件全体のほんの一部ですし、自分が本当に希望している要件がわかってくるのは3件以上見てからといわれています。しかし現地での実内見では移動時間があり、時間の制限で一日に内見できる数は決まってくるものです。VR内見を使えば、希望の物件イメージをしっかり固めていくことができ、そのイメージを元に不動産会社が最適な物件を提案することが可能になります。不動産屋に対してより明確に希望のおうちを伝えることができるでしょう」

3.無駄な内見を削減し、確度の高い物件の実内見ができる

「間取り図では良さそうに見えたのに、実内見してみたら窓が小さくて圧迫感のあるお部屋だった。こうした事態も、VR内見であれば事前に省くことができます。また写真ではわからないことも、VR内見なら360°すべてが見えるため、借主さんにとってメリットです」

4.物件写真をパノラマで共有できる

「VR内見では、パノラマURLで恋人やご家族と物件写真を共有できるので、スケジュールが合わなくても情報を共有できます」

5.柔軟でフットワークの軽い不動産会社を見極められる

「VRの内見を導入し、使いこなしているかどうかは、柔軟でフットワークの軽い良い不動産会社を見極めるヒントとなります。不動産業界はITの導入が遅れているといわれていますが、実際は二極化しています。常に最先端の技術を使いこなし、快適な接客が可能な会社がいいと思う方は、ぜひ目安の一つにしてみてください」

VRによる内見のデメリット

一方で、VRによる内見にはデメリットもある。

一番は、いくら写真で360°見られるとはいえ、現地に赴くのとは異なる点だ。周辺環境や近隣の住人の状況、騒音、日当たり、建物の質感、フローリングの傷や備え付け家電や設備の不具合、雰囲気など細かな部分が分からない。これはバーチャルならではの課題といえる。

またナーブの担当者は次の点を挙げる。

「360°写真は撮影時のカメラの三脚の高さが高いと、トイレやお風呂場などの狭いお部屋が、実際よりさらに狭く映ってしまうことがあります。例えばトイレであれば、座ってるくらいの高さで撮影するとちょうどよい広さに見えるよう撮影することができます。

不動産会社側の撮影の甘さで、実際より狭いと判断してしまう可能性があるため、ナーブでは不動産会社様のサービスの導入セミナーで必ずこうした特徴をお伝えしています」

VRによる内見で気をつけること

今後、VRによる内見を取り入れる不動産会社も増え、自分がVR内見を行う機会があるかもしれない。そこでナーブの担当者に、VRによる内見をするときに気をつけたいことをアドバイスしてもらった。

「基本的にデメリットはないと考えていますが、先ほどもお話しした通り、トイレなど、狭いお部屋の撮影が目線くらいで撮影されていると、実際より狭く映ることがあるので、考慮して見る視点が必要かもしれません。

しかしながら、360°写真を撮っている不動産会社様は、包み隠さずすべてを見せてお客様に喜んでいただきたい誠実な不動産会社様です。ぜひVR内見ができる会社を見つけたら利用してみてください」

VRによる内見は、さまざまなメリットがある一方で、気をつけたいこともある。ポイントを押さえながら、時間を短縮したいときや遠方からの内見などの際には活用してみよう。

【取材協力】
ナーブ株式会社
「完全情報を提供し、未来のあたりまえを創り世界を変革し続ける」をビジョンとして、VR 技術を活用した今までにないプラットフォームを提供。実用的でビジネスに活用しやすい VR システムは、不動産、建設、旅行、航空、船舶、自動車といった様々な業界で、多くの大手企業に活用されている。
https://www.nurve.jp/

取材・文/石原亜香利

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