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スマートホームなら移住や二拠点生活の課題を解決できる!「PARASOL-THE SURFSIDE VILLAGE ICHINOMIYA-」が提案する新しい住まい方

2021.06.19

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

日本有数のサーフィンの町・一宮で実現する、未来の住宅の新機軸

移住、二拠点生活といったニーズが高まる中で、新しい生活スタイルを提案する「PARASOL – THE SURFSIDE VILLAGE ICHINOMIYA-(パラソル ザ・サーフサイド・ヴィレッジ・イチノミヤ)」 (以下、PARASOL)が、日本有数のサーフタウンである千葉県一宮町に完成した。

PARASOLは、都心を中心にマンション開発の実績を持つインヴァランスが手掛けるプロジェクトで、カフェ、コワーキングスペースを有する「クラブハウス」、分譲住宅「レジデンス」、賃貸住宅「アパートメント」の3つの施設で構成。

コロナ以降、郊外での物件が人気を呼ぶ中、地方創生、働き方改革、ワークライフバランスといった社会課題から、テレワーク、IoT、移住、二拠点生活などの新たなキーワードとリンクした暮らし方の提案を行う。

〇クラブハウス

先行して2020年にオープン。居住者向けに、宅配荷物の発送・受取、クリーニングの取次などのコンシェルジュ機能を擁し、居住者以外でも使えるカフェとコワーキングスペースを併設している。

カフェは「Surf & Turf」と呼ばれる、シーフードとステーキの組み合わせた料理をメインに、地元で採れた海と山の素材を使った地産地消のメニューを提供する。ショップでは地元のアーティストとのコラボ商品も扱っている。

クラブハウス2階は、電源やオフィス周辺機器設備を整えたコワーキングスペース。予約不要、当日の申し込みで利用できる1日利用(2200円)の「コワーキングプラン」と、1か月単位での利用(4万4000円)「シェアオフィスプラン」がある。

PARASOLはサーフィンのメッカである九十九里浜に隣接していることから、移動や置き場所に苦労するロングボードを店舗敷地内で預かり保管する「サーフボードラック」も併設。月額4840円のスタンダート会員と、月額9680円のVIP会員の2プランを用意。ボード保管だけでなく、シャワー、更衣室、タオルの無料利用、カフェの割引等の特典もある。

〇レジデンス

分譲住宅は、特色の異なる「CUSTOM」「FLAT+」「PLAY」「LIVIN’」の4つのタイプを用意。「CUSTOM」は広々とした庭、使い方が自由のデッキスペース、フルオーダーメイドで住まいを作るPARASOL 最高級クラスのレジデンス。

「FLAT+」は、夫婦や単身向けの1LDK+ロフトスペース(下記画像)。「PLAY」は1階にガレージを併設した1LDK+ガレージスペースのタイプで、自由な発想、使い方次第で家の楽しみ方が広がる。「LIVIN’」は3LDKのファミリー向けで、CUSTOMを除く3タイプの中で最大有効スペースがある。

〇アパートメント

1Rまたは1K+テラススペースの賃貸アパートメント。施設内に併設するカフェやワークスペースを活用したニ拠点生活、週末や休暇に趣味を満喫するための別荘と、オーシャンサイドでの暮らしを実現するアパートタイプの賃貸物件。

PARASOLの住宅設計デザインを担当した、建築デザイナー・岩切剣一郎氏の解説による「ルームツアー」の動画はこちら。

インヴァランス 代表取締役・小暮学氏に聞く「日本におけるスマートホームの今後の展望」

PARASOLを手がけるインヴァランスは、開発から販売、管理まで包括的に行う不動産デペロッパー。同社が都内で手がけてきた物件では、スマートホームを積極的に推進し、2017年にはスマートライフ・プラットフォームを提供する子会社(当時)「アクセルラボ」を設立した。

PARASOLも全戸で、ホームオートメーションやセキュリティ機能を備えたデバイスを自由に組み合わせて連携させることのできる、アクセルラボが開発したプラットフォーム「Space Core(スペース・コア)」を使ったスマートホームを導入している。

インヴァランス 代表取締役、アクセルラボCEOである小暮学氏に、PARASOLの施設の特長、スマートホームの取り組みについて話を伺った。

――一宮町を選んだ理由について

一宮町は移住者が多い場所。サーフィンだけでなく、ゴルフ、乗馬やクライミングなどアクティビティも多く、最寄りの上総一ノ宮駅は通勤快速の始発駅で、東京まで1時間強で行けるアクセスの良さもあることから、20~30代の若い世代の移住者が多い。私自身もサーフィンをやっており縁もあって、PARASOLのすぐ近くにセカンドハウスを持った。

PARASOLの分譲は移住、セカンドハウスを目的としているが、別荘を検討する中でハードルとなるのが管理の問題。PARASOLではクラブハウスがコンシェルジュ機能を持ち、ネットで購入した商品の預かりや、クリーニング、部屋の掃除の取次など利便性を確保している。

週末しか使わない別荘ではごみ出しも悩みだが、PARASOLでは施設内にごみ集積場を作ることで解決。一から分譲で別荘を作って、地元になじむというのはなかなか難しいが、ここはひとつのビレッジにすることで、別荘取得のハードルをできるだけ低くしている。

