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コロナ禍で落ち込んだ日本酒業界を盛り上げる注目のプロジェクト3選

2021.06.28

コロナ禍により飲食店の休業や時短営業が続く中、飲食店に卸す酒類の行き場がなくなっており、酒業界は売上低迷に苦しんでいる。そうした中、落ち込んだ酒需要を回復させるため、各所でさまざまな取り組みが行われている。そこで今回は、“飲んで”貢献できる3つのプロジェクトを紹介する。

酒業界を『飲んで』救える酒プロジェクト3選

1.茨城の老舗酒蔵が日本酒の“アッサンブラージュ”にチャレンジ!

天保2年(1831年)創業、茨城県古河市唯一の造り酒屋である青木酒造は、多くの酒蔵と同様コロナの影響を大きく受け、丹精込めて醸造した同酒造を代表する銘柄「御慶事(ごけいじ)」の販売が落ち込んだ。また今年、機内提供を予定していた酒の出荷もほとんどなくなった。

こうした中、ある企画の声がかかることになる。それは新しい試みである日本酒のブレンドの話だった。ワインの世界ではよくある複数種類のワインの原酒を混ぜ合わせる技法「アッサンブラージュ」を複数種類の「御慶事」で試みるというものだ。

「いつまでも後ろを向いていても始まらない。」青木酒造は今の状況をそう前向きに捉え、INCLUSIVEとアクアによる『SAKE PROJECT』に参画した。同プロジェクトは、コロナ禍の中でも蔵元の新しい取り組み企画や告知活動を支援することで、地域産業の活性化と創生をサポートしている。

青木酒造の専務取締役である青木知佐氏は次のコメントを寄せている。

青木酒造 専務取締役 青木知佐氏

「私たちが今回アッサンブラージュという方法を選んだ理由の一つは、生産者の皆様、創業より支えてくださった地元古河の皆様、そして『御慶事』を楽しんでくださるファンの皆様とのご縁やつながりを、お酒を合わせる(ブレンドする)手法で表現したいと思ったからです。今回のチャレンジは普段から『御慶事』を支えてくださっている、素晴らしいお米を作ってくださる生産者の皆様や、この取り組みを面白いと感じてもらい、チャレンジを支えてくださる飲食店の方がいるからこそ実現しました」

穏やかに熟成したお酒とフレッシュな新酒を合わせることで、味の奥行きとお米の甘みを両立させたり、きれいな甘みと酸味が特徴の「ひたち錦」を加えることでさわやかなキレの要素を強めてみたり。アッサンブラージュすることで、単一の酒米、酵母では表現できない味わいを表現できるのではないか。この機会にすべて地元茨城県産のお米を使った、「御慶事」らしいオール茨城県のアッサンブラージュを作ってみたい―。そうした青木酒造の思いが実り、「本アッサンブラージュ酒」が誕生した。

「本アッサンブラージュ酒」の価格は2,420円(税込)。購入は、日本酒のECアプリ「SHU‣GO」から可能。すでに2021年6月2日から予約販売がスタートしており、同年7月より発送が開始される。

予約購入することで、老舗酒蔵の決意と新たなチャレンジを応援でき、酒業界を救う一助となるだろう。

日本酒のECアプリ「SHU‣GO」

2.タイダイ染の手ぬぐいが12種の日本酒のパッケージに!

「12本セットB」(配送)15,000円(税込)
全銘柄12種(各330ml)+手ぬぐい12種のフルセット

世界に誇る日本酒文化。コロナ感染拡大の影響から、酒類の飲食店への出荷量が減ったことにより、今年以降の日本酒の生産量も激減する可能性があるといわれている。

そうした中、「日本酒という文化を未来に残し、さらに日本の誇るべきプロダクトとして世界中に広げられる一助になりたい。」そんな思いで、日本酒をリブランディングする新しいプロジェクトを立ち上げたのがアーケードトーキョー株式会社だ。

飲食店に対しては国からの補償があるが、日本酒の蔵元については大幅な売り上げ減が起こっているのにも関わらず、まともな保証がないという現状に目を向け、少しでも流通量を増やすべく酒販免許を取得。そこで日本酒文化応援プロジェクト「WAX & WANE(ワックス・アンド・ウェイン)」を立ち上げた。WAX & WANEは「月の満ち欠け」の意で、“苦況を月明かりとなって照らし、月日を超え笑顔で気兼ねなく乾杯ができる日が1日でも早くくることを祈る”意味が込められている。

2021年6月10日よりスタートしたクラウドファンディングでは、本プロジェクトに賛同した全国12酒蔵の他では飲めない限定酒がリターンとして提供される。

特徴的なのは、パッケージが手ぬぐいで包まれている点。タイダイ染プロダクトを手がけるクリエイター「YUKIDYE」による手染め手ぬぐいで、日本酒の複雑に交わり合う味の理由を、複雑に色が交わり合うタイダイ染で表現した。

クラウドファンディングのリターンとして3本セット、6本セット、12セットが用意されており「角打ち割烹三才」(東京都中野区)における店頭受け取りと配送いずれかで受け取れる。クラウドファンディングは2021年7月31日に終了し、8月に店頭受け取りと発送が始まる。

また、先日より公式サイト上でも販売しているので手軽に手に入る。

応援して全国の貴重な日本酒を飲むことで、日本酒文化を守るための一助となるだろう。

「WAX&WANE 日本酒文化を未来につなぐ」クラウドファンディングページ
「WAX&WANE」販売ページ

3.神奈川県内の酒蔵9蔵元の缶入り日本酒セット「ICHI-GO-CAN」

「神奈川県の銘酒飲み比べ 一合缶9本」8,000円(税込)(送料無料)

神奈川県に本社を置く株式会社Agnaviが運営している「ICHI-GO-CAN(一合缶)」プロジェクトは、現在クラウドファンディングを実施しており、リターンとして、神奈川県内の9蔵元の日本酒が180mLサイズの缶に入ったセットを用意している。

その9蔵元の日本酒は、品質の維持のために生産量を確保できないため、蔵の代表銘柄として古くから地元の人には愛されているものの、一般流通では出回っていないため、全国の消費者には入手するハードルが高いものばかり。地元やネットで偶然、目にしたとしても一升瓶や4合瓶など容量が大きいため、なかなか手が出しにくいのが現実だ。

そんな中、この一合缶は便利だ。少量なので買いやすい上に、複数買いの飲み比べも可能。冷蔵庫の場所を取る心配もない。

また、コロナ禍による飲食店での酒類の販売停止を受け、神奈川県の酒蔵も甚大な被害を受けたことから、中・長期的な日本酒の販売戦略の必要性も感じながら、本プロジェクトを実施しているという。

クラウドファンディングは2021年6月9日(水)12:00~7月13日(火)23:59まで。発送は同年9月から。

神奈川県の貴重な日本酒を堪能すれば、酒蔵を救う一助となるだろう。

神奈川の誇る日本酒が一合缶で新登場!9蔵元の飲み比べセットを届けたい

いずれも、コロナ禍であっても日本酒への熱い想いが感じられるプロジェクトといえる。その日本酒の味わいを堪能することで、酒業界への貢献につながるだろう。

取材・文/石原亜香利

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