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少額から分散投資できる投資信託で失敗する人の特徴

2021.06.17

投資信託は株式や債券等で運用されているため、当然損するリスクがある。投資信託への投資で損をしてしまう投資方法とはどんなものだろうか解説する。

投資信託のリスク

投資信託は、小口で集めた資金を大きなまとまりにしてたくさんの銘柄の株式や債券などに投資している金融商品だ。

個別に株式に投資しようとすると最低投資金額があり、今ある手元資金によって投資したいところに投資できないこともあるが、投資信託はネット証券なら100円以上1円単位の好きな金額で投資することができる。

また、投資信託で運用されている株式の選別や売買はプロの運用投資家が行うため、投資家は「米国」「日本」など大まかな地域やテーマを選べば、個々の企業の事業内容や業績などを調べなくても複数の銘柄に投資できる。さらに、複数銘柄に投資することで一つの銘柄に集中しないことから、ある企業の株価が大きく値下がりしたとしても、他の銘柄の値上がりで相殺することができ、全体に占めるその銘柄の投資比率も最大5%程度と低いため投資信託全体に与える影響は小さい。

以上より投資信託は、少額から好きな金額で分散投資でき、自分で個別銘柄を選ぶ必要もないため、初心者や投資について詳しくなくても、資産形成のための投資ができる金融商品だ。

一方で、投資信託は、日々変動する株式や日本に比べて変動率の高い海外資産などに投資するため、分散投資していても下がってしまうことがある。

特に、米国市場の大きな下落等市場全体を揺らすような事態が起きれば、どんなに分散投資していても下がってしまう。

投資信託の損とはどんなときだろうか。

保有期間中に値下がりしてもそれは評価損であって損は確定していない。買付時の価格より売却時の価格が低いときに損をしたことになり、売却することで損が確定する。

分配金がでている場合で分配時に買付単価より分配後の価格が低い場合には、その分配金分買付単価は下がり、売却時に想定した買付価格より下がっていることもある。

買付タイミングの失敗

投資信託の損は売却時に買付単価より低いと損をする。そのため、売却時に利益が出るように買付単価はできるだけ安い価格の方がよい。買付単価を高い水準で買ってしまい、その買付単価の水準にそれ以降投資信託の価格が達しない場合いつまでたっても利益で売却することができないということになる。

したがって、一番安い価格で買い、一番高いところで売れば大きな利益を生むというわけだ。ただ、買うときには今が安い水準だと予想することはできても、実際後で振り返ると高い水準だということもあり得るし、想定通りの価格変動になるとは限らない。

安く買うことに自信がある場合を除いて有効なのが積立投資だ。毎月など一定間隔で一定金額を投資信託に投資していく。初期の積立設定だけすれば後は自動で購入してくれるから、忙しい人でも簡単にできる。この購入方法は市場の変動にかかわらず自動で購入していくから、高い水準でも安い水準でも買うことで価格がなだらかに平均化され、一番高い水準で買うことを避けられる。

一番利益を得られるのは一番安い水準で一括購入して高い水準で売却することだがその分損をする可能性も高い。積立していく方法であれば安くも買えるが高い水準でも買っていくので買付単価は一番安いところにはならず大きな利益は得られないが、損するリスクを減らし安定的な利益を得ることができる。

投資信託に投資する資金使途

投資信託の損は売却しないと確定しない。経済全体は5年程度の期間で上がったり下がったりしているため、たまたま全体が大きく値下がりしたとしても、また経済が復活すれば価格が戻り利益となることもある。

また、積立投資をして買付単価を安く平均化していくためには、3年以上のできるだけ長い期間運用することが大事だ。そのため、投資信託はいつでも換金可能だが、すぐに売却しなくても困らない長期的な資金で運用するのが良いだろう。

すぐに生活に必要な資金では、必要な時に利益になっているとは限らないし、積立ならできるだけ長く積み立てた方がよいのにすぐに引き出さなければならなくなる。

選び方の失敗

最後の重要なのは投資信託の銘柄選びだ。

以下のような選び方をしてしまうと、失敗してしまう可能性がある。

■分配金が高いもの

分配金は投資信託の信託財産から出るため、その分投資信託の価格は下がる。例えば、基準価額1万円の投資信託が50円の分配金を出すと、9,950円となってしまう。運用が非常にうまくいっていれば別だが、高い分配金は投資信託の信託財産を蝕む。そのため、分配金の高さで選ぶと失敗する。

■基準価額で選ぶ

投資信託の基準価額が高いから良い、低いから良くないなど基準価額の高低で選ぶと失敗する。どの投資信託も基準価額が1万円からスタートしており、1万円を超える投資信託のほとんどは運用がうまくいっているといえるが、そのスタートしたタイミングによってその価格も変わるため単純比較できない。

基準価額よりも、同じ時期の利回り率や値上がり率で比べるのがおすすめだ。

■コストをみない

投資信託は保有期間中に信託報酬という運用や管理にかかる手数料がかかる。この信託報酬は別途支払う必要はないが毎日公表される投資信託の基準価額から日々引かれている。

そのため、長期で運用するならこの信託報酬が低い方が良い。同じ運用をしている銘柄があれば、信託報酬が低い銘柄の方が10年後の運用成果は大きく値上がりする。また、この信託報酬は価格が下がっていても否応なくとられるため、低い方が値下がりを低減することができる。

ただし、コストの低さだけで選ぶのも失敗だ。

投資信託の運用はインデックス運用とアクティブ運用がある。インデックス運用は日経平均などの指数に連動させるだけの投資信託で相対的にコストが低い。アクティブ運用は運用担当者がきめ細やかに企業分析をして銘柄選別をするなど手間がかかる分コストが高くなる。アクティブファンドがコストが高いものの、高いパフォーマンスを上げているなど、信託報酬が高くてもその運用方法によってコストに見合うなら投資しても失敗しないだろう。

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文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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