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5万円で中古良品が手に入る!1/10秒まで直視できるAlpinaの高性能クロノグラフ「STARTIMER PILOT BIG DATE CHRONOGRAPH」

2021.06.26

U5万円でクォーツ式で非中華クロノグラフを探す

ebayを巡廻しているとIWC Pilot IW377701の中古が格安で出品されていた。元箱に国際保証書とインボイスも付いている。状態も良さそうだ。これは入札するしかないと思っていたら、瞬く間に入札価格が高騰した。やはり、そんなにうまい話は転がっていない。

気を取り直して、IWCのクロノグラフを手に入れる前に、普段使いできるクロノグラフについて考えてみた。機械式クロノは振動に弱く重量もあるので、バイクのツーリングには向かない。アウトドアスポーツではぶつけそうで、ちょっと心配だし、ストップウオッチ機能を使うにも気兼ねする。やはり普段使いにはクォーツ式が安心だ。デザインはIWCのデッドコピーではなく、ケースはマットブラックのPVDコーティングで、サファイヤクリスタル風防で、直径は44mmぐらい、中華製でないクロノグラフを探すと、ebayで「STARTIMER PILOT BIG DATE CHRONOGRAPH」の中古を発見。価格は日本円換算で3万4549円+送料である。

ebayで見つけたスイス製のクォーツ式クロノグラフAlpina PILOT BIG DATE

中古か新品かそれが問題だ!

U10万円で探していたのだが、U5万円でスイス製クロノグラフがあった。これは中古として安いのか高いのか。Alpinaの日本代理店はシチズン時計だが、調べてみると国内未発売モデルのようだ。本国のサイトには文字盤の色違いMILITARY MATTE MILITARY GREENとケースがシルバーのMATTE NAVY BLUEが掲載されていた。これは現行モデルのようだ。Alpinaは1883年にスイス、ジュネーブで創業した清く正しい時計メーカーで自社でムーブメントも設計生産している。何処に出しても恥ずかしくないブランドだ。

気になる相場を調べるにはChrono24が頼りになる。日本語対応で世界100ヵ国以上から集まる販売者の高級時計がバッチリ検索できる。もちろん、気に入ったモノがあれば購入も可能だ。検索してみると12点ヒット。なかなか人気があるようだ。仕様違いを外すと8点になった。新品の価格は5万6366円から8万504円まで。8万4800円出せば日本のAmazonでも購入できる。中古は1点のみで5万4220円、残念ながらこちらは文字盤の仕様違いだ。5万6366円の日本向けの送料は1万1183円とかなり高い。さらに正規の書類なしである。書類有りの新品は6万3301円で送料無料のトルコの業者となる。こちらの方がトータルでは安い。

ebayの中古は元箱なし、書類なし、バンドが純正かどうか不明で3万4549円、送料は3899円の合計3万8448円だ。新品との差額は約2万5000円になる。新品で国際保証書とインボイスがあれば日本で2年間の保証が受けられ、保証期間が過ぎてもシチズン経由で有償修理が受けられる。これを考えれば、買うなら書類ありの新品に限る。そんな判断をしたが、Chrono24のトルコの業者の最安値新品が売れてしまい、次点が送料込みで8万3080円になってしまった。

新品と中古の価格差4万円、ここは冒険してebayの中古を買ってみよう。もし、みなさんが中古を買う場合は、国際保証書などの書類が揃ったモノを選択して欲しい。

Chrono24には強力な検索機能があり欲しいモデルがすぐに見つかる。製品の入れ替わりも激しい

DHLと佐川急便で英国から発送、8日目に日本到着

ebayでの決済を済ませたのは5月27日、発送の連絡を待っていると、6月1日にトラッキングナンバーが発行された。この番号をShip24に入力すると、荷物がどこにあるかを表示できる。ちなみにAliExpressでも利用できる。

荷物は6月4日にDHLに引き渡された。ここからはDHLのサイトからもトラッキング情報が分かる。4日の18時54分には英国から飛行機が離陸、5日にドイツに、6日には日本に到着している。成田から東京に運ばれ、7日に佐川急便に引き渡され、8日の14時に配達完了。送料約4000円なので、このスピードで配送され、トラッキングもできて、保険も入っている。これで品物は無事手元に届いた。

Ship24なら各国の運送業者をまたいで一括トラッキングできる、日付に多少誤差があった

DHLのサイトなら、さらに詳細情報が表示される。こちらの方は正確だった

二重になった段ボール箱に入ってクロノグラフが到着

アナログ針で1/10秒が計測できる

Alpina「STARTIMER PILOT BIG DATE CHRONOGRAPH」のコンディションは思ったよりもずっと良くエクセレントと言えるべきものだった。ベルトはやれていたが交換前提なので問題ない。クロノグラフとしての機能も完璧だ。カンタンにおさらいするとクロノグラフとは経過時間を測定する機能を備えた懐中時計または腕時計を指す。つまりリストウオッチにストップウオッチ機能が搭載されているわけだ。これを機械式でやろうとすると時計とストップウオッチという独立したメカを合体させて、今まで同じスペースに収める必要があり製品化は大変なのだ。

