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ハンドボール日本代表主将・土井レミイ杏利選手のリーダーシップを支えるコミュニケーション力とテクノロジー

2021.07.04

世界大会の好成績が話題となり、今後の活躍を期待されているのが、ハンドボール日本代表だ。そんなチーム躍進の原動力になった土井レミイ杏利主将の組織をまとめる対話術とともに、愛用するシューズのテクノロジーに迫る。

チームを一丸にした土井選手の新しい試み

 今年1月に行なわれた世界選手権で24年ぶりに1次リーグを突破し、東京五輪開催を前に活況を呈している男子ハンドボール界。代表の主将を務めるのが、人気Tik Tokerのレミたんとして200万人以上のフォロワーを持つ土井レミイ杏利選手だ。30年間五輪から遠ざかるなど、苦しんでいたハンドボール男子代表の躍進には、土井選手の統率力が大きかった。

 飛躍の1年の裏側で、土井選手は自身のケガと闘っていたという。足首のアキレス腱や三角靭帯、肋軟骨を痛め、満身創痍の状態だった。

 31歳になった現在、フィジカルコンディションのケアに対して、より慎重になってきているという。

「寝る前などを含めて1日に合計で30分から1時間くらいケアする時間を取らないと、体を動かすのも大変になってきました」

 一方、これまでの経験の積み重ねから視野を広げることに注力。代表主将としてチームをまとめ、相手に立ち向かうことに心を砕いてきた。

「例えば世界選手権以降、試合前には全員でハイタッチをして、そこからハグをするように背中をバンと叩くというルーティンを取り入れました」

 本来、国際大会ならコート上でベンチ外の選手やスタッフともハイタッチなどができるもの。しかし今年1月の世界選手権における大会規則ではそれが許されなかった。そのため、2次ラウンドの最終戦となったバーレーン戦ではコートに向かう前の更衣室を出たタイミングに全員でハイタッチなどを実施。その効果は試合にも表われ、ハンドボール日本代表のシグルドソン監督が「この試合の前半はこれまでで一番だった」と称賛するほどの戦いぶりで最終戦を終えた。

声をかける〝技術〟にも土井選手のこだわりがある

 ハンドボール日本代表の主将を任されて以降、土井選手はチームをまとめる方法を本などから学んだという。中でも、声のかけ方については〝伝える力が大切〟と気を使う。

「言葉選び、声のトーン、タイミングが大事な要素。話しかける際には必ず考えるようにしています。声をかけるうえで念頭に置いているのが〝軌道修正〟ですね。試合に臨む全員の姿勢やメンタルを逐一想像し、引き締めるべき時は引き締めてチームを正しい方向へ導く。調子の悪い選手には相手の声を聞いたり様子を見たりしながら『こうしてみたら』と提案しています」

 世界選手権の1次リーグを突破した翌日以降、その快挙はメディアやSNSなどで盛んに取り上げられた。そのことによって、2次リーグを前にチーム全体の気が緩んでしまったことを、土井選手は反省材料として考えている。

「チーム内に緩みのようなものを感じたので、2次リーグ戦の試合直前には『ここに来る前に俺たちが立てた目標は1次リーグの突破ではなくベスト12以上だろ!? もう一度全力で行こう』と声をかけました」

 しかし、いきなり気持ちを切り替えられるのは難しく、チームは思うような試合結果を残せなかった。

「試合直前ではなく、前日に言えばよかったと後悔しています。チーム内の緩みなどを察したり想像できたりした際には、なるべく早めに声をかけるべきでしょうね。いい勉強になりました」

 なお、声をかけるにしても、普段からひたむきに取り組む姿勢を見せることが重要だと土井選手は話す。

「どれだけ正論でも〝コイツの話を聞きたくない〟と思われたら、話を聞き入れてもらえませんから」

土井レミイ杏利選手

ハンドボール日本代表 主将
土井レミイ杏利選手
1989年パリ生まれ、千葉県育ち。日本体育大でプレー後、膝のケガで現役引退。語学留学中のフランスでケガが癒えて復帰し、同国リーグのオールスターに出場するなど2019年シーズンまでの6季にわたり活躍した。現在は大崎電気に所属。身長180cm、体重80kg。

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