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何でもあり!?宝くじ、ビール、奨学金、狩猟用ライフルが貰える米国のワクチンインセンティブキャンペーン

2021.06.25

7月4日、独立記念日までに成人のワクチン接種者70%を目指しているアメリカ。しかし、ワクチン接種者のペースが減少気味だ。そんな中、ワクチン接種者を増やす試みとして、州や企業らがワクチンインセンティブキャンペーンを繰り広げ、ワクチン接種拡大に力を注いでいる。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of Calicornia, Los Angeles/ UCLA)が7万5千人のワクチン未接種者に対して調査を行った結果、3分の1のワクチン未接種者が100ドルもらえるのであれば、ワクチン接種をしても良いと答えている。州のワクチンインセンティブキャンペーンが盛り上がる中、そこまでするのか?お金でつるのか?非常識ではないか?!と思う人も多いのでは?と思いきや、意外と反応はとてもポジティブ。それでワクチン接種者が増えるのであれば良いことだ。ワクチン未接種者にとって、キャッシュインセンティブが一つのきっかけとなるのであれば、良いではないかと州住民たちからは、柔軟で意見で受け入れている。

実際、筆者の周りでも、ワクチン宝くじの発表がアナウンスされてからワクチン接種を受けに行った知人がいるという話も聞いており、筆者の知り合いの中にもいる。筆者の場合は、ワクチン接種を決断した日が、たまたまこの宝くじワクチンのニュースが流された日だったので、それに乗った形となった。

知って驚く、全米各地のワクチンキャンペーン

まず、一足早く、オハイオ州が「Vax-a-Million」 (ワクチンとミリオンダラー)キャンペーンを展開した。同州のワクチン宝くじでは、100万ドル(約1億1000万円)と州立大学の奨学金の贈呈がされる。すでに3組目の当選者の発表があり、ワクチン宝くじインセンティブを発表して以来、接種率が45%上昇したといい、その効果のほども伝わってきている。

オハイオ州を皮切りに繰り広げられているワクチン宝くじの各州のケタ違いの賞金や景品もすごいが、筆者は、それぞれの州のギャグが交じった(?)キャンペーンのネーミングの方に目が留まり、ウケてしまった。

ニューヨーク州のワクチン宝くじのネーミングは、「Vax & Scratch」(ワクチン打ったらこすりと落とせ)。まず、ニューヨーク州が設置しているワクチン接種会場でワクチンを接種すると20ドル相当のスクラッチ式の宝くじ抽選券が贈呈。宝くじの賞金は、20ドルまで当たる13等までが用意されており、9人に1人の確率で当たるチャンスがあるという。ちなみに、宝くじ券の一等賞は、約500万ドル。最大約5億4000万円が当たるというメガミリオン券だ。また、ニューヨーク州立大学の4年分の奨学金の贈呈。教材費、宿舎費用は免除と若者層のワクチン接種の拡大を狙ったキャンペーン内容となっている。

https://nylottery.ny.gov/

ワクチン接種者に毎日、抽選で400万円が当たるキャンペーンを展開するのは、メリーランド州の「Vax Cash」(ワクチン打って現金ゲット)。 ケンタッキー州では、最大22万5000ドルが抽選で当たる宝くじの贈呈を試みもしたが、現在は、新キャンペーンを展開している。新しい同キャンペーンでは、州が運営する専門学校や州立大学の奨学金の贈呈。教材費、宿舎費用は免除。加えて、抽選で100万ドル、約1億円が当たる宝くじワクチン「Shot-at a Million」(ミリオンダラーを打て)を用意している。

「DE-Wins」(勝利のデラウェア)と勝ち組宣言をするのは、デラウェア州のワクチン宝くじキャンペーン。同州では、週2回、5000ドル(約55万円)の現金が抽選で当たるくじや旅行、奨学金などを用意。「Take Your Shot, Oregon」(ワクチン接種だ。オレゴン人)のオレゴン州は、ワクチン接種会場に全員集合の意気込みを見せ、キャッシュの匂いをチラつかせる「Colorado Comeback Cash」(コロラドは、キャッシュで復活する!)のコロラド州共々、100万ドル(約1億円)の宝くじの抽選にエントリーできる。

https://dewins.org/

アーカンサソー州は、キャンペーンのネーミングこそはないものの20ドル相当の宝くじ(抽選で100万ドルが当たる)、または、魚釣りや狩ライセンス費用が無料とされるオプションを用意。どちらを選択するのかは個人の自由となっている。

また、イリノイ州では、遊園地無料券。ローカル醸造所とパートナーシップを組んだニュージャージー州では、合法飲酒年齢のワクチン接種者にビール無料券を贈呈している。

「Your Shot to Summer」(君の夏!ワクチンで打つ夏)と名乗るミネソタ州では、魚釣りや州立公園、フェスティバル、遊園地の無料チケットを用意しており、夏休みを楽しむためのプログラムが盛り沢山。ワクチン接種者、全員に贈呈される宝くじだが、他州と比べると太っ腹さに欠けることもあり、住民たちにとっては、魅力的な宝くじとまでとはいかないようだ。

そんな中、新たに注目を浴びているのが、ワクチン接種率が低迷しているウエストバージニア州のワクチン宝くじの内容である。

同州のキャンペーンのネーミングがジャスティス州知事の愛犬の名前からヒントを得たそうで、「Do It For Baby Dog: Save your Life, Change your Life」 (我がベイビードッグへ 我が生命のために。我らが生きるために)と他州と違い、熱いネーミング。

https://doitforbabydog.wv.gov/

同州では、カスタマイズされた狩猟用ライフルとショットガン5丁、新車のピックアップトラック、州立公園の無料券や無期間の狩猟や釣りのライセンスなどを用意。宝くじワクチンに銃を景品とするのは、ワクチン接種を躊躇する共和党員への接種率の意識を高めようとする目的があるのだそう。

学生には、教材費や宿舎などを4年間フルカバーする奨学金を贈呈。また、住民1名に100万ドルの賞金があたり、さらに、16歳〜35歳までのワクチン接種者に100ドルのギフトカードや貯蓄債権まで用意している。

熱い夏の幕開けとなったワクチン宝くじは、どう反応するのだろうか?

7月4日までカウントダウンとなったわけだが、その効果はいかに!?

白井朝美のプロフィール:
米国大学在学中にダンサーに。NY拠点にダンサーとして活動後、多種多様な業界を渡り歩いた元・3ヶ月坊主のジョブホッパー。米フォーチュン500企業の最も働きやすい企業に籍を置いたのち、アメリカが選ぶ最高の雇用者としてトップに君臨する大手米小売企業に(祝)現職!ライター、ライフスタイルリサーチャー、ブランドアンバサダーとしても活躍。ランニング、ヨガ、ダンスとネコと自由を謳歌する自由人。
https://morningbeauty917.wixsite.com/mysite

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