小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

1000人に聞いた東京五輪開催で不安視していること

2021.06.12

ゼネラルリサーチ「東京オリンピック・パラリンピックに関する意識調査」

東京オリンピック・パラリンピックの開幕が間近に迫っている。平時であれば純粋に楽しみで指折り数えていたはずだが、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない今の状況下で、この“平和の祭典”とどう向き合っていくべきなのか、わからないという人も多いことだろう。

そんな東京オリンピック・パラリンピックに関する意識調査がこのほど、ゼネラルリサーチ株式会社により、全国の20代~60代男女1,023人を対象にして実施された。

調査1:年代別|東京オリンピックの開催で最も不安視されていること

はじめに「東京オリンピック・パラリンピックのチケットについて当てはまるものを教えてください」と質問したところ、『持っていない(91.7%)』と回答した方が最も多く、次いで「持っている(5.0%)」「持っていたが、払い戻した(3.3%)」となった。

ほとんどの方がオリンピックの観戦チケットを保有しておらず、チケットを持っている(いた)と回答した方は全体の8%程度で、その内払い戻した方が3%という結果となった。新型コロナウイルスの感染状態やワクチン接種の状況を見て、会場での感染や開催の有無自体に不安を感じているのかもしれない。

【図1】

次に、「東京オリンピックの開催について不安視していることを教えてください(上位3つ迄)」と質問したところ、10代~60代で「コロナ変異ウイルスのまん延(20代78.9%、30代82.6%、40代79.8%、50代85.8%、60代73.5%)」「新型コロナウイルス患者の急増による医療崩壊(20代67.2%、30代61.4%、40代70.7%、50代63.7%、60代68.5%)」「新型コロナウイルスによる死亡者の増加(20代32.4%、30代36.2%、40代30.8%、50代33.3%、60代34.0%)」がTOP3という結果になった。

4位以降は年代ごとに差が出ており、10代~40代の方では、実際に東京オリンピックが開催されることを見越して、「会場での感染症対策」について不安視しているようだ。

50代~60代の方では、オリンピック出場選手への誹謗中傷を不安視していることが明らかになった。実際にTwitter上で、東京五輪代表選手へ辞退を求めるツイートや批判といった誹謗中傷の問題も起きている。

【図2】

さらに、「東京オリンピックの開催によって期待できる効果は何だと思いますか?(上位3つ迄)」と質問したところ、各年代で差はあるものの「経済成長の促進」「国全体の気分が明るくなる」「コロナワクチンの普及」「日本ブランドの向上」といった回答が上位に挙がった。コロナ禍で日本全体の経済が落ち込んでいる今、オリンピックが経済活性化の糸口となると考えている方は多いようだ。

20代~30代の方は、「地方活性化(20代16.7%、30代16.9%)」「観光客の増加(20代15.7%、30代16.9%)」と回答した割合が高くなっており、日本のインバウンド活性化に期待していることが伺える。

【図3】

調査2:感染症と今後のオリンピックに対する意見

次回の開催予定であるパリオリンピックも2年後に迫っており、開催について人々はどのように考えているのだろうか。

そこで、「今後感染症拡大が世界で起きた際にオリンピックの開催はどうすべきだと思いますか?」と質問したところ、6割以上の方が「開催を取りやめる/延期して欲しい(63.4%)」と回答した。一方で3割以上の方が「入場制限をせず開催して欲しい(3.9%)」「入場制限をして開催して欲しい(13.3%)」「無観客で開催して欲しい(19.4%)」と回答した。

【図4】

開催を取りやめるもしくは延期して欲しいといった意見が多数を占めているが、約3人に1人は何らかの形で開催して欲しいと回答しており、コロナに限らず開催を支持する方が一定数いるようだ。ワクチンの普及に期待している方も多いのかもしれない。

加えて、開催の賛否についてそのように思う理由を詳しく聞いた。

■開催を取りやめる/延期して欲しい理由

・「平和の祭典なので、感染症という平和を脅かすものを広めるリスクを抱えてまでやる事じゃない」(20代/会社員/石川県)
・「感染者が増えている中で開催するのは、開催国にとってリスクと負担が大き過ぎるから」(30代/会社員/東京都)
・「いろいろな変異ウイルスが出てきている時にさまざまな国の人が集まるオリンピックは変異ウイルス祭になりかねない。新たなウイルスができるかも」(40代/会社員/三重県)
・「現時点で既に医療崩壊しているし、医療従事者の疲労とストレスが半端なく、医療従事者にこれ以上負担を掛けられない」(50代/会社員/岡山県)

