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塵も積もれば山となる!おつりでコツコツ投資ができるアプリ3選

2021.06.03

最近、最新の金融技術「フィンテック」を使った投資サービスが増えている。AIが資産運用をするロボアドサービス、家計簿アプリなどをはじめ、初心者で金融知識がない人でも資産運用ができる時代になってきている。今回は、そのフィンテックを使ったサービスでおつりを運用するサービスを紹介する。

おつりで投資するとは?

おつりで投資するとは、文字通り買物などで支払ったときに出るおつりで投資するものだ。

昔からあるのがおつり貯金でおつりを貯金箱や空き瓶に貯めていくというもので、毎月○円と決めて貯めるのは難しいがおつりを貯金箱に入れるだけなら無理なく続けられるのがメリットだ。そして、貯めたものを銀行に預けてみると思ったより大きな金額が貯まってうれしいという楽しみもある。

おつりで投資は、フィンテックを使ったサービスであるので、貯金箱に貯めるおつりで投資するわけではない。

家計簿アプリ等を使って、日々の支払で出るおつりを自動的に投資に回すというものだ。

また、家計簿アプリ自体も自分で入力するのでは煩雑で続かないかもしれないが、クレジットカードやQRコード決済などの情報を登録しておけば自動で入力してくれるので手間がない。ただ、現金で支払った分のおつりも投資する場合はなお手入力が必要となる。

アプリでおつりを把握して、そのおつりを投資に回すのだが具体的にはどのような流れになるのだろう。

まず、おつり設定を「1,000円」「500円」「100円」のいずれかを選んで設定する。

例えば、おつり設定を1,000円で設定しておくと1,000円札を出して支払ったと想定しておつりを計算する。490円の買物をするとおつりの510円を投資に回す。おつり設定が500円ならばこの場合10円がおつりとなる。少額が良い場合はおつり設定を100円にしておく。

このおつりはおつりが出たら都度投資されるわけではなく、このおつりの金額をひと月分にしてまとめて口座から引き落として投資信託などに投資する。

すなはち、毎日510円のおつりが発生したら翌月15,300円の引落し、毎日10円なら翌月300円の引落しされ、その金額で投資信託等の金融商品を購入する。

投資信託は株式や債券などをパックにしたもので、好きな金額を指定して購入することができる。中身の銘柄や運用はプロの運用投資家であるファンドマネージャーが行う。このような商品性から、初心者の方でも投資をしやすい商品で、長期の資産形成に最適だ。一方で、プロが運用しているといっても、中身が株式などで運用されていることから元本保証はなく、価格が常に変動する。投資は安く買って高く売れば利益を上げられるが、どこが安いか予想するのは難しい。そこで、買うときの買付金額をならすため(安くなるよう)に少額で定期的に長期で購入することが、初心者でも損をせずに利益を得られる方法だ。おつり投資はこのように少額で定期的に購入していくことからも、資産運用として有効だ。

主なおつり投資できるアプリ

おつり投資はスマホアプリで行う。主に以下の通りで、スマホアプリをダウンロードして、口座を開設すると始めることができる。

■トラノコ

家計簿アプリ「Money Forward」「MoneyTree」「Zaim」のいずれかと連携させておつりを把握する。

おつりを5円から1円刻みで投資できる。

投資先は、世界の株式、債券、REIT(不動産)などのETF(上場投資信託)で運用する3種類の運用スタイル(安定重視、バランス重視、リターン重視)から選ぶ。nanacoポイントやANAマイルなどのポイントからの投資も可能。

みずほ、大垣共立銀行、ドコモ口座との連携で手数料が割引される。

毎月定額で300円の手数料がかかり、投資額が少額なほど割高なコストとなる。

■マメタス

おつりをロボアド運用第1位のウェルスナビで運用できるサービスだ。ロボアドとは、顧客がいくつかの質問に答えてAIが顧客の投資意向や適合性を判断し適した運用方法や運用資産を選択し、自動で運用してくれるサービスで、手間がかからず資産形成できることから若い世代を中心に預かり資産が伸びている。

マメタスはおつりが1万円に達しないと投資がスタートしないため、ある程度のおつりが必要だ。3ヶ月まで繰越しできるが、それ以上になるとリセットされる。

■dカードおつり積立

おつりをロボアド大手THEO+で運用できるサービスだ。dカードおつり積立は、「ドコモ携帯回線」「本人名義のdカード」が必要だ。

おつり投資のデメリット

おつり投資は、毎月一定金額を貯めていくのが苦手な人に最適だ。昔ながらのおつり貯金と同様にいつの間にかこんなに貯まっていたということが期待できる。

しかし、本当に資産形成をするのであれば毎月一定金額を投資に回すことが必要だろう。

例えば、おつりが毎日510円発生したとすると毎月15,300円の投資となる。これを3%の利回りで10年運用すると2,138,044万円となる。一方、毎月3万円積み立てて3%の利回りで10年運用すると4,192,243円となる。20代のような若い世代であれば30代に結婚や住宅購入資金が必要になる可能性があることから、毎月2万円~3万円を積み立てておきたい。30代以降であれば教育資金や老後資金などで毎月3万円~積み立てていくのがおすすめだ。

また、おつりでの投資は毎月の投資金額が一定にならない。毎月いくら引き落とされるか決まっていないため、思ったよりも大きい金額となる可能性もある(おつりの項目ごとにやめることは可能)。

そして、一定金額ではないことで毎月の積立で買付単価を下げていくというドルコスト平均法の効果が薄れる。

毎月長期で少額積立していくこと自体は買付時期を分散させ高値掴みを防ぐことができる点で資産運用に有効な方法だが、一定金額であればさらにその効果は高い。一定金額で投資していくことで、価格が高いときには少ない口数しか買えず、価格が安いときはたくさんの口数を買うことになり自ずと買付単価が下がっていく。これをドルコスト平均法という。

そのため、ドルコスト法でできるだけ損をするリスクを抑えながら利益を上げるためには、一定金額での毎月投資が最も有効だ。おつりだと一定金額にはどうしてもならない。

さらに、現在非課税で投資できるNISA口座制度があるが、おつり投資ではNISA口座での投資ができない。大きな利益となれば利益に対して20.315%の税金がかかるため、運用するならNISA口座で非課税になるように投資するのがおすすめだ。

例えば、先ほどの例で毎日510円のおつりが発生し、毎月15,300円の投資を運用利回り3%で10年間行うと運用利益は302,044円となり税金は約6万円かかる。

NISA口座のうちつみたてNISA口座での運用であれば、新規投資額年間40万円、20年間まで非課税となり、この6万円の税金はかからない。

おつり投資は、投資を始めたことがない人や計画的に積立できない人がまず第1歩踏み出す方法としては最適だが、慣れてきたら本格的に毎月一定金額を積み立てていく投資を始めてみることを考えてほしい。

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文/大堀貴子
フリーライターとしてマネージャンルの記事を得意とする。おおほりFP事務所代表、CFP認定者、第Ⅰ種証券外務員。

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