小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

アイロボットがプログラミングロボット「Root」に機能をシンプルにした廉価版「rt0」を発売

2021.06.28

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

予算取りが厳しいという教育現場の声に応えたシンプル機能に特化したモデル

プログラミングロボット「Root rt1」は、アイロボット本国のアメリカで2019年に発売を開始、日本では今年2月に発売された。学校現場では「ミニルンバ」「小さなルンバ」と呼ばれて子どもたちから親しまれている。

「Root rt1」はルンバをモチーフとしたデザインで、ルンバ同様に段差センサー、バンパーがついており、中央にペンを挿し込むことで、ホワイトボードに垂直に円を描いたり、光を放ったりと、子どものわくわく感を刺激するプログラミングロボット。

無償アプリも大きな特長で、簡単にブロックを繋ぎ合わせるレベル1から本格的なコードをデザインするレベル3まで幅広い年齢を対象にしている。

「Rootの開発はアイロボットが長年取り組んできた STEM(Science・科学、Technology・技術、Engineering・エンジニアリング、Mathematics・数学の頭文字からとった教育プログラム)教育を形にしたもの。

ものづくりやロボットを通じて子どもたちに、どうやったら物が動くのかといったエンジニアリングの基礎に興味を持ってもらい、将来はアイロボットで共にロボットを開発してもらいたいという想いからRootは生まれた」(アイロボット Rootプロジェクト 村田佳代氏)

「みんなでRootプロジェクト!」参加校を含め、5月末までに34都道府県へ導入が実現。「児童たちの自発的な工夫の促進できる」「計画的に物事を進める態度が身につく」といった意見が教員から寄せられ、「論理的な思考を育むプログラミングの基本的な要素をRootが実践していると感じている」と村田氏は話す。

一方で、GIGAスクール構想に伴いデジタルインフラは整備されつつあるが、コロナ禍の影響で現場の教員が対応できないという課題も見えてきた。また、「予算取りが厳しい」「生徒一人に一台のRootを導入するにはハードルが高い」というコスト面での声も聞かれた。

こうした意見を踏まえて、追加ラインナップの「Root rt0」を7月8日から発売する。一番の特長は価格で、基本モデルのrt1よりも5000円価格を抑えた2万4800円となっている。

コストを抑えるためにいくつかの機能を省略。従来のrt1に搭載されている天板ホワイトボード、イレイサー、カラーセンサー、段差センサー、マグネット(下記参照)を省き、機能をシンプルにすることで価格を抑え、より現場に導入しやすいモデルとなっている。

教師はマグネット付きのrt1を使ってホワイトボード上でプレゼンテーションし、生徒は机の上でrt0を使いプログラミングするといった、よりフレキシビリティの高い指導が可能なる。

Rootでの学びをさらに楽しくする付属アクセサリーも発売開始。「Root Brick Top」(1980円)は、レゴなどのブロック玩具を盤面に装着してRootを自由にデコレーションできる。Rootをキャラクター化させて楽しんだり、複数台使用時の個体識別としても便利なツール。

「Rootキャリー バッグ」(6980円・今夏以降発売予定)は、小学校の先生たちからのリクエストに応えて、新たに日本で開発したアクセサリー。Root本体と付属のアクセサリーがひとつに収まる、子どもでも持ち運びしやすいサイズにしている。

一般向けにはアイロボットの公式ストアで、全国の小学校を中心とした教育機関、プログラミングスクールへは、iRobot Education認定販売代理店を通して販売する。

【AJの読み】アイロボットのSDGs達成に向けた取り組み

Rootを使ったプログラミング授業はどのように行われているのか、仙台白百合学園での授業風景を紹介しよう。

「かわいかったし、面白そうだなって最初から思って、説明なんかあとでいいよ!自分で考えてやってみたい!って、すごくウキウキした」

授業後、インタビューに答えた生徒の言葉から、プログラミング授業の要点をまさに掴んでいると感じる。Rootと接した生徒たちのワクワク感や楽しさが、画面を通しても十分伝わってくるはずだ。

アイロボットでは、Rootの開発、提供によりSDGsの 4「質の高い教育をみんなに」を実践すべく取り組んでいる。

具体的には、子どもたちのワクワクを形成するプログラム「iRobot Education」の発足、プログラミング教材ロボット「Root」の提供、教育機関への教材や指導要綱の開発、無償のプログラミングアプリ「iRobot Coding」の提供、社内ボランティアによる未来のエンジニアに必要な基礎力を養うSTEMワークショップの開催を行っている。

掃除機カテゴリーだけでなく、教育分野にもロボットを導入しているアイロボットの取り組みに今後も注目したい。

文/阿部純子

小学館ID登録&@DIMEログインでルンバi3+&Amazonギフト券が当たる

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年9月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「モバイルPCスタンドMAX」! 特集は「通勤自転車ベストバイ」、「Chromebook vs Surface」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。