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ペットの噛み癖どうしてる?獣医師が対策をアドバイス

2021.05.28

ペットメディカルサポート「ペット(犬と猫)の噛み癖」についての調査

飼い主にとってペットとの触れ合いは至福の時間。しかし、噛み癖があると近づくのも億劫になるから困りものだ。

ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポートではこのほど、同社ペット保険「PS保険」の契約者393名を対象にした、「ペット(犬と猫)の噛み癖」についての調査を実施した。

また、日本獣医動物行動研究会の獣医行動診療科認定医、奥田順之氏より調査結果に関するコメントも寄せられた。

■回答者情報

今回の調査では、女性の回答者が全体の68%を占め、男性の倍以上の割合だった。

男性は40代が最も多く、30代~50代の年代に関しては男女共に全体の約8割を占めた。しかし、20代を見ると、女性が10%であるのに対し、同じ年代の男性は2%となり、また60代になると男性が13%であるのに対し、同じ年代の女性は4%と、傾向が逆転するという結果になった。

犬猫共に若い年齢、特に1歳未満の加入率が高く、大半を占める。猫は、ほぼ加齢とともに減少傾向となるが、犬の場合は、3歳で減少するものの、4歳以降は減少することなく一定の割合で加入し、8歳で10%と上位3位の加入率という結果となった。

※PS保険の新規加入年齢とは……PS保険の新規加入年齢は、補償開始時点で生後30日以上、8歳11か月までであるため、集計結果もその範囲となる

ペットの噛み癖に悩むと回答した方の割合は?

「ペットの噛み癖に悩んでいますか」という問いに、犬・猫を飼っている回答者共に「悩んでいない」という回答が最も多く、全体の5割弱を占めた。「どちらかと言えば悩んでいない」「どちらとも言えない」という回答では、犬と猫を飼っている回答者で割合が入れ替わっているが、それ以外はおおよそ同じような傾向となった。

次に、ペットの噛み癖に「悩んでいる」「どちらとも言えない」「悩んでいない」の3つに大別すると、犬を飼っている回答者のほうが、猫を飼っている回答者に比べて「悩んでいない」割合が大きいという結果になった。

さらに、非常に悩んでいる・悩んでいると回答した方のペットを年齢別に見てみると、犬猫共に1歳未満が6割以上を占めた。これは、回答対象となる1歳未満の犬の割合が全体の39%、猫が52%と多いことも関係していると思われる。

■獣医師コメント

犬猫共に、噛む行動は、子犬・子猫の時期に特に発生しやすいものです。子犬・子猫では遊び欲求が強く、遊びに誘ったり、関心を引いたりするために飼い主を噛むことがよくあります。また、触られることやブラッシングが苦手で噛むこともあります。

一方、年齢とともに活動性が低下したり、飼い主が噛んではいけないと繰り返し教えたりすることで、噛むことが減少していきます。

しかし、子犬・子猫の時期に、「噛んだらもっと遊んでもらえる、関心を引ける」、あるいは、「噛めば、ブラッシングのような嫌なことから逃れられる」と覚えてしまうと、成長しても噛む行動が残ることがあります。そのため、頻繁に噛む行動が見られる場合は、1歳までに噛んではいけないとしっかり教えていくことが大切です。

噛み癖の原因として考えられるものは?

ペットの噛み癖の原因として、犬も猫も「遊びの延長(犬:27%、猫:37%)」「構ってほしい(犬:27%、猫:28%)」「甘噛み(犬:18%、猫:14%)」が上位3位を占めた。

しかし、犬を飼っている回答者が考える噛み癖の原因「不安や恐怖(5%)」「好奇心(4%)」「縄張り意識(4%)」が、猫の場合にはまったく見られず、「遊びの延長(37%)」が突出した結果となった。

■獣医師コメント

1歳未満の子犬・子猫で噛む行動が突出して多かったわけですが、若齢であればあるほど、遊びの延長や構ってほしいという理由から噛むことが多くなります。

年齢が上がっても噛む場合、主な原因は、不安や恐怖、縄張り意識、やめてほしいといった嫌なことを避けるための攻撃です。しかし、それに気付かず、飼い主が「構ってほしい」「遊びの延長」ととらえてしまうと、早期の対応ができなくなり、噛みつきを悪化させることがあります。

噛みつきの本当に原因に向き合い、噛みつきが発生しないような生活を送れるようにしましょう。

ペットの噛み癖の相談相手は?

ペットの噛み癖の相談相手として、犬を飼っている回答者の場合は、「家族(38%)」が最も多く、猫の場合は、インターネットの「書き込みサイト(33%)」が最も多いという結果になった。

続いて、犬を飼っている回答者は、「書き込みサイト(21%)」「知人・友人(18%)」となりますが、猫の場合は「家族(28%)」「獣医師(21%)」と続き、明らかな違いが見て取れる。

また、犬には、しつけやトレーニングを行う教室の存在が知られており、相談相手として「トレーナー(11%)」を挙げる方が「獣医師(12%)」の割合に迫っている。

しかし、猫の場合は「トレーナー(2%)」という結果であり、背景として猫のしつけ教室は犬のそれほど多くないことが考えられる。

■獣医師コメント

犬猫の噛みつきは、その原因によって対応法が大きく異なります。誤った対処は、かえって噛みつきを悪化させることになります。噛みつきの悩みを知人や友人に相談すれば、いろいろなアドバイスが得られるでしょう。

しかし、それは彼らの経験だけに基づくものかもしれませんし、必ずしも噛みつきの原因を考えた対応とは限りません。悩みを共有することは大切なことですが、なかなか良くならないのであれば、悪化させる前に経験豊富なトレーナーや、行動学を専門にする獣医師に相談するといいでしょう。

ペットの噛み癖対策

「噛み癖対策としてどんなことを実践していますか」という質問に対しては、犬猫共に「おもちゃを与える(犬:25%、猫:34%)」が最も多い結果になった。2位以降についてはそれぞれ順位が異なるが、「無視する(犬:23%、猫:12%)」「大きな声を出す(犬:18%、猫:19%)」「ストレスを発散させる(犬:13%、猫:15%)」が続き、1位の「おもちゃを与える」を合わせて全体の約8割を占めた。

かわいいペットでも、噛まれると痛く、思わず「大きな声を出す」が、犬猫共に2割弱という結果となったが、噛み癖を治すという観点からどうなのだろうか?

■獣医師コメント

「噛んだらおもちゃを与える」という方法によって、その場の噛みつきは収まるかもしれません。しかし、犬猫は「噛めば遊んでもらえる」と学習し、噛む行動を増やします。

犬猫の噛む行動が関心を引くための場合、「無視する」という対応も注意が必要です。犬猫は、噛んでいるのに無視されると、徐々に強く噛むようになります。思わず「痛い」と反応してしまうと、犬猫は「弱く噛んだら無視されるけど、強くかめば関心を引ける」と学習するからです。

「大きな声を出す」対応は、それでやめる子もいれば、余計に興奮する子や怖がってしまう子もいます。いずれの場合も、噛まれている原因に目を向け、そもそも噛ませないことが大切です。それにはしっかり遊んであげたり、散歩に行ったりして、十分に欲求を満たしてあげてください。あまり興奮性が高い場合は、ケージから出す際にリードを付けるといった対応も必要でしょう。

※天罰式のしつけ……ペットがいけないことをした場合、天が罰を与えたかのように、大きな音が鳴る、物が落ちるなど、ペットにとって不快なことを起こし、しないよう条件付けること。

<調査概要>
調査概要:ペットの噛み癖
調査対象:当社の保険契約者で補償開始が2020年12月の方
有効回答数:393名
調査期間:2021年2月19日~2021年2月28日
調査方法:インターネットアンケート
※各グラフ、表組の割合は、小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。

出典元:ペットメディカルサポート株式会社
https://pshoken.co.jp/

構成/こじへい

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