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アストンマーティンによって選ばれた軽量なグレード5のチタンで作られたジラール・ペルゴの機械式腕時計「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン」

2021.06.05

「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」

今年初頭に発表された、ジラール・ペルゴとアストンマーティンのパートナーシップから、初めて生まれた時計が公開された。「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション」は、ジラール・ペルゴの時計製造に関する知見と、アストンマーティンのラグジュアリーとパフォーマンスに関する独自の知識とが融合されている。

どちらのブランドも、洗練されたクラフトマンシップへの情熱を示しており、共同作業を通じて、デザイン、素材、テクノロジーの理解を共有してきた。この最新モデルは、19世紀以来羨望の的となってきたスリー・ブリッジの懐中時計に対し、ストラップをはじめとする細かいディテールに至るまで、明確に現代的な形でオマージュされている。

ストラップには世界初の機能が採用されており、ブラックのカーフレザーに、ホワイトゴールドを使用した革新的なラバーインサートが組み合わせられている。これは、過去のアストンマーティンのレーシングカーの理念を連想させることを意図したもの。

ジラール・ペルゴの伝統を受け継ぐこのモデルは、目の肥えた人々をも喜ばせられるよう、プロポーションとシェイプが巧みに工夫されている。

スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディションの44mmケースは、アストンマーティンによって選ばれた軽量かつ、アレルギーを起こしにくい丈夫な合金であるグレード5のチタンでできている。

ブラック DLC(ダイヤモンド ライクカーボン)コーティングを施すことで、ステルス性の高い外観となっている。興味深いことに、チタン鉱は、ジラール・ペルゴが創業したのと同じ1791年、アストンマーティンの故郷であるイギリスにおいて、イギリスの聖職者ウイリアム・グレガーによって発見された。

サファイアクリスタル「ボックス」が前面と背面に採用され、同軸照明によってケース内部を照らすことで視認性を高めている。ムーブメントは地板が排され、2枚のサファイアクリスタルガラスに挟まれることで、空中に浮いているように見える。文字盤全体に広がるジラール・ペルゴを象徴するスリー・ブリッジは、ブラックPVD(物理的蒸着法)処理を施したチタン製で、角がポリッシュ仕上げされている。

こうした設計により、空気のように軽やかな印象となっており、通常は視界から隠されているムーブメントの部品も眺められ、息をのむような美しさ。ジラール・ペルゴには、見えないものを見えるようにする長い伝統があるが、この例では、従来の枠を超えて冒険に挑み、ケースの中でムーブメントが空中浮揚しているかのような時計となっている。

これはムーブメントを切り詰めることで実現され、地板が消えたように見えることから、ケースの内部でムーブメントが浮かんでいるような錯覚が得られる。こうした独特な特徴から、「フライング ブリッジ」という名称が与えられた。

文字盤の下側に配置されたトゥールビヨンケージは、19世紀にさかのぼるジラール・ペルゴのすべてのトゥールビヨンに見られる、特徴的な「竪琴(リラ)」の形をしている。ケージに取り付けられたブルーの針は、秒を示す。トゥールビヨンケージは直径わずか10mmで、79個の部品でできているにもかかわらず、重さは合計0.25グラムしかない。この驚くほど小さな数字が、エネルギーの消費の抑制に役立っている。

12時位置に配された香箱にはスケルトン加工が施され、主ゼンマイの一部を眺めることができる。香箱の下に取り付けられたホワイトゴールド製マイクロローターが主ゼンマイを動かしており、多くの自動巻き時計とは異なり、これによってムーブメントの眺めが妨げられることがない。

マイクロローターの垂直の側面には、自動車メーカーの名前が刻印され、ここにはホワイトの蓄光塗料が塗布され、暗い場所だと青く見える。同様に、インデックスと針にもホワイトの蓄光塗料が塗布され、やはり暗闇では青い光を放つ。

ジラール・ペルゴの CEO、パトリック・プルニエ氏は語る。

「私たちはアストンマーティンとパートナーを組み、間違いなく私たちの最も象徴的な時計を彼らのチームに預け、高級時計の斬新な視点を提供することができ、嬉しく思っております。通常、私たちが他の人々との共同作業によってスリー・ブリッジに新しい解釈を加えるということは、ほとんどありません。しかし、デザインに関するアストンマーティンの優れた能力を踏まえ、今回は例外としました。