■開催して欲しい理由

・「ウイルスの蔓延は防ぎたいが、選手たちの今までの頑張りをなしにはして欲しくない」(20代/会社員/千葉県)
・「選手のことを思うと開催した方が良いと思うが、感染拡大が怖いため無観客での開催を希望します」(30代/自営業・自由業/神奈川県)
・「このようなご時世だからこそしっかり対策をして世界的な影響のある感動的なオリンピックを開催してほしいと思うから」(40代/会社員/愛知県)
・「世界でいろいろなスポーツが開催されているのに、コロナ対策をして開催するオリンピックで感染爆発するようなことが起きるとは思えないから開催すべきだと思う」(60代/自営業・自由業/栃木県)

オリンピックのために頑張ってきた選手のためにオリンピックを開催して欲しいといった声がある一方で、医療崩壊や感染拡大による人的被害といった問題もあり、危険をさらすべきできではないといった声も挙がった。

今回の東京オリンピックや次回のパリオリンピックでは新競技が追加されるなど、オリンピックにも変化が起きているが、今後のオリンピックで追加を期待する新競技についてはどのように考えているのだろうか。

■今後のオリンピックに追加を期待する新競技とその理由

・「ソフトテニス(軟式テニス)。硬式テニスと共に開催する事で硬式と軟式との違いを理解させる事で世界中の人達に硬式と軟式の違う楽しさを実感してもらえそうなため」(20代/公務員/神奈川県)
・「競技チアリーディング。老若男女問わず競技人口があり、エンタメ性もあるから」(30代/自営業・自由業/長野県)
・「eスポーツ。新しい形のスポーツではないかと思う」(40代/会社員/新潟県)
・「ボウリングなど老若男女が参加出来る競技」(60代/会社員/佐賀県)

日本を発祥とするソフトテニスの普及や老若男女問わずに参加できる新競技の追加を期待する声が多数挙がった。オリンピックの競技については、競技人口の増加や人気に伴って決まっている。近年では、若者の関心を引くために若者人気が高く、注目されるスポーツを採用することもあるようだ。

調査3:年代別|新しいオリンピック様式を生み出すためのアイデア

ここまでの調査で、感染症拡大時のオリンピックのあり方や新競技について意見が明らかになったが、このような変化について人々はどのような意見を持っているのだろうか?

そこで、「オリンピックは伝統を守りつつ、進化をしていくべきだと思いますか?」と質問したところ、各年代に差はあるものの7割以上の方が「はい(20代84.3%、30代77.3%、40代72.6%、50代73.0%、60代71.5%)」と回答した。20代で「はい」と回答した方は、8割以上と最も多く、オリンピックは変化していくべきと考えていることが伺える。

【図5】

具体的な意見は次の通り。

■伝統を守りつつ、進化していくべきだと思う理由

・「時代交錯したものより、常に今の価値観に合わせた大会の方が、より発展していくと思うから」(20代/会社員/北海道)
・「世の中は変わるし、新しいものを取り入れていかないものに文化もないと思うから」(30代/会社員/新潟県)
・「世界でたくさんの競技が一同に会して行われる大会は他にないから。時代により競技人口の変化もあるので進化はしていいと思う」(40代/会社員/三重県)

■伝統を守りつつ、進化するべきではないと思う理由

・「昔からの競技で競っていけばいいと思う。新競技とかで全く分からない競技されてもつまらないから」(30代/会社員/兵庫県)
・「商業化されすぎて純粋に参加できないから」(50代/パート・アルバイト/北海道)
・「各スポーツでは世界大会があるのでそちらで十分だと思う。また、開催国の費用負担が大きいから」(60代/会社員/千葉県)

最後に、ニューノーマルに合わせた新しいオリンピック様式を模索するために、どのような対策が考えられるか、自由回答でアイデアを募った。

・「バーチャル技術を活用したネット空間での競技」(20代/会社員/宮城県)
・「臨機応変な対応。4年に一度という枠にこだわらなくても良いと思う」(30代/自営業・自由業/長野県)
・「地区予選の充実。決勝戦だけを“オリンピック大会”として開催する」(50代/会社員/神奈川県)
・「一都市開催では負担が大きすぎるから、競技ごとに数か国で開催して欲しい」(60代/自営業・自由業/栃木県)

以上のような回答が寄せられた。新型コロナウイルスの流行によってテレワークやオンライン通信ツールの利用が以前よりも浸透しつつある。時代の流れと共にIT技術が発達している今、オリンピックもオンライン化できないかといった意見も上がっているようだ。

<調査概要>
調査概要:「新しいオリンピック様式」に関する意識調査
調査期間:2021年5月21日(金)~2021年5月24日(月)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,023人(20代204人、30代207人、40代208人、50代204人、60代200人)
調査対象:全国の20代~60代男女
調査主体:ゼネラルリサーチ

出典元:ゼネラルリサーチ株式会社
https://general-research.co.jp/report35/

構成/こじへい

小学館ID登録&@DIMEログインでルンバi3+&Amazonギフト券が当たる

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年9月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「モバイルPCスタンドMAX」! 特集は「通勤自転車ベストバイ」、「Chromebook vs Surface」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。