ストップウオッチを動かす動力もゼンマイから供給する必要があり、時計の駆動時間も短くなる。これを防ぐために一定時間が経つと秒針の動きを止めて計測が終わった瞬間に正しい位置に戻るというギミックを採用するモデルもある。一般的なクロノグラフはすぐに計測が開始できるように秒針をクロノグラフ用にして、時計の秒針はスモールセコンドにすることが多い。普段は秒針が止まっているため、時計に興味がない人には不思議がられるかもしれない。

クロノグラフには秒針の他に30分積算計と12時間積算計が装備される。バリエーションとして60分とか24時間などもある。Alpina Pilotの場合は秒針、1/10秒計、30分積算計を搭載。右上の1/10秒計は1秒で1周するためデモ効果抜群、クロノグラフ自慢をするときに披露するのに適している。実際問題として電池の消耗とメカの摩耗を抑えるため30秒で針が止まり、その後30分までは計測して、停止ボタンを押した瞬間に計測中の位置に戻る方式である。

元箱なし書類なしだが時計の状態は非常に良かった

右上が1/10秒計、下が時計の秒針、左上が30分計となる


クロノグラフ機能を使う。上のボタンで開始と停止、下のボタンでリセットする

NATOベルト以外でベストマッチな3種類のベルト

クロノグラフは2つのメカを搭載するため重くなりがち。今回はφ44mmのケースなので、これに金属ベルトを組み合わせると、200g近くになり普段使いには辛い重さになる。そこでなるべく軽くて、これから夏に向けて汗をかきやすいことも配慮したベルトを選ぶ。

時計が届くまでに時間があったので、ベルトどうするか考える時間はたっぷりあった。素材はナイロンで濡れても乾きやすく軽量、もう一つの選択肢としてシリコンベルト。新たに購入したものと手持ちで幅22mmのものを試した結果、1番良かったのはBINLUNのポリエステル繊維のナイロンベルトを使ったタイプ。最初からループになっており、ベルト穴を使わず無段階で長さ調整可能。NATOタイプなので裏ブタをカバーして汗が腕時計に付かない、バンドはゴムように伸縮性があり腕にフィットする。NATOベルトは余ったベルトの処理が面倒だが、このタイプならベルトは余らず、長さの微調整も腕にしたままでおこなえる。

もっとカジュアルな路線を狙ったのが、TStrapのナイロンベルト。軽くカラフルでバネ棒は工具なしで外せるクイックリリースタイプ。水洗いできアウトドアやジムでのワークアウトに最適。シリコンベルトはオーソドックスなダイバータイプでマットブラックのWOCCIラバーベルト。バックルも黒を選んだ。こちらもクイックリリースタイプで3本の中で最も渋いデザインとなる。

3種類のベルトはAmazonで購入。全てU2000円で入手できる

TStrapのナイロンベルトはプレスの一体形成のため軽くフィット感もいい

オールブラックで文字盤が浮き上がるシリコンベルト

バネ棒はクイックリリースを採用。裏ブタの刻印もしっかり見える

伸縮性のナイロンベルトに独自方式のバックルを使ったBINLUN製バンド

裏ブタがカバーされ直接、肌に触れない設計だ

バックルを引っ掛けて固定、万一外れても腕時計は落ちない

バックルのフックを使って時計を引っ掛けることもできる

重さ104gで普段使い腕時計として活躍中

Alpina「STARTIMER PILOT BIG DATE CHRONOGRAPH」は、現在も普段使い腕時計として活躍している。φ44mmなので文字盤の視認性が良く、時間が一目で分かる。BIG DATEの由来ともなった日付表示は1の位と10の位を独立させて数字を大きくしているため、ROLEXサブマリーナより日付がハッキリ見える。ベルト込みの重さは104gで、サブマリーナの金属ブレスが旧型で128g、新型で159gから比べるとほどよい重さと思える。

クロノグラフのデザインは1970年代のパイロットウオッチを思わせるもので、ナイロンベルトとの相性もいい。オリジナルモデルは2015年に発売され、ケースはシルバーだった。クロノグラフの秒針は動かないので、クォーツ式のカクカクとした動きがなく気にならない。スモールセコンドの秒針はカクカクしているが小さいのでさほど気にならない。これで私のクロノグラフ欲しい病は当分収まりそうである。

写真・文/ゴン川野

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