アストンマーティン車のデザインを見ると、特徴的なフロントグリルに気づきます。これは、1950年代後半のDB Mark IIIで初めて登場したものです。同様に、アストンマーティンの現代のモデルに見られるスクープやサイドストレークは、空気力学を改善するための機能的な要素ですが、これによって車の全体的な外観も豊かなものとなっています。

ジラール・ペルゴも、これと同じような哲学を共有しています。例えば、今や伝説と化しているスリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨンを1867年に発表したとき、ジラール・ペルゴはこの3つの機能的な部品を魅力的な美しい特徴へと変化させました。こうして示されたアプローチを、現在でも私たちは採用し続けています。最後に、この最新のパートナーシップにより、ジラール・ペルゴの230年の歴史に新しい魅力的な章が加わることになります。」

また、アストンマーティンの執行副社長兼チーフ クリエイティブ オフィサーのマレック・ライヒマン氏は、こう語る。

「この新しい時計のデザインで私たちが直面した最大の課題は、ご想像の通り、スケールの問題でした。私たちは、自動車デザインの分野で、これまでよりもはるかに小さな規模で、線とプロポーションを考慮しなければなりませんでした。とはいえ、良いデザインは良いデザインであり、時計であれ車であれ、その原則は変わりません。完成した時計にはとても満足していますし、このコラボレーションが素晴らしい美しさを持つ時計を生み出したので、このプロジェクトに取り組んでくださった皆さんを祝福致します。」

18本限定生産のスリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン - アストンマーティン エディションは、世界各国のジラール・ペルゴ正規販売店で即日販売開始される。

ジラール・ペルゴについて:

1791 年創業のジラール・ペルゴは、今なお活動を続けている高級時計マニュファクチュールとしては最古の部類に属し、目の肥えた人々から高い評価を得ている。今年、このブランドは創立230周年を迎え、時計製造技術にお墨付きが与えられた格好となる。ジラール・ペルゴの歴史を彩る比類ない作品の数々は、美しさと機能性を巧みに融合している。

例えば、羨望の的となっている 1975 年生まれのロレアートや、ブリッジを単なる技術的な要素から時計に不可欠な一部に変えることで「見えないもの」を見えるようにした時計界初の伝説の「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」など。時計の革新の先導者としてのジラール・ペルゴの地位は、何百という取得済みの特許や、数々の賞を受賞した歴史によって裏づけられている。

ジラール・ペルゴは、必要な時計の全技法を習得し、無視しえない正統派の雰囲気を時計に与えることで、2世紀以上にわたってマニュファクチュールとしての地位を守ってきた、数少ない時計メーカーのひとつ。ジラール・ペルゴは伝統を尊重しながらも、たえず未来を見据えており、新技術と最先端素材を採用しながら、定番の形に新風を吹き込んでいる。

ジラール・ペルゴは、ラグジュアリー アパレルにおいて世界をリードするケリング グループの一員。

技術仕様

スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディション
リファレンス:99296-21-001-BA6A
シリアルナンバー付き18本限定生産
国際価格:12万9,100スイスフラン/9万3,900英国ポンド/14万6,000米ドル

ケース
素材:グレード 5 のチタン製、ブラック DLC(ダイヤモンド ライクカーボン)処理
直径:44.00mm
厚さ:15.52mm
風防:無反射加工サファイアクリスタル「ボックス」
裏蓋:サファイアクリスタル「ボックス」
文字盤:文字盤なし – ブラックPVDのブリッジ
針:「ドーフィン」型スケルトン仕上げ、「ブラックゴールド」加工のソリッドゴールド、蓄光塗料付き
防水:30m(3ATM)

ムーブメント
リファレンス:GP09400-1683
機械式自動巻きムーブメント
直径:42.00mm
厚さ:9.45mm
振動数:21,600振動/時(3Hz)
部品数:260
石数:27
パワーリザーブ:約60時間
機能:トゥールビヨン、時、分、トゥールビヨンケージ上にスモールセコンド

トゥールビヨン
79個の部品から成るトゥールビヨン ケージ、重量はわずか0.250グラム

ストラップ
素材:ラバー調アリゲーターストラップ
バックル:トリプルフォールディングバックル、グレード5のチタン製、ブラックDLC処理

このウォッチには、世界初の素材であるラバー合金(ホワイトゴールドを注入したラバー)インサートを用いたブラック カーフレザーストラップが無料で付属。

関連情報:https://www.astonmartin.com

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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