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ついにマスクなしで外出OK!ワクチン接種が急拡大するカリフォルニアの今

2021.06.26

最近、よく耳にする言葉がある。

ワクチン接種への意欲と賛同を表現するVaccine Confident(ワクチンコンフィデント)。ワクチン接種を考えているが、現在のところもう少し様子を見たいとするVaccine Curious(ワクチンキュリアス)。ワクチン接種の必要性はない、今後も接種の予定はないと拒否の意を示すVaccine Hesitancy(ワクチンへジテンシー)だ。

筆者の場合は、ワクチンの接種は考えているが、今すぐにという訳ではなく、もう少し様子を見てからと思っていたので、Vaccine Curious(ワクチンキュリアス)である。

米系の大手小売企業に籍を置いている筆者は、パンデミック中は、仕事の量も増大して大忙し。多くの人々と接する業務の中でコロナに感染する同僚らもいたが、筆者は運よく感染することなく健康でアップビートな毎日を送ることができている。

Uber やLyftがワクチン会場まで無料送迎

筆者が属する職種がワクチン接種の対象職となってから数ヶ月が経ってから、筆者は、ワクチンを接種することを決意。その日は偶然、カリフォルニア州がワクチン宝くじのニュースを発表した日と重なり、早速、予約。すると、即座に、食品スーパー内にあるファーマシーで予約が取れた。

5月27日に発表されたカリフォルニア州のワクチン宝くじ「Vax for the Win」(ワクチン打て・勝利を射て)では、カリフォルニア州住民10名に1.5ミリオンドル(約1億61000万円)と30名に5万ドル(約約500万円)の賞金、総額116億円にものぼるメガミリオンくじ。加えて、先着200万人には、ギフトカードの贈呈もある。

また、6月には、カリフォルニアの新しいワクチン宝くじカリフォルニアドリームバケーション「Win a Dream Dose Of Fun」(夢の旅!楽しみを投与)が発表された。同キャンペーンでは、カリフォルニア州を満喫するトラベルパッケージが抽選で当たるという。

ワクチン宝くじだけに限らず、ワクチン接種を推奨する大手企業らもワクチン接種者に対して、クーポンや無料サービスの提供を行っている。筆者がよく使うライドシェアリングのUber やLyftもワクチン接種を受ける場所まで無料送迎を提供しており、筆者のところにも無料送迎のメッセージが届いた。もはや、交通手段がなくてワクチン接種に行けませんでしたなどという言い訳は、理由にもならない。

ドーナツチェーン店のクリスピークリームは、Sweet Treat(あま〜いオヤツ)として、ワクチン接種者には無料でドーナツを一つサービス。このサービスにドーナツごときで心変わりするワケ? ドーナツなんて健康的でない。太る。ワクチンヘジテンシーに対しての差別行為だ。不公平だのと賛否両論の意見が飛び交かったものの、食べる食べないは自分次第。クリスピークリームの無料ドーナツキャンペーンは、現在も継続中である。無料でドーナツがもらえるなんて、単純に嬉しいと思ってしまったのは筆者だけではないと思う。

ワクチン接種後にクリスピークリーム店へ。こんな機会がないとドーナツを買いに行くことすらない筆者。久々に食べたドーナツは、やっぱり、甘すぎた……

従業員にインセンティブも、同調圧力はなし

さらに、ワクチン接種拡大の推奨に会社がワクチンを接種した従業員に対して、奨励金を支払う動きも広がっている。筆者が籍を置いている米企業では、ワクチン接種を受けた従業員全員に4時間分の賃金を支給してくれている。加えて、パンデミック中は従業員の健康面、金銭面、メンタル面のサポートなど、全て従業員目線で対応してくれている。従業員のほとんどは、ワクチン接種済みで、ワクチン接種を済んでいない従業員は少数派。しかし、ここでは、会社や従業員一人一人、それぞれがそれぞれの意見や意思、思想、宗教を尊重する環境にあるので、不安に思うことはなく、同調圧力を感じることもない。

ただ、世間一般の目は日ごとに変わってきており、ワクチン打って正義、マスク外して勝利という風潮にはなってきている。筆者としては、それが残念でもある。

6月15日、リオープンに踏み切ったカリフォルニア州では、入店制限を設けないリアル店も増えてきている。各エリアや店の広さ、それぞれのポリシーにもよるが、ワクチン接種を2回済んでいる買い物客らは、マスクなしでの入店が許可されている。また、ワクチン接種を済んでいる従業員らもマスクなしで仕事をしてもよいこととなった。

現時点では、ワクチン接種済の買い物客でもマスクを外さず買い物をする方が多いが、マスクなしで買い物する買い物客らは、大きな笑みを浮かべて自由を取り戻したとばかりに喚起の声を上げ、喜びを隠しきれない。正直、久しぶりに見る人々の笑顔はとても新鮮で、筆者も嬉しい。つい「It’s nice to see you smile again♫/また、あなたの笑顔が見れて嬉しいわ」と声をかけてしまう。

しかし、リアル店では、買い物客一人一人にワクチン接種を2回済んでいるか否かを明確に確認する手段をとっているわけではないので、全く、不安がないといえば嘘になる。中には、マスクなしで仕事をする従業員もいるけれど、こちらも、まだ少数派。マスクを着用している従業員の方が多く、筆者も2回目のワクチンを済んでからも、しばらくマスクは外せないと思う。ショッピングフロアーに自由は戻ってきたものの、100%の安堵感が戻ってきたとはいえない。アメリカのマスク論争も終わったわけではないので、微妙なところだ。

さて、すでにカリフォルニア州では、ワクチン宝くじの受賞者の発表がされ、当然、筆者のもとには連絡が来ることもなかったのだが、2回目のワクチンを接種した後に50ドルのギフトカードは頂けるようだ。

昨日、2回目のワクチン接種が済み、その後の服反応が心配だった筆者なのだが、ワクチンを接種した日の夜に悪寒と微熱。今、この原稿を書いている今日は、倦怠感と筋肉痛に見舞われて、スッキリしない程度。副反応が思ってたよりずっと軽めに済んだので幸いだ。今は、無性に甘いものが食べたくなり、また、クリスピークリームのドーナツを頂きに行こうなどと考えている。

文/白井朝美

米国大学在学中にダンサーに。NY拠点にダンサーとして活動後、多種多様な業界を渡り歩いた元・3ヶ月坊主のジョブホッパー。米フォーチュン500企業の最も働きやすい企業に籍を置いたのち、アメリカが選ぶ最高の雇用者としてトップに君臨する大手米小売企業に(祝)現職!ライター、ライフスタイルリサーチャー、ブランドアンバサダーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。https://morningbeauty917.wixsite.com/mysite

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