――PARASOLでは分譲、賃貸のすべてにスマートホームを導入している

空気の入れ替えや、セキュリティといった別荘管理の問題を解決するには、スマートホームが最適のシステムといえる。

ひとつのアプリで複数のデバイス操作が可能になるスマートホームは、住む人にとってさまざまなメリットがあり、不動産価値を下げない重要なポイントにもなる。スマートホームというテクノロジーを導入することで、従来は利便性が低かったり、住宅の管理が難しかったような土地でも、快適な生活を実現することができる。

PARASOLもデバイス+センシングの機能があるスマートホームだからこそ実現できたプロジェクト。海沿いの住宅は塩害や湿度の問題があり、絶えず空調を効かせておく必要があるが、環境センサーで温度、湿度をセンシングして、湿度が60%以上になったらエアコンの除湿を入れるなど、住宅にいなくても室内環境を管理できる。

部屋に設置している360度回転のカメラは遠隔操作でき室内の見渡し可能で、ドアや窓の開閉をセンサーで探知し異常があったときは知らせてくれる。セキュリティに関してもスマートホームの強みが発揮できる。

――早い時期からスマートホームを導入してきた、インヴァランス・アクセルラボの取り組みについて

インヴァランスで初めてスマートホームを作ったのは4年前の大田区の新築分譲の物件。そこからスマートホーム事業に特化させるため設立したアクセルラボで、日本のスマートホームのデファクトスタンダードになろうと活動している。物件は年間で1000室ほどリリースしているが、インヴァランスの分譲、賃貸物件はすべてをスマートホーム化し、「スペース・コア」アプリを導入している。

家の中にあるハードの進化はほぼ止まっている状況であり、家の中にプラットフォームが入ることで、さまざまな家電、センシングをつなぎ、家のUI(ユーザーインターフェース=ユーザーの目に触れたり、使ったりする部分)、UX(ユーザーエクスペリエンス=ユーザーが製品やサービスを通して得られる体験)が向上する。最終的には家にあるスイッチは一切押さずに、自動で動かして生活できるところを目指している。

私たちはシステムインテグレーションでUXを作っており、デバイスを作らないのが強み。開発に時間をかけてデバイスを作るより、世界中で使われているデバイスを集積してUXを高める。デバイスは世界中の多くのメーカーが作っており、性能には大差はないので、後付けできるデバイスをうまく組み合わせて、どう生活に反映させるかが大事だと考えている。

朝起きたら電気をつけなくてもカーテンだけ開ければ明るいし、真夏の気温が高い日だったら、カーテン閉めてエアコンを稼働させた方が効率よく温度が下がる。エアコンだけつける、カギだけ管理するというだけではUXはなかなか高まらない。デバイス数が増えれば増えるほど人々のUX、満足度が高まる。PARASOL分譲住宅のデバイスは、スマートロック、ネイチャーパッド、環境センサー、モーションセンサーなど15種類を使っている。

――スマートホーム普及率が低い日本で今後の展望は?

アメリカのスマートホーム事業はかなり進んでいて、コネクテッド型住宅は700万世帯が毎年リリースされている。日本では普及率はまだ一桁台の状況だが、今後5年で一気に広がるのではないかと予想している。

理由のひとつが環境整備の改善。今では標準となった温水洗浄便座も、最初の10年はなかなか伸びなかった。トイレ内にコンセントが付くようになってから一気に広がり、いわゆるキャズムと呼ばれる、16%を超えるまで12年ほど要した。

10年ほど前から出始めたスマートホームも、ここ数年で家の中のWi-Fi環境が当たり前になりつつあり、支障となっていた通信インフラ改善されてきている。こうした状況が後押しとなりこの数年でキャズムを超えるのではないか。

【AJの読み】空調管理やセキュリティ面の課題をスマートホームで解決

PARASOLの購入者は都内在住者が多いとのことで、取材時は募集を始めて2週間程度だったが、賃貸物件はすでに入居が始まっており、5月の連休から募集を始めた分譲も購入が決まり始めているという。セカンドハウスを探している、出社が少なくなったので移住を考えているという人からの問い合わせが多く、問い合わせの3割がサーファーとのこと。

「私もそうだが、若いころサーフィンをやっていて、仕事が忙しくなり中断していたものの、40代になって少しゆとりが出てまた始めるというパターンで、購入者もそういった方が多い。ゴルフのように余裕のある層がサーフィンで一宮町を訪れているのではないか」(小暮氏)

スマートホームの導入により、空調管理やセキュリティ面といった別荘管理の課題をクリアしているのもPARASOLの大きな特長。スマートホーム導入戸数が1万8000 戸を突破している「本当に使えるスマートホーム」を持つインヴァランスの強みが、PARASOLの住居で実現している。

「海の町」一宮町は、別荘地、通勤圏居住地として注目が高く、マリンレジャーで多くの観光客も訪れるエリア。PARASOLのクラブハウスはカフェとして自由に利用できるので、近くに来たら立ち寄って雰囲気を味わうのも良いかもしれない。ちなみにカフェの人気メニューは「テリヤキエッグチーズバーガー」とのことで、訪れた際はぜひお試しを。

文/阿部純